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表題作狼くんの求愛

和木彰鷹.獣医
リオ.人狼

あらすじ

ある日の夜、獣医の彰鷹はケガをした狼を手当をした。
次の日彼の元に、治療してくれたお礼がしたいと見知らぬ青年・リオが訪ねてくる。
身に覚えもなく帰ってもらおうとする彰鷹。
そんな彼にリオはあの日の狼は自分だと耳としっぽを出してきた!
しかも自分は王の血筋で次代の王候補であり、彰鷹に嫁にきてほしいと言い始め…! ?

人嫌いで不愛想な獣医×ピュアでちょっと抜けてる狼王子
常に全力で好意をぶつけてくる狼王子にどんどん愛情が芽生えていく甘々溺愛獣人ラブ

作品情報

作品名
狼くんの求愛
著者
九日雫 
原作
桃野真幸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062373
3.9

(16)

(6)

萌々

(5)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
61
評価数
16
平均
3.9 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数2

溺愛、モフモフ、可愛いポジティブ受け

何これっ、リオがたまらなく可愛いー♡
私がモフモフ好きってのもあるけど、それだけじゃなくて、性格も見た目も全部かわいかった!
内容は、表紙の帯そのまま。溺愛度MAXな獣人ラブでした。


感想(彰鷹×リオ)
リオのひたすらポジティブで、ちょっと抜けてるところがクスッと笑えて楽しかったです。
攻めの彰鷹は、最初、ちょっとだけイヤなヤツ。
そんな彰鷹がリオに堕ちてからは、人が変わったかのような溺愛っぷりでなんだかおかしかったんですが、まぁ元からリオは好みのタイプのようですし、あれだけ可愛いリオなので、彰鷹よ、気持ちは分かるよ、と。
私好みのあまーい溺愛っぷりを堪能させて貰えて満足。
膝だっこに、すぐ頭撫でたり、ちゅーしたり。
リオが可愛くて仕方ない様子が最高でした!!


ストーリーに於いては、私が細かすぎるかなと思いながらも、気になるところがチラホラとありました。以下ネタバレ含みます!
あらすじにもあるように、リオは王家の血筋で、次代の王を決める試練に挑むのですが…
序盤でリオは兄弟が28人ほどいるって言っていたのに、試練に挑んだのはリオと腹違いの兄弟ルカだけ、だと…?なぜなんだ。
こういった些細なことが他にもあって、
登場時から悪役的な役どころのルカが最終的にはいいヤツだったと判明しまして、
いいヤツだったならそれで良しなんだけど、
序盤に、リオがルカに怪我を負わされた事があるっていうセリフがあるので、少しモヤった…!
そして本当の悪役的な役どころは、結局ルカの親父だったのですが、リオへの妨害であったり悪いことを何もしない無害な悪役で、もはや存在意義が不明(*´◒`*)
中盤までの彰鷹の動物病院でのドタバタだったり恋模様だったりが楽しかったので、
なにかと疑問に思う事が多かった王家の事いらなかったんじゃないのと言うと、それがそうでもないんですよね。
なぜなら「王家の試練」が楽しかったからっっ。
その試練、詳細省きざっくり言うと、
狼バージョンの姿にてパートナーと過ごすというもので、
これまた狼のリオもとてもかわいくて!
明るく賑やかだった人間ver.のリオを思い出し、寂しそうな彰鷹もめちゃくちゃかわいくて!
思わずレビュータイトルにしちゃいましたが、個人的な癒しの三拍子「溺愛」「モフモフ」「可愛いポジティブ受け」が好きな方には読んでみて欲しいです。

描き下ろしも、長めで、エロくて、甘くてオススメです。

…という事で、なんだか細かい事をツラツラと並び立ててしまいましたが、好きな人には絶対刺さる萌え要素の多い作品だと思いますよー♪
溺愛、最高!!

1

オオカミ獣人

イヌ系ケモミミの受けが好きなので、読みました。
獣医師の彰鷹さん(攻め)とオオカミ獣人?王族のリオくん(受け)の話です。

まず、受けのリオくんがかわいいです。オオカミバージョンもケモミミバージョンも人間バージョンも。
まさにワンコ系(オオカミよりもむしろワンコ)。
先にアプローチするのはリオくんの方です。
アプローチといっても、誘い受けのたぐいではなく、飼い主さんにもっとかまって!というような感じの。
対する攻めの獣医師の彰鷹さんは最初つれない態度でしたが、最終的には溺愛攻めでした。
ただし、最初の方からキスをしたり(この時は気持ちがあるわけではない)、ちらほら手を出したりしています。
獣医師としても優秀のようです。

リオくんが彰鷹さんの動物病院で助手として働き出すのですが、動物病院のスタッフさんとのやり取りや獣医師としての仕事の様子と、最後の方の二人のイチャイチャは結構楽しめました。

ただ、ストーリー面では細かいところが気になりました。
まず、彰鷹さんがどこでリオくんに惚れたのか(特に一番最初のきっかけ)が、ちょっとわかりにくいです(その割には完全に惚れる前にもやたらと手が早い)。
あと、彰鷹さんの実家の近くにオオカミ族の里?があるみたいなのに何故彰鷹さんは知らなかったの?とか(子どもの時に別のオオカミ族に会っているのに、その子はオオカミ族のことは隠していたのかどうかわからない)、他のオオカミ族の皆さんは普段は人間として生活しているのだろうか?とか、二人の子どもの時の記憶を消されていたみたいなのは何故?など、とにかくちりばめられた伏線みたいなもの(特にオオカミ王族の設定あれこれ)が回収しきれていない印象です。

二人のイチャイチャは楽しめましたし、ケモミミ好きとしてもリオくんはとてもかわいかったのですが、ストーリー的には細かいところがちょっと残念な印象でした。

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