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表題作九尾狐家妃譚 ~仔猫の褥~

焔来、九尾狐王家の世継ぎ
八緒、猫族

あらすじ

添えるなんて、億に一つもないとわかっていながら
狐の焔来と、猫の八緒。どう間違っても宿るはずのない仔ができた!?


――焔来の仔狐は、きっと可愛いんだろうな――
九尾狐王家の世継ぎ・焔来の遊び相手として幼い頃から仕えてきた猫族の八緒。
出逢ったときから惹かれてやまないその焔来が、初めての床入り「御添い臥し」を行うことに。
経験があると偽って、焔来への想い一つでその御役目を勝ち取った八緒は、本当のことを言えぬまま許されぬ関係を続けることになる。
種族が違うから、焔来の仔狐を産むことはできない。
添い遂げることもできない…切ない想いを胸に秘める八緒だが、身に覚えのない仔を孕み!?

作品情報

作品名
九尾狐家妃譚 ~仔猫の褥~
著者
るびる 
イラスト
鈴木あみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
二見書房
レーベル
シャレードコミックス
シリーズ
九尾狐家妃譚~仔猫の褥~
発売日
電子発売日
ISBN
9784576220291
4.2

(27)

(16)

萌々

(4)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
115
評価数
27
平均
4.2 / 5
神率
59.3%

レビュー投稿数2

謎が解けたときすべてがわかる

こちら原作未読なのですが、表紙に惹かれて購入しました。

九尾狐王家の跡取りと、捨て子の猫族の八緒のお話で、
人外×身分差×妊娠など好きなジャンルが激しく交差しており
すごく好みの作品でした。

自分が添い遂げることはできない事をわかってる八緒。
1回でも焔来が欲しい一心で経験があると偽って、
初めての床入りの相手をすることに。

八緒がひたすら健気なんですよね…。
好きだと言えないし、本当は初めての相手は焔来なのにそれも言えない。
読んでいて辛かったです。
妊娠がわかったときも辛かったし、
焔来が責めるのも辛かったです。
種族が違うので八緒は焔来の子を身籠れるはずがなく、
他の男としたと思って焔来葉八緒を責めます。

幸せ…いつくるの…って思ってたんですけど、
義兄の緑郎が焔来に色々言ってくれてほんとに良かったです。
緑郎がいなかったらこの二人はすれ違ったままで
きっと結ばれなかっただろうなぁ…。

その後、何故八緒が妊娠したのかがわかり
なるほどー!っと思いました。
そういうことなら二人が結ばれるのは問題がないので
ほんとに良かったです。


私は原作を読んでいなかったのですが、
こちらを読んで原作が読みたくなりました。
シリーズモノになっているみたいなので
近日中に読もうと思います(*´ω`*)

4

身分差と世継ぎ問題

 鞍掛家の八緒は捨て子でしたが、鞍掛家の公卿に拾われ、 鞍掛家が使えている九尾狐家の焔来の世話役を務めています。本来なら八緒は焔来と一緒に翰林院には進めなかったのですが、焔来の意向もあって一緒に翰林院に進学します。
 焔来の世継ぎもあり、焔来のお相手を探す時期になりますが、焔来が好きな八緒はお相手の候補に名乗り出るのです。 
 焔来は狐で由緒正しき跡継ぎ、八緒は猫で捨て子、身分差が大きなカップリングで、狐と猫なら跡継ぎが残せない問題がありますが、最後に八緒の秘密が明かされます。いつの時代も世継ぎはいろいろ狙われて大変です。

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