転生王子と運命の恋は終わらない

tensei ouji to unmei no koi wa owaranai

転生王子と運命の恋は終わらない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
0%
著者
ナツ之えだまめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344849884

あらすじ

税理士の松岡が世界で一番可愛がっていた妹が結婚。そんな時、海外帰りの医者となった高校の同級生・久遠寺と突然の再会。高校時代フッた相手なのに性懲りもなくまたやってきて……と厄介に思う松岡だったけど、久遠寺は「前世で王子だった。そこでぼくと松岡は恋仲だったんだ」ーー久遠寺が王子・アスラン、松岡が魔法使い・ヨナーシュだ、などと驚きの話をする。松岡は動揺しつつも、残念なイケメン(=久遠寺)が心配になってデートをしたり同居を始めたり。やがて久遠寺に恋ごころを自覚していく松岡だけど、そもそも前世って一体ーー! ?

表題作転生王子と運命の恋は終わらない

久遠寺宗昭,医者,32歳/アスラン・ド・オルレリア,オルレリア国の第4王子
松岡一生,税理士,32歳/大魔法使いスヴェトラの弟子・ヨナ―シュ・ヨナ―シュ

その他の収録作品

  • 愛していると言ってくれ
  • あとがき

レビュー投稿数4

先生買い。ほんとに転生していてセツなかったです、もっとコメディよりかと思ってたので想定外でした。本編240P弱+番外編10P超+あとがき。えだまめ先生テイストだなあ。転生話が好きな方、強情っぱりな受けが好きな方によいかも。

無事妹が結婚したその日に、高校時代にしつこく言い寄られた男(=キラキラ系王子)に再会した松岡。手ひどく振って高校時代から何年も会っていなかったのに、「まだ付き合っている」「前世の記憶を取り戻した」などと言い始め、ボルチモアで話しかけられたというぬいぐるみを持ち出し・・・とかなりドン引きする冒頭。

攻め受け以外の登場人物は
アスラン(攻め前世)、ヨナーシュ(受け前世)、スヴェトラ(ヨナーシュの師匠)、美里(受け妹)、平井(高校時代の友人)、斎藤、橋本(受け勤務先関係者)、リーリャ(アスランの婚約者)ぐらいかな。

++攻め受けについて

攻めは最初っから最後までずー-っと受け一筋、1ミリもぶれません。高校時代にいったん離れた理由も受けを思う故。どっかおかしいよなと思う思考回路もありますが、なんせキラキラ王子、全部けちらしちゃうw受けも心の底では好きで好きでしょうがないのでずっとキラキラして見える。わかりやすいです。

受けがねえ。諸般の事情によりややこしい。ずっと強情張ってます。だから強がり言い続けるタイプ、かわいくなくても大丈夫な方でしたら好きなのではないでしょうか。お仕事が税理士さんなのですごくきちんとしてそうだし倹約家って感じがすごーくしました。

お話自体は「ああそうきたか!」というところがあって、ちょっと胸が痛くなったんですけど、二人の頑張りで何とかするというもの。いたいけなリーリャだけ可哀想なのですが、今度はきっと幸せいっぱいになるはずなので、めでたしめでたしと考えたいです。転生話が好きな方だったらきっともっと評価高いんじゃないかなあ。最初のドン引き展開と表紙のポップな感じからは少し印象が違ったお話でした。

0

受のいじっぱり具合が合いませんでした

このレーベルのナツ之えだまめ先生の作品は必ずと言っていいほど購入しています。
今回もとても楽しみにしていました。

昨年9月に発売された「富豪とお試し婚なのに恋寸前です」のように、コミカルな要素があったし切なさもあったのですが、私的には前作ほど萌えられませんでした。

個人的に久遠寺の前世の記憶の割合が多くて、どちらに主軸を置いて読んで良いのか戸惑ってしまったんです。あとがきで先生が本当はもっとあったのを減らしたと書いてありました。減らして良かったと思いますが、どうせなら前世パートはちょこちょこ出すよりは纏めて欲しかったと思いました。

そして、松岡が久遠寺をあれ程まで拒絶する理由は後半に種明かしがされていたのですが、それまでは分からなかったので彼の思考や言動が好きになれませんでした。

松岡が異常なまでに大事にする妹の正体は何となく気がつくのですが、やはり思った通りというか…それで感動も薄れてしまいました。

ナツ之先生の作品はハマる時はハマるのですが、今作はちょっと違いました。残念でした。

ただ鈴倉温先生のイラストはとても素敵でした。

1

コミカルだけど切なくてキューッとくる(;///;)

評価は神寄りです(∩´///`∩)
テンポ良くて面白く、時にはグッと切なく、萌えた!

全体的には表紙通りのラブコメ感があふれてます。

冒頭で受けが攻めと再会した際は
"よし、全力で逃げよう"と気合いを入れる滑り出しw
攻めが前世の記憶をキラキラと語る姿に対しドン引きし、
愛が重い攻め×逃げる受けの舌戦が面白いッヾ(*´∀`*)ノ

それがも~~~既に切ない伏線になっているとは…。

個人的に最近は重めなお話から足が遠のいてて、
(でも切ないのはすごく読みたいジレンマ)
コミカルなのに切なく・明るいのに深掘りすると重い
ーーーという塩梅が読みやすくて良かったです。


さて。お話は、
『愛が重い王子様攻め×必死で逃げる庶民受け』
何もかも完璧な王子様に愛されてしまった受け視点のドタバタ劇で始まります。

攻め:久遠寺
美形でお金もステータスも持ってるお人。
外見も内面もキラキラ輝く王子様のようです。

受け:松岡
大切な妹に人生を捧げているような苦労人。
ぶっきらぼうな接し方をするけれど根は優しい人です。

高校時代に出会った彼等ですが
久遠寺のヤバさを感じた松岡は酷い言葉を投げます。
"わかった"と了承した久遠寺は松岡の前から消えました。

それから10数年。
再会した久遠寺のヤバさはますます拍車がかかり、
松岡は再会した瞬間から"逃げなきゃ"と肌で感じてて。

しかし高校時代の罪悪感が拭えずズルズルと久遠寺のペースに乗せられてーーー。


・前世の記憶を恍惚と語る久遠寺のヤバさ。
・ぬいぐるみと会話する久遠寺のヤバさ。
松岡のツッコミや逃げたくなる気持ちは第三者としてもよくわかるw
(実際に目の前にこんな人いたら怪訝な顔しちゃうと思う)

けれど全部本当のことなんですね。
時折挟まれる前世の記憶が切なくて…!(;///;)

愛し合ってたけれど成就しなかった関係、
しかし唯一無二で来世を誓い合った関係、
気持ちがすれ違ったまま死に別れた関係、
少しずつ見えてくる記憶が何とも言えない気持ちになります(;///;)

記憶が無い松岡にすれば理解が出来ません。
久遠寺の惜しみない愛情表現を突っぱねて突っぱねて
、、、結局突っぱねきれずにほだされつつあって…。

そのうち松岡の記憶も戻ってめでたしめでたし♡
ーーーという話かと思っていました…(;`・ω・´)
『前世の記憶』というキーポイントはもう少し踏み込んだところにあるんですね。

これ、前世の話をもう少し深く読みたくなりますね~。
(あとがきを見ると大分削ってあるそうで…)
(アスランとヨシューナが出会った過程とか知りたい!)

あと個人的にめっちゃ刺さったのが、
松岡が全てを背負って久遠寺の前から去ろうとしたとこ。
おれが全部持ってくからって!
久遠寺に幸せになってほしくて!

いやいや、そしたら松岡の幸せはどこよ!?(涙)
松岡はいつも久遠寺や妹優先で自分のことは後回し。
前世のときだってそうです。
王子様に愛されてるくせに不器用でキュンキュンしました。

久遠寺がこの世界線に転生できたのも、
本来の力(前世でいう魔力みたいな器)では無理な話。
実はそこから既にすんごい奇跡を起こしているんです。
全てが明らかになると運命の恋としか言えないなぁ…と思うお話でした(﹡´◡`﹡ )

4

予想の斜め上を行くストーリーが秀逸すぎて

作家買い。
作家買いですが、鈴倉さんの描かれる表紙がとっても可愛くって、発売日を心待ちにしていました。





主人公は税理士の松岡くん。
離婚した母親が逝去、その後ひとりで妹を育ててきた。が、愛してやまないその妹が結婚することになった。妹の結婚式で、松岡は再会してしまう。最も会いたくなかった、高校生の時の同級生の久遠寺と。

久遠寺は良家の子息で、お金持ちで、そしてイケメン。
そんな彼が何を血迷ったかお金もない、イケメンでもない、根暗の自分に好きだと告白してきたのだった。あっさり振った挙句に、松岡は久遠寺に酷いセリフを投げかけて―。

あれから十数年。自分のことなど過去の話になっているだろう。
そう推測していた松岡だったが、久遠寺はいまだに松岡に熱烈な愛の告白をしてきて…。

というお話。

平々凡々な受けちゃんにスパダリな攻めが愛情を注ぎ続ける。
そういうお話かなと思いつつ読み始めましたが。

いやはや、そういうお話でしたか―!

と、いい意味で予想を裏切られる展開でした。あらすじにも書かれているのでここでも書いてしまいますが、前世で、久遠寺はアスランという名の王子、松岡はアスランに仕える魔法使いのヨナ―シュだったのだと久遠寺は主張する。そんなことあるわけない、と一蹴する松岡だったが…?

タイトルからも、転生ものということは推測できますし、このあらすじ。転生ものなんだなということは何となく理解しつつ読み進めましたが、ここからが今作品の真髄。それだけにとどまらない展開なのです。

アスランとヨナ―シュ。
久遠寺と松岡。

どんな世界であっても。
いつの時代でも。
どこにいても、どんな姿であっても。
二人のお互いを想う愛情の深さに萌えが滾りました。最後にわかる真実に、胸がギュギュ―と締め付けられる、そんな壮大な愛のお話でした。

今作品に登場する人物はそう多くありません。ありませんが、登場人物たちみんなが等しく魅力的なのもよかった。

そしてこの純愛のストーリーに華を添えるのが鈴倉さんの描かれた挿絵。
可愛いし温かいの。
イメージにぴったりで、萌え度は確実に上がりました。

7

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