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表題作雪と墨 1

(受け攻めなし)あっくん=浅葱 24歳,タイムトラベラー
(受け攻めなし)トッキー=常磐 36歳,転生者

その他の収録作品

  • 書き下ろし:あっくんとトッキー
  • カバー下:トッキーイラスト

あらすじ

タイムトラベラー×転生者が織りなす、サイエンスファンタジー!!

人生“3回目”、俺は「初めて」36歳になった――。

会社員の常磐(トキワ)は、いとこの浅葱(アサギ)と一緒に暮らしている。
なんでもない日々を過ごすふたりだったが、常磐の誕生日の夜、酔った勢いでお互いに秘密を告白し合って…?

「実は過去生全ての記憶がある」
「実はタイムトラベラーなんです!」

転生者×タイムトラベラーが織りなす、人生と時をかけたサイエンスファンタジー第1巻!!

作品情報

作品名
雪と墨 1
著者
Marita 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784046811363
4.2

(11)

(5)

萌々

(4)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
47
評価数
11
平均
4.2 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数4

壮大な愛のストーリー。映画化希望。

少しずつ謎が解明していく所もこの作品の醍醐味なのでネタバレしませんが、「愛×タイムトラベラー」ということでエリック・バナ主演の映画「きみがぼくを見つけた日」と少しだけイメージがダブりました。こちらも大好きな映画なんですが、もしこの映画が好きな人がいたらこの作品もきっとハマると思います。

BLを飛び越えて壮大な魂の愛のストーリーです。
2冊目序盤と3冊目ラストはジンワリと泣いてしまいました。
元々ファッション広告や雑誌に使われるかのようなお洒落な絵柄が素敵で読み始めましたが、ストーリーの構成がすごいです。3冊という長さは、だらけず、短くまとまりず、ものすごく綿密に計算されて作られたお話で、まるでハリウッド映画の恋愛映画でも観ているような感じがしました。ラストが読めなくて、中盤から話が解明してくにつれて、主人公はこの先どうなってしまうのか不安な気持ちもなりました。

この作品読まれた方は映画化してほしいって声多いようですが、私もぜ映画化(できたらハリウッド)してほしいです。こ配役はいっそ日本人出ない方がこの作品の壮大さが出ていいかも。

この作家さんは映画とファッションが大好きな方なんでしょうか。そんな感じでちょっと漫画という枠に収めてほしくないです。

0

最後までタイムループを極めてきた!

うん、BLかどうかは本当に蚊帳の外だね…
前情報でふんわり予想はあったものの、
どうかこのまま…!という願いは退けられ

タイムループ、そして転生を繰り返す中で
出会ったひとつのかたちとして、浅葱くんと常盤くんとしての出会いがあるという話でした。
でもね、やっぱりときめくものがありましたよ。
なんでだかボーイズの方が萌えるのだろう
今さらだけど そこのとこの先生の意図も知りたい。

何百回とタイムループして、その度に出会う人が違う。しかも出会ったとしても一年間しか、その時代にいることはできないなんて
普通、疲弊してどこか壊れそうだよね…

そんな中で、
自分と同じ渇きのようなものなのか
それとも望みのようなものなのか
姿も見ず、言葉も交わさずに
相手のなかに見つけてしまったら
求めずにはいられないよねぇ これは切ない

なんのためにタイムループをしているのか
終わらせることはできるのか
終わりというものがあるのかさえ分からない
しかも、記憶が全てリセットする訳ではなく
延々と生き続けていることを知りながらって辛すぎやしないだろうか。と、我に返って考えてしまった。お話としては面白いけど
だって、その人との別れが分かっていて
みっともなくても本気で欲しいと思う、なんてことにはならないよね。
誰かに譲ってしまう、良い人でいたいと思うだけで…
浅葱くんの切実な想いが深く刺さってくる。

だからこそ、彼の選択も
出した答えも、BL的には残念なんだけど
只々、尊いとしか言えなかったよね。
そして、話のラストについても
浅葱くんと常盤くんのことを
思い浮かべながら読むことができたのかな。
と、思う。
そうなると、ほんとやられたなー
ジャンルのボーダーを軽々と超えたとこで
おもしろい話を披露されてしまった。

是非、BLジャンルの作品も描いて欲しい
もう少し、BL要素を入れたやつでもいいけど
ちょっと楽しみです❤︎






0

BLではないが神作品だと思う

1.2巻同時発売。
表紙の感じでBLだと思い購入。
がしかし、読み進めるうちにBLではなさそうな…?と、思い始める。

2巻表紙のあっくんが1巻表紙のトッキーに執着しているものの、何か違う…でも楽しい。

転生者とタイムトラベラーの話しで
お互い長い間生きてるせいか、心がとっても穏やか!
意地悪する人もいない、テンパって空回りすることもない穏やかな作品。でも謎は色々…。

「フフっ」って笑う穏やかなキャラ大好きなもので、トッキーに心癒され、あっくんのスパダリなのに気取ってないところも良くて。
BLじゃなくても、こりゃイイぞ!と。

続刊って1年後くらい?という思い込み&保管スペースの関係で気になりつつも読後に手放しましたが半年後に3巻発売?!
しかも最終巻だと?!慌てて1.2巻を再購入。
現在3巻発売を正座待機中٩( ´ω` )و

3

いや ネタバレしかしてないじゃん

あぁぁぁ 下手にボイスコミックなんて見ちゃったら続きが気になって 買ってもうたんたんだけど こんなことばっかりやってるから小遣い毎度ピンチになんのよね Orz


一番最初はカスミソウ
そんな記憶が突如自分の中によみがえる

前世の記憶をもっての転生

いままで数回繰り返した人生で36歳まで生きたことがなかった
そこに生まれる戸惑い



あの こういった繊細な話を 大雑把で粗野なあたし読んでいいのか?
って 手を出してしまってからなんなんですが しみじみ思ってしまいます



前世の記憶が甦るのは 現世が前世で命を落とした年齢に達したとき

下手に短命な過去の記憶があるから 今の好きも嫌いも操られ いざなわれている気になる
生まれ変わった人の人生が誰のものなのか? 命を落とした年齢以降どこまで生きたら自分のものになるのか? その瞬間に思い出す過去がなければ気楽に人生を謳歌することができるのか? それを考える事すら哀しくて現世を楽しむこともできない



ぐぇぇえええ……

単純な転生者とタイムトラベラーの 君と出逢えてよかったイチャイチャちゅっちゅ を期待したわけじゃないけど ここまで複雑になるか?


この巻 転生前の記憶と タイムトラベラーの仕組みや諸々が丁寧に語られるんだけど どうにも彼らの仕事が理解できない

えぇーーーーーんど 女とつきあうぅぅぅ Orz

細かいところに引っ掛かってはいられない
常磐(トッキー)がつき合った女のせいで ぐちゃぐちゃしていく関係



幾度目かの人生をおくる彼と 時空を超え亡くした家族と入れ替わるように彼の従兄弟になり 誰の記憶にも残らない数百回目の24歳を生きる彼


設定自体は切なさ満点なんだけど思いのほか軽いテンポで話が進むのでそこまで暗くもなく 細かな説明があるのでまだ出ぬ事情のせいか複雑ではあるんだけど地味に面白い

そう面白いんです 面白いんだけど なんだろ? 仕事がやっぱり気になって
日本じゃないんだな たぶん うんそう 日本人だと思うから引っ掛かるんだわ

彼らの仕事に引っ掛かったら 国籍不明の架空の都市の人たち そう思うってことで いざ2巻へ

0

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