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表題作Bad trip

稲波了一、捜査4課警部補
島虎孝助、武里組ヤクザ、ウリ専

その他の収録作品

  • 第1話〜第6話
  • あとがき

あらすじ

下っ端ヤクザである孝助のシノギは男相手に身体を売ること。いつもならセックス後はさっさと退散するのに、うっかり客と朝を迎えてしまう。しかもなぜか昨夜の記憶がまったくなかった。やたらと顔のいいその客稲波は孝助の刺青を見たにもかかわらずまた一晩付き合ってほしいと言ってくる。最近出回り始めた使用中の記憶が曖昧になるという薬物『ピアス』の噂を聞いて稲波を疑うが、妙に馴れ馴れしい稲波に孝助は調子を狂わされっぱなし。だけど実は刑事である稲波もピアスの出処を追っていて……。

作品情報

作品名
Bad trip
著者
アゼ火理 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784778134068
3.7

(7)

(2)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
25
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数1

刑事にエロメロりんなヤクザ

捜査4課の警部補とウリ専の下っ端ヤクザのカップリング。
ロミジュリというには軽やかすぎて。
情報のやり取りのためというには溺愛な。

ヤクザ・孝助のシノギは、ウリ。
背中に大きな虎の入れ墨を背負って極道を自認しているが、実際は下っ端。
一方、市中に流通しているドラッグ「ピアス」を追う刑事の稲波。
孝助は余裕の稲波にキャンキャン吠え立てる。
ケンカップル的な描き方だけど、身分を明かした稲波は孝助に「S」になって欲しいと頼み…
しかし、何の情報のない時にも甘く抱いてくる稲波に次第に惹かれていく孝助であった。
…という感じで、関係性は「敵対」なんだけど、2人を取り巻く空気感はどこか親密で、まだ若い孝助を大きな余裕で包み遊ばせるような稲波です。ついでにHも上手い(笑)。
いよいよ「ピアス」の流通経路などが判明していき、追い詰められた敵に稲波が撃たれたりなど、アクションもの的な読み応えもあり。
刑事のくせにオトコを余裕で抱く攻めに、跳ねっ返りだけど可愛げのある受け。
イイ感じでした。

2

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