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旅の勇者は宿屋の息子を逃がさない(2)

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表題作旅の勇者は宿屋の息子を逃がさない(2)

アレク・ガラ、勇者に選ばれた幼馴染、20歳
ルース・ブラウ、前世の記憶を持つ宿屋の息子、19歳

あらすじ

勇者だけでなく騎士団長にも思いを寄せられ、宿屋の息子が恋に目覚める!?

童貞のまま生涯を終えた熊男が、異世界転生して憧れの美青年に! 宿屋の息子・ルースとして女性にモテて第二の人生を謳歌しようとするも、言い寄ってきたのは幼馴染のアレクだった……。アレクが勇者としての務めを果たすべく村を離れている間に、王都から派遣された騎士団長・マクシムから情熱的なアプローチを受けたルースは!? 描き下ろし番外編も収録の完結巻!!

作品情報

作品名
旅の勇者は宿屋の息子を逃がさない(2)
著者
あんどう 
イラスト
ジツヤイト 
原作
円陣闇丸 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B’s-LOG COMICS
シリーズ
旅の勇者は宿屋の息子を逃がさない
発売日
ISBN
9784047369771
3.1

(6)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

打ち切りエンドですか

2巻で完結巻らしいですが、全く話は終わってないようなので、打ち切りで続きは小説での流れでしょうか。

1巻も引っ張り出して読んでみましたが、ストーリーが面白くなってきた!とか、続きが知りたい!という気持ちにならないまま、2巻が終わってしまいました。

原作小説を読んだことがないのですが、こんなに淡々と進む話だったのでしょうか?
ファンタジーの説明にページを割かれているのか、そんなに盛り上がらずさらっと読めてしまいます。
ファンタジー小説やコミカライズをよく読みますが、普段は漫画も小説も両方購入して、どっちも楽しむタイプです。
でも、2巻まで読んでこんなに淡々と話が進むコミカライズだと、原作も読んでみたいな、という気持ちになりませんでした。

BLとしては、メインCPのアレクとルースが物理的に引き離されてしまうので盛り上がってないし、当て馬達も本格的に口説くのはこれから?みたいでした。

ファンタジー部分も、最初の戦いが始まった位の所で、何が起こっているのかよく分からず、話の目的も謎でした。

ファンタジーも、溺愛攻めも、美人受けも、大好きなので期待してましたが、あっさりと終わってしまいがっかりしました。

2

早過ぎる「これにて完結⁈」

続きを待ってました、まだまだ続くのかと思ってたのに。まさかの2巻目で完結だという。
人気無かったのかな、と心配してしまう。
というのも。諸々未回収っぽい気がするのだ。「勇者」とされて旅に出たアレクは前巻の終わりでとりあえず想いは遂げた。愛するルースに受け入れて貰えたのだから。とりあえず。身体だけ。
鈍過ぎるルースにアレクの恋情は届いてはいない。哀れ、アレク。
強者のいなくなった村は次の魔物の襲来に備えて、アレクから頼まれたという騎士団が王都から派遣されて来る。
騎士団長のカラファーティは、最初美しいルースを女性だと見間違い、想いを寄せるが、それは誤解だったと早々に気付かされる。しかし、そうと分かった上でカラファーティの恋心は抑えきれず、男のままのルースに恋をしてしまうのだ。一緒にお風呂に入るこの2人のシーンがとても好きです。頭では分かっていても反応してしまう身体。いいねー。
しかしカラファーティは、紳士なので。自身の恋心を押さえ付けたまま、この地を去る。
一方で、「勇者」とされ、旅をしている筈のアレクは突然の転移魔法で、カラファーティとルースの間に割って入るカタチで戻って来る。
どういうわけか、アレクは「勇者」として招集された筈なんだが、魔法使いの弟子として修行の途中らしい。なんで?
しかもお師匠さんの爺さんは、アレクを置いて、先に村に来ていたりする。
爺さんの助けもあって、村は魔物の襲来から救われるのだ。
他に。女顔で細い身体をしたルースが頼りなく思われて、村の若者達からまぁ差別をされている。本当は、華奢ながら力持ちのルースは、いつも勇敢に戦っているし。狩りも得意で村の役に立っているのに。謙虚なルースは気にして無い様子だが、これも何となく着地しておいて欲しい案件だった。何故なら、騎士団長やアレクから再三「誤解は解いておいた方がいい。」と勧められていたのだから。
さらにこの国が崇めている4つの神のうち、アレクが「勇者」との信託を受けたのは、愛情の神・アリストテレシアだという。ところが愛の神である彼女の信託が強制力を持つのはおかしい、だとか。王都では神気の女神ゼノビアの方が周知されている様子だとか。神々と信仰についても謎があるっぽい。大体魔物の襲来もハロウィンの如く、毎年やって来る時期が決まっているという。このあたりの背景色々も謎解きの様で面白く読めそうなのに。ふわっ終わってしまった。せめてそれはオチをつけて欲しかったな。
「勇者」改め、魔法使いの見習いのアレクはまた修行に出かけてしまったし。
モヤモヤする読後感でした。が、ルースとカラファーティのお風呂に評価は「萌」で。

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