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表題作遅れて来た恋情

江上和至
高校生17歳
椎名智樹
26歳,遊び人

同時収録作品未来はずっと先

東條真知
高校2年生 生徒会書記
桐山秋都
高校3年生 生徒会長

その他の収録作品

  • 和至について(描き下ろし)

あらすじ

SEX出来ればそれで良いと思っていた、遊び人の智樹。ところが、一夜だけのつもりで関係をもった男・和至から「好きだ」と告白される。面倒くさいと思いつつも、和至との恋愛ごっこを始めるのだが!? 甘く切ない恋模様。

作品情報

作品名
遅れて来た恋情
著者
桐祐キヨイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784862521514
3.1

(21)

(2)

萌々

(2)

(15)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
65
評価数
21
平均
3.1 / 5
神率
9.5%

レビュー投稿数12

表題作よりは

一冊に2作品収められていたのですが、
後の作品のほうが、私は好きでしたね。
「未来はずっと先」

主人公の東條(攻め)は、生徒会長の桐山(受け)に恋をしています。
ただ、この桐山というのが曲者で…。
いや、いい意味でですよ!
黒髪のオールバックにメガネときたら、見た目からして恐いですよね。
しかも、冒頭から東條は桐山に怒鳴られて叱られてるし。
でもそんな桐山に恋している東條は、ある意味M!?

誕生日プレゼントを買うというこじつけで
なんとか休日に桐山とでかけることが出来た東條。

オールバックの髪を下ろし、メガネををかけた桐山は…
うわあ、カワイイ!
かっこいいじゃなくてカワイイ。
ずっとこの姿でいればいいのに…って思っちゃいます。

2話目では、桐山の成績がトップから陥落するという話。
桐山は茫然自失。
そして、ふたりはお互いの傷を埋め合うように、
それぞれの親の過去の話を静かにします。

でも、この後の東條から桐山へのラブ突撃は面白かったですね。
オナニーのネタにされていることまで知ってしまった桐山は、怒髪天。
まあ、お固い桐山ですから、
そうなるのも仕方ないのかもしれませんけど。

でも最後はあのガードがかたくて、がちがち硬派な桐山と
ひとつになることができました。
エロシーンもギャグを織り交ぜていて、
なかなか良かったです。

ああ、よく桐山を落とせたね、東條。
良かった良かった。

1

遊び人の初めての恋

■遅れてきた恋情/遅れてきた恋情―和至について―■
江上 和至(高校2年生)×椎名 智樹(社会人)

体が気持ちよければ、それで良い。
恋を知らない智樹は、気に入った相手なら誰とでも寝る遊び人。
久しぶりに足を運んだゲイバーで見つけた好みドンピシャな大人の男。
体の相性も良く、満足していた智樹だが…後日、相手が高校生と判明。
遊びのつもりだったのに「好きだ」と告白されて面倒くさいと思いつつも和至との恋人ごっこを始めるのだが…?

攻めの獣耳姿が見れます(←学園祭)

そんなに重苦しくはなかったですね。
受け視点で話は進みます。
個人的に2話の智樹がEDになっちゃう話が好き。
初めての恋でグ~ルグル考えすぎて、ストレスからなっちゃったみたいなのだけどもー…ってか和至の修学旅行、豪華だな!!
オーストラリア10日間の旅ですってよ。
私、長野に3泊4日だったぞ。(スキー)
羨ましーーーーーーーーーーーーーいっ!!!
それはさておき、「できない俺なんて生きてる意味がねぇ…!」(=元遊び人だものね)と凹む智樹とは対照的に、普段通りに接してくる和至。
やりたい盛りだろうと女の子のお持ち帰りを勧めたら怒られ(当たり前w)、仲直りHで体がついてきていないのに和至だけでも気持ちよくしようとして無理矢理入れようとしたら止められ…ぶわわわわーっと泣いちゃうんですよね、智樹。
これまで体だけの関係で~しかしていなかったから、不安になってしまったんですよね。
そしてそして、やっと「好き」というのですよ(/ω\*)
和至の懐のでかさは高校生とは思えません。
素敵です。

■未来はずっと先■
東條 真知(生徒会書記)×桐山 秋都(生徒会長)

オールバック眼鏡の生真面目な生徒会長。
自分に厳しく、他人にも厳しい…まっすぐだけど不器用で、人付き合いもまともに出来ない桐山さんに随分前から東條は恋心を抱いていて…。

…桐山さんのインパクトでかっΣ(゚Д゚ノ)ノ
爽やか~(?)な朝、東條のモノローグから思い人ってどんな子なのかな?と期待を寄せてページを開いたら、ひび割れたレンズで青筋を立てたオールバッグ男?!
(※1話目ではメガネを新調にメガネ屋さんへ)
メガネを外してラフモードな生徒会長だったら絶対にモテるのにw
桐山さんの義母が意外と良い人で…「母さん」の場面にはちょいとホロリ…(つω・。`)

この桐山さん、『ラブ・ホーム』(ドラコミックス)にもちょろっと出ているようで…気になる。

1

初恋

遊び人の智樹(受)がゲイバーで声をかけたのが和至(攻)。
智樹は和至が高校生と知らず体の関係をもつ。
でも、和至は智樹のことを前から知っていて、一目惚れしていた。智樹の後をつけてゲイバーに来て智樹と知り合うきっかけをつくる。
高校生なのに、ゲイバーはいれちゃう見た目に、この行動力!若いね!!

智樹は、和至の気持ちが重いと思い、和至に別れを告げ、和至の前で他の男とホテルに行くも、和至を思い出し一人でホテルから出てくる始末。
和至もホテルの前で智樹を待っていた。
一途すぎる和至・・・。
結局、智樹自身も自分の初恋に気付き、ラブラブカップルに。

和至がオーストラリアに修学旅行に行ってる間に智樹は勃起障害になるが、結局和至とイチャコラしてたら治りました(笑)

さらっと読める作品でした。

同時収録の「未来はずっと先」も可愛い年下ワンコ攻めでした。
どちらかと言うと、表題作より、こちらの方が萌えました。
どうやら、この作品は他の作品のスピンオフみたいですが、ここで他のレビュアーさんの情報を見て初めて知ったので、特にこの作品だけでも何も問題なく読めると思います(私が読めたから(笑))

1

可愛らしくて興味深いけど・・・

2013年に出た2冊がどちらも好きだったので、
ちょっと昔の作品も読んでみたいなぁと思って手を出しました。
さすがに2004~07年に雑誌掲載されたものなので、
絵は変わっています、上手いけど今よりも可愛らしい印象です。
2004年というと、10年前!そう思うと興味深い~

表題作☆
楽しく気持ちくセックスできればそれでいいや~と思っていた遊人(表紙右)が、
高校生(表紙左)相手に本気で恋をするお話。
この高校生の攻めが、
ルックスも言動も結構男前なんだけど、なんだかぬぼーっとしたキャラで癒される。

高校生の一途な想いを重たく感じて他の男とホテルに入る受けを、
事が終わるまでホテルの前でずっと待ってるとか、
受けが勃たなくなってしまった時も態度が変わらないのとか、
このぬぼーっとした大型ワンコな感じの攻めだからこそ、
じわ~っと心に響く感じでよかったです。

なんだけど・・・そういう山があって盛り上がるのだけど・・・、
その後の展開がお約束すぎるせいか、
なんだか妙にアッサリに感じて、よかったなぁ~という余韻が残りにくいーーー
う~ん、勿体ないなぁという感じ。


あと、もうひとつのお話「未来はずっと先」は、
攻めの高校生が、
ずっと好きだったからと堅物な生徒会長に強引に迫って襲ちゃうワンコで、
そういうの嫌いじゃないのですが、
表題作の攻めを見た後だと、すご~く独りよがりに見えてしまう・・・。
単に好みの問題かな?


でも、キヨイさんの昔の作品が読めた~という点では、満足です☆

1

夜と昼とじゃかなり違う

人を好きになったことがない
身体を重ねて気持ちよければそれで良いと考えている智樹。
一夜限りの相手との営みを楽しんでいる。

その場限りの相手だと思っていた相手と再会をする。
日中に・・・

相手は高校生だった。
未成年に手を出してしまったと
軽い反省をするが
相手の高校生は元から智樹を知っていた。

身体だけではない気持ちの繋がり含めた好きな人ができる・・

高校生の和至は、背が高く大人びている。
どちらもキュート。

書き下ろしの和至がこれまた
クールで良い
いや、クールというより正直なんだろうな。

1

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