嫌い、でもこの顔は独り占めしたい!

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表題作ラブ・ユア・ラブエネミー

武藤洋輔
幼馴染に一途なオタク大学生
三郷大地
素直ヤンキー大学生

その他の収録作品

  • What then after loving?

あらすじ

同じ大学に通う洋輔と大地は、想い人の美鶴をめぐって恋敵の関係。しかしある日、美鶴の策略により「✕✕✕しないと出られない部屋」に閉じ込められ、仕方なくセックスすることに!? それからというもの、意識してしまう気持ちと裏腹に、顔を合わせれば喧嘩ばかりのふたり。からかおうと大地にキスをした洋輔は、彼の色っぽい反応にドキっとしてしまい――!?

作品情報

作品名
ラブ・ユア・ラブエネミー
著者
ななつの航 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784866575346
4.3

(82)

(41)

萌々

(28)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
350
評価数
82
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数8

出られない部屋

絵柄が大好きで、美鶴様も可愛いので満足ではあるのですが、風邪のお見舞いがあった以外は人間性ではなくてほぼエッチしてみたらよかったから付き合ってんじゃないかこの2人…と思われるのがもったいない。描き下ろしでは普通にデートしたり部屋で2人でいるところなんかがみたかったな〜と贅沢な要望。
もともときっかけが「×××しないと出られない部屋」で、この作品では×××は仲直りという主張ではあったけれど、犬猿の2人をこの部屋に放り込んだらなんやかんやセックスしてなんやかんや仲良くなるのでは、という意には沿っている。
そんな強制から恋人になった彼らが、ベッドインに至るまでに、どうもだもだしながら誘ったり襲ったりしてるのかが見たいのよ!

1

最高濃度のケンカップル

全てのケンカップル好きはただちに読んで欲しい。そう胸を張って言えるくらい最高な作品です。展開としては王道の連続ではあるんですが、王道故の魅力がたっぷり詰まっていて、ああこれこれ、これが見たかった……!!と読み進めるごとに感じて、終わらないで欲しい、もっともっとこの2人を追いかけていたいと何度思ったか知れません。ケンカップルならではの、お互いにそういう感情が向き始めているのに素直になれない不器用な恋愛っぷりも愛しくて堪りません。ずっと喧嘩しながらいちゃついていて欲しいです。

3

恋のライバル同士で、そうなっちゃうのね

笑っちゃいました〜^ ^
始まりから不思議な展開にワクワクしました。
おお!そう来たかと…。


2人にはアプローチをかける美鶴という美形男子がいて、その子を巡って日々攻防してるわけです。美鶴は腐男子くんで、2人をけしかけて×××しないと出れない部屋に閉じ込めちゃいます。この展開……BL好きなみなさんなら覚えがありますよね?(笑)はい。2人はセックスをすることになります。美鶴的には2人のセックスを想定していませんでしたが、成り行きのその出来事をきっかけに2人の関係に微妙な変化が生まれます。


美鶴の立ち位置、何?って感じなんですよね(笑)脇役ではないような…準主役なのかな?とにかく出番多いし存在感も強い。
一応、2人のキューピッド役に違いはないのですが、キューピッドなのかお邪魔虫なのか良く分からない。アシストをくれるときもあれば、余計なことを…みたいな。良くも悪くも2人を振り回すんです。でも美鶴がいないとくっ付くことも無かった2人ですし、美鶴のクセの強い性格や行動も、この作品をより面白くするスパイスになっています。かなり香辛料強めのキャラクターです^ ^

元から喧嘩腰の洋輔と大地ですが、セックスのときは洋輔は大地のことが可愛く見えて仕方がない模様。大地の方も洋輔とのセックスが気持ち良くて洋輔にトロトロにされています。お互いに意識し合っているのに、美鶴とのことがあるから一歩踏み出すのも難しい…そんな2人の気持ちの描写が切ないです。


恋のライバル同士が恋人同士になっちゃいました!最後は両思いでハッピーエンドですが、最後の最後までケンカップル発動しています。顔を合わせると喧嘩になるけど、エッチのときは甘々。そんなストーリーが好きな方はぜひ!

美鶴のスピンオフもあるかな?可愛らしい顔してタチっぽいので、意外性のあるストーリーになること間違いなしです。美鶴ターン希望します^ ^


3

ケンカップル好き必見♡恋敵に惹かれちゃう⁉︎

ラブコメに登場する、ヒロインを取り合う恋敵に対して「もう、お前らで付き合っちまえよ!!」と、腐女子なら一度は夢見たシチュエーション。そんな、腐女子の夢と希望を具現化した作品が、コチラです!

ケンカップル好きには堪らないキャラとシチュエーションが満載で、最っ高に萌えました……!!

二次創作界隈でよく見かける"×××部屋"ですが、そんな部屋へ閉じ込められた二人は元論セックスするしかなく…⁉︎

「あれ?意外と抵抗無いし、それどころか何だか少し可愛いぞ…⁉︎」と、セックスして気づくライバルの意外な一面。初めは嫌いな相手を組み敷く優越感だったのに、次第に可愛く思うようになっていて…。
このギャップがケンカップル好きには堪らないですよね♡

そして、受けの三郷が本当に可愛いんです…!!!
普段は怖面なのに、恥ずかしがって赤面したり、トロ泣き顔を晒したりで、もう最高!!そんな受けに対してドキドキしてしまう、攻めの洋輔も良い…!
ムカつく恋敵の筈が、三郷のトロ顔を誰にも見せたくない…と独占欲が湧く様子にグッときました。
両思い後、エッチ中の優しい表情に付き合う前とのギャップで胸キュン必至です♡

「こんな奴、好きになる筈が…」は、ケンカップルの醍醐味ですよね!受け攻め共に「俺が好きなのは美鶴の筈なのに…!」と葛藤しつつ、徐々に惹かれていく様子が丁寧に描かれていて、ケンカップル好きの性癖が詰まった、素晴らしい一冊でした。

ところで、【美鶴×邦近】番外編は何処で買えますか…⁉︎

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7

開始数ページまで騙される!

なにこのスタート!
物語は中性的な美貌で周囲を魅了する鷹富士美鶴の視点で始まります。
いかにも“受け”を思わせるビューティーかつラブリーな容姿に
この子が本作品における受けなのかな?とまず誰もが思うはず。

おやおや、今度はいかにもな“攻め”が二人登場してきましたよ。
彼らは美鶴の幼馴染でオタクの洋輔と美鶴の同級生で自称ヤンキーの大地。
美鶴をめぐる恋敵でいつもケンカばかりの二人に
ははあ、この二人の攻めと美鶴とで三角関係に発展するわけね、
とここまでもきっと誰もが思うはず。

ですが、騙されてはいけません。
この物語の主役は美鶴ではないし、ましてや彼は受けでもなく、
読者と同じ視点をもつ第三者であり、“壁”なのです。

では、真の受けと攻めはいずこに?
これから出てくるのかしら?とそわそわしていたら…
美鶴を怒らせた罰により「✕✕✕しないと出られない部屋」に
閉じ込められ、セックスをすることになってしまう洋輔と大地。

いやいや、受けと攻め、お前らだったんかーい!!
まさかの急展開にびっくりしちゃいました。
しかも、とんだ早とちりでセックスしちゃったけど!軽っ!
というわけで、美鶴はただのBL好きの腐男子で、恋を見守る壁役でした。
この展開は予想してなかった…!

そして、そこからは洋輔と大地の視点に移ってゆきます。
相変わらず美鶴をめぐる恋敵として争いながらも、
セックス以来、互いを意識してしまうようになった二人。
これまでとは違って見える相手の一面に不覚にも
ドキドキしてしまったり、ときめいてしまったり、
いつしか美鶴よりも互いのことが気になってしまうようになり…。

始まりはかなり斬新でしたが、主役の座が洋輔と大地に
譲られてからはザ・王道なストーリー展開でした。
互いに気になっているくせに素直になれず、ケンカばかりで
近づいては離れを繰り返す二人にじれもだしっぱなしでした。

オタク設定を存分に生かした洋輔の鈍感さとヘタレ具合も
決して嫌いではありませんが、最後の告白は不器用の極みで
恋愛偏差値の低さが丸出し過ぎてちょっと泣けてきちゃいました(笑)
そんなヘタレな洋輔に「次の言葉間違ったら容赦しねえ」と男らしく
愛の告白を引き出す大地にキュンとしてしまいました。
第一印象はやんちゃで硬派な男前キャラな大地でしたが、
“受け”モードのときはとろけた表情が意外に色っぽかったり、
照れる表情が可愛いかったり、ギャップが魅力的なキャラでした♪

両想い後は恋敵の頃のクセでついついケンカ腰になってしまいながらも、
最後はしっかり甘々で締めくくられるラストににんまりしてしまいました。

そして、壁視点で二人を見守り、ときにフォロー役に回っていた美鶴は
最後の最後で思わぬところで恋の予感を匂わせ終えてしまいました。
まさかの年下・逆体格差攻め!?(設定:主従)
これはこれで気になるかも!

5

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