名家の息子(バカ)と世話係の和服美人(ツンデレ)の新婚(! ?)主従ラブ!

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表題作放蕩息子と世話係

榊栄治,大学生,名家の遊び人息子
和泉,世話係

同時収録作品放蕩親父と世話係 第1話・第2話・その後(描き下ろし)

栄治の父親 会長・小説家 榊栄一郎
世話係兼秘書 椎名玲士

あらすじ

名家の息子・栄治は、どうしようもない遊び人でおバカ。
その放蕩ぶりから父親に実家に連れ戻され、世話係として和服美人の和泉をつけられた!
和泉は冷たいことを言いながらも命令には背かず機械的に仕事をしている。
それが気に食わない栄治は、和泉に「こっちの世話もしてくれよ」とエッチなことを要求してみるが…! ?
親父(名家の当主)×秘書(兼・当主の世話係)の20年越しの恋、栄治の父編も収録!

作品情報

作品名
放蕩息子と世話係
著者
桐祐キヨイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796404945
3.6

(39)

(5)

萌々

(20)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
142
評価数
39
平均
3.6 / 5
神率
12.8%

レビュー投稿数14

会話のテンポがとてもいいです。

すごい失礼な話だと分かっていて書きますが、今回、別のBL漫画が欲しくてBLの品揃えがやたら豊富な書店に行ったのですが買えなかったので、でも何か読みたいしと適当に買ったうちの一冊でした。
絵は綺麗だなあと思ったのですが、好みかと云われるとどうだろうという雰囲気な上にこれ、絶対に俺様攻めではないですか!
俺様・鬼畜攻めと眼鏡攻めは何故か駄目なので、その時点で何で買ったか今となっては謎です。
しかも、本来出版社は関係ない筈なのに一度もあたった事がない出版元のコミックス!

でも、大当たりでした!

な、なにこれ、えらい可愛いです!
表紙のカプと攻めの父親×秘書の2つの話で、大体二つ盛り込むとどっちかが駄目で残念なことが多いのですが、どっちも可愛かったです。
表紙のカプは最初の方読んでいて矢張り攻めがすごいデリカシーない俺様なんだろうなと思ったのに、読み進めたら優しい良い子でした。あほですが(笑)
憎めないおばかって、こういう子なんだろうなあ。
表紙の受けの子が攻めを好きな理由はたった一言二言でしたが、多分こういう積み重ねがあったんですかね。
色々足りない事は多い気もしますが、それが気にならない楽しいお話でした。
父親の性格も、いい味出してます。
お話としてはそんなに変わった何かがある訳ではないオーソドックスな展開ですが、会話のテンポがとてもいいです。あと、受け二人の天然っぷり。
読み終わった後に、ほんわりしました。

本当、全く期待しないで買っていたので、こういう時に大当たり引くと嬉しいものですね。
神様、有難う!
評価は萌え×2か神か悩みましたが、この出版社でなら神だろうという事で。
此処の出版社の作品が不得手な方っていらっしゃると思うのですが、私だけじゃないですよね。多分。
私だけかも??あれ??(汗)

1

息子も父も♪

桐祐キヨイさんの既刊本「どうにもならない」を思い出す方が多いのでは?
と思いました。
素行が悪い金持ちの息子が男相手に~というお話と、
その父と秘書もCPに…というお話も入っての1冊です。
キヨイさんの好きシチュなのかしら☆
でも、コチラの新刊の方がキャラの立ち具合もよくて、好きでした♪


■表題作「放蕩息子と世話係」3話。
表紙の絵のふたりのお話です。
右が、金持ちの息子で実家を出て遊びまくり成績落ちまくりの大学生(攻め)。
ある日、あまりに生活態度も成績も悪い為、
父親が激怒して田舎にある実家に強制的に戻されてしまう。
そこで攻めに世話係として付けられたのが、表紙の左の子(受け)で、これでも年上。
そしてクールな着物美人の受けは、
無愛想で淡々として見えるけれど、実は攻めに片想い中。
でもそんな想いを全然知らない攻めは、
自分は嫌われていて、しかも密かに食事に毒を盛られていると勘違いして、
仕返しのつもりでフェラをするように命令すると……

表紙のカラー絵では受けがちょっと子供っぽく見えますが、
中の絵では結構大人びた色気がふとした時にも出ていて、いいなと思いました。
クールな表情の下に一途な想いを潜ませているのも、
時々ぐわっと表情が豊かになる瞬間があるのも可愛いかったです♪
攻めも後半は特に、
年下らしい幼さと素直さと、真っ直ぐな男前な部分が合わさって好印象☆

■「放蕩親父と世話係」2話+描き下ろしの「その後」
表題作の攻めの父親(攻め)と、その世話係兼秘書(受け)のお話。
攻めは若かりし頃、名家の家の為に好きでもない女性と婚約させられて、
その女性の弟であった受けに出会う。
互いに惹かれ合い、密かに体の関係になるふたり。
でも、家の為、親の為に、その関係を解消してそれぞれに結婚。
そして出会いから20年後、
妻と死別した攻めの元に、受けが秘書としてやってくる…

出会い時はあどけなさが残っていた受けが、
現在はカチッとスーツを着込み、隙のない眼鏡インテリになっているのがGOOD~。
そして、その冷たい印象しか与えない表情が、
ほとんどデレないけれど、エッチの時は…とか、実はインポになってて…とか、
なかなかツボでした♪
ちなみにこの秘書兼世話係の受けはタメ口です、
最初はちょっと違和感がありましたが、
攻めの包容力が引き立つように思えるので、これはこれでいいな♪


見やすいキレイな絵と、適度にコミカルで適度に切ないのが、
サクッと読んで楽しむにはとてもいいです。

6

息子カプよりアダルト父カプが好き

本編の放蕩息子とお世話係よりも父親とそのお世話係の二人の関係の方が
断然惹かれてしまう内容でしたね。
本編も悪くは無いです、田舎暮らしから自由を求めて都会へ大学進学で
一人気楽なマンション住まいしているお金持ちの次男坊、自由の意味が女の子を
侍らせて毎夜大学そっちのけで遊びまくるいかにもな息子くん。

それが2年間も続くと流石に父親がキレて強制的に実家に連れ戻されて更生プログラム。
父親に散々言われ、お目付け役兼お世話係を付けられて、健全な生活と
遅れがちな勉強をお世話係に指導される展開です。

息子に付いたお世話係はなんとその息子に密かに片思いしている設定で、
息子の父親はそれを承知と言うよりたきつけている気がします。
そんな息子とお世話係の恋のお話は初々しいし、バカお坊ちゃまだと思ったら
素で人を労わることが出来るなかなか良い子でした。

そしてその息子の父親とお世話係は実は義兄弟だったりします。
父親の亡き妻とお世話係が兄妹で、実は二人は父親が結婚する前に禁忌的な関係に、
でも互いに結婚が決まり別れたけれど、20年の時を過ぎて再び始まるアダルトな恋。
それに、お世話係のクールすぎる程クールな感じが萌えるのです。
さらっと相手を自分のもの宣言しているのも痺れます。

1

オヤジ組が好きです!!

名家の息子で遊び人の大学生:栄治×世話係:和泉です。
いや~よくある話でしたが、面白かったですヾ(*'∀`*)ノ

名家の息子の栄治が一人暮らしをしていたのですが、大学の成績が、めちゃくちゃ悪く
実家に強制送還されてしまい、世話係である和泉と少しずつ親交を深めて
恋愛に発展していく話でした。

和泉はあまり感情を出さなくて、そのせいで栄治が自分は嫌われてるとか
実は父親とデキてると勘違いをしてしまいます。
でも実は和泉は昔から栄治のことが好きだったみたいですが・・・
申し訳ないんですが、こちらの表題作は普通すぎて(´・ェ・`)

【放蕩親父と世話係】
名家当主:栄一郎×世話係:玲士です。
個人的にはこちらのスピンオフの方が好きでした!!
しかも普通の当主×世話係と思いきや、世話係の玲士は当主の亡き妻の弟
だったりします。
その上、栄一郎が当主になる前に身体だけの関係(それでも素股のみ)だったりします。

それから20年・・・お互い結婚をし、紆余曲折あって、やっと結ばれることに
なったのは本当に萌えましたね!!
でも個人的には玲士の高校生がめっちゃ可愛かったので、もう少しその話を
読みたかったりします。

ぶっちゃけ作者さんは感情を表に出さない受けが好きなんだなぁと思いましたww

1

お父さんたち奥が深い

息子と世話係編&お父さんと秘書編

息子の栄治は大学生、田舎から東京へ出て自由気ままに女の子を呼んでは
羽目を外し、成績は下がる一方・・・
そんな栄治を父が連れ戻し、学力が戻るまで世話ががり兼家庭教師の和泉がつけられた。
和泉は昔から栄治のことを想っていたがそのことは自分の中だけの秘密だったはずなのに
栄治の父にはすべてお見通しで・・・
そんな和泉になぜか惹かれる栄治。二人は晴れて恋人に・・・
本当は大好きなのに、あえて冷たく何の気もないようなそぶりをする和泉が健気。
勉強をして成績が戻ればまた東京に行ってしまうことを知りながら
栄治のために自分の気持ちを隠し通そうとする和泉が可愛い。
Hのとき、和泉の声が大きいのは意外でした。
そのことを、栄治の父が知ってるっていうのも、ちょっと恥ずかしいよね。

おやじ編
栄治の父栄一郎と秘書兼世話ががりの玲二は20年来の付き合い。
玲治は栄一郎の亡き妻の弟で、結婚前から体の関係があった。
お互いに愛し合っていたのに、それぞれ違う相手を選び結婚。
栄一郎の妻は亡くなり、玲二は離婚。
お互い愛のない相手との20年を過ごし、今再び本当に愛する相手と20年ぶりの恋に堕ちる。
20年もの間、好きな人を想い続けることができるなんてすごい。
年齢はいってても、息子たちよりある意味熱くて見えない深い愛がそこにあるのが
はっきりとわかる気がしました。
20年前に二人が下した判断が必ずしも正解だったかどうかはわかりませんが
今、こうしてやっぱり求める人の所へ戻って来られたことを
若者のようには騒ぎ立てないまでも、心から嬉しく思っていることは
二人のさりげないやりとりを見ればわかる気がしました。

1

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