• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作雪と墨3

(受け攻めなし) 浅葱(あっくん)/タイムトラベラー
(受け攻めなし) 常盤(トッキ―)/転生者

同時収録作品雪と墨3

(受け攻めなし) 藍(♂)/あっくん
(受け攻めなし) 撫子(♀)/トッキ―

その他の収録作品

  • 番外編:職場紹介
  • 後日譚:親愛なる同士へ
  • カバー下:イラスト

あらすじ

あと数分で、この人の記憶から「俺」は消えてなくなる――。

転生者の常磐(トキワ)、タイムトラベラーの浅葱(アサギ)は、転生とタイムトラベルの謎を少しずつ紐解きながら仲間と楽しい日々を過ごしていた。
しかし、浅葱の次のタイムトラベルが刻一刻と迫っており…。

「――さようなら
あなたと過ごせて楽しかったです」

転生者×タイムトラベラーが織りなす、時と時代をかけたサイエンスファンタジー最終巻。

作品情報

作品名
雪と墨3
著者
Marita 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784046815293
4.1

(7)

(4)

萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
28
評価数
7
平均
4.1 / 5
神率
57.1%

レビュー投稿数2

長い時間を超えて巡り会う

作者様のTwitterで「みんな幸せになってくれ漫画」を書く人。と自己紹介されている通りこの作品もハッピーエンドです。
1.2巻の時代からはだいぶ先の話ですが。

3巻ではあっくんが常磐との1年間の生活を終えて次の時代へ行く瞬間…胸に迫るものがあります。

あっくんが消えるギリギリのタイミングで常磐があっくんに託した約束…。
別れの時間が近づき、次の時代でも無事に過ごしてほしいと陰ながら願う積木さんと老竹。
日の出と共にあっくんは消え、別の時代へ。
積木さんは常磐に「浅葱さんは?」と
あっくんの記憶が残っているか確認するが予想通り残っておらず…( T^T )

あっくんはトッキー大好きっ子ですが
常磐が積木さんを選んだ事に大賛成ではなくても尊重してて
「あなたが幸せならそれでいい」と、常磐の幸せが最優先。
このスタンスに心が揺さぶられました。

ずっとずっと先の時代で仲間の協力もあり再び巡り会う2人。
常磐の時代で連弾した記憶とオーバーラップする瞬間がエモい!

再会時、常磐の魂は撫子(女性)に転生しており
常磐の記憶もある撫子はあっくんより年下に見えますが精神年齢は撫子の方が上のような…?笑

愛量的には、あっくん➜トッキーかと思っていたら
撫子(カスミソウ)➜あっくんだったの?!という嬉しいオマケ付き。
ようは、2人ともお相手が大好きって事♡
心温まる素敵な作品、巡り会えて良かった〜!

3

ややっこしいところは流せばいい

前2冊でトラベラーと転生者の哀しい胸のうちは読めたんだけど これがどうやってBのLになるのか全く読めなかった続き


もう1度会いたい人のために止まった歳を駆使し 出逢うための1年を繰り返し生きるトラベラーが決められる最期


ぶっちゃけ 彼らの名前がほぼ「色」だって気づいたところから 超個人的にそこが気になって これもなんかの伏線か?って ←全然関係なかったw

彼らがしている仕事がよくわからない問題を解決する挿し込みがあったのはいいのだけれど うーーーん 名前のせいもあるのか異国感は増すばかり

まぁ そこは置いておきましょう



刻一刻と迫る別れの時 彼の中に見ていた彼女以上に彼への気持ちが膨らんだ事に気づいても選んだ別れは止まらない

あぁぁ すんごくいい
探し求めた人とこのタイミングで再会するとか ほんといい

それまで無意味に繰り返していた転生が 意味のあるものだと知ってからの彼らの出逢いの魅せ方がさりげなさ過ぎて物足りなくはあるんだけど 別れの直前に渡された3枚目の服従券を遂行するあっくんの 止まった時 が動き出す瞬間に繋がってたのに感動

正直 お別れが鳥肌立つくらいよかったので そうきたかぁぁぁあ と唸ってしまった


繰り返す出逢いと別れ そこに絡んだ運命に宿命
全員が収まるところにキレイに収まって各々幸せな結末ではあるんだけど

うーーーん どうなんですかね 好き嫌いは絶対わかれるやつです

彼らのLOVEが身体と心で互い違いになっちゃってるところを気にしだすともう
最近流行りの女体化に若干の違和感があって手を出せていないジャンルではあるのだけれど それとはまた次元が違ってて ほんとに面白いのに自分の中の処理が追いついていかない

ただ 誰の記憶にも残れなかったあっくんが 常盤として生きた時の記憶として撫子の中に残り求め あっくんもトッキ―へのキモチは持ってるので… あぁぁぁぁぁ ややっこしい(怒)

一概にBLではないとも言いきれないようなぁぁぁ


でもほんッとにお話はいいッ!
(トラベラーと転生者と記憶保持者が入り乱れ 設定も複雑 なのに迷子にはならない
のはよかったんだけど ただそこを補うために入る情報量が多すぎて些か読むのが面倒になったってのを ここにこっそり報告しておきます )


姿は変われど惹かれあう運命 どんなに離れても見つけられる宿命 想いのために必然で繰り返す生 
そんなものがお好きなら全力でおすすめしたい が NLが読みたいんじゃないんじゃ!!!!! って方を全力阻止しねばという この板挟み


愛した人の幸せを願い叶える優しいお話ではあるので どろどろの精液が重く感じた時や恋愛の切なさを存分に摂取したい時に BLっての意識しないで読めばいいのかなと思うんですが 

いやダメだろこの最後は なんでこれでBL括りになってんだよぉぉぉ Orz
誰がBL登録したんだよ そのつもりで読んじゃったじゃねえかよぉぉぉ Orz


注)誠に申し訳ありません 8/2時点で括りがBLから非BLになったのを確認いたしまいたことをここにご報告しておきます

7

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP