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表題作キミイロメルト

北條春真
25歳,バイク便ドライバー
荒波秋人
31歳,小説家で生物学者

その他の収録作品

  • スペシャルショート
  • 描き下ろし
  • カバー下あとがき

あらすじ

純朴好青年なバイク便ドライバーの北條春真が集荷の依頼先で出会ったのは、
今大注目のイケメン小説家で、冷血人間とあだ名される荒波秋人。
そこで意図せず彼の艶姿を目撃し、荒波がゲイであることを知る。
衝撃的な出会いから数日後、荒波から再び集荷依頼が…。
気まずくて仕方がない春真だけど、
テレビのイメージと違い、無邪気で素直な一面を持つ荒波を
「かわいい」と思ってしまう。
一方の荒波は、春真の何気ない一言で心を揺さぶられ、
仕事中も彼が気になって仕方がない。
そんなある日、二人は外食先で鉢合わせ、会話の流れで
春真もゲイであることを知った荒波は、
彼にある提案を持ちかける。
「君さえ良ければ 今夜相手をしてくれないか」

世界が優しく君色に染まる。心とろけるラブストーリー!

【収録作品】
キミイロメルトep.1~5
キミイロメルト スペシャルショート
描き下ろし

作品情報

作品名
キミイロメルト
著者
hitomi 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801976689
4.2

(187)

(101)

萌々

(50)

(21)

中立

(12)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
26
得点
780
評価数
187
平均
4.2 / 5
神率
54%

レビュー投稿数26

面倒くさい男の無自覚さに萌えたー!!!(∩´///`∩)

人の感情や行動原理を
論理的かつ科学的に説明出来ないと気が済まない。
衝動的な感情なんて非効率なものだと思っている。
そんな非常に面倒くさ~~~~い男が恋をする姿にニヤニヤします…!!!

わずかに上がる体温。跳ねる心。

それはね、恋だよ!好きになっちゃったんだね!!
ふぁぁぁぁぁぁぁぁ(∩´///`∩)!! ーーとね。
読み手としてはニヤニヤしちゃうんですけど、
なんか難しい理論を組み立てて「恋」から遠ざかるw
(進まない、焦れったい、なにこれ萌えるんだが??)

最初は気難しくて面倒くさそうというイメージが
段々と天然っぽく見えてきて、可愛く見えてきて、
頭良すぎてアホだなぁ…っていう愛らしさが憎めないですv

個人的に面倒くさい受けってあまり萌えないんですが、
この作品はニヤニヤキュンキュン面白かったです……!


さてさて。


受け:荒波
イケメンの人気小説家で生物学者でもある。
効率的・非効率的で物事を判断し、
相手への配慮ナシで思ったことをバッサリ口にする。
(本人は単純に正論を語ってるつもりで悪気はない)

ゆえに冷徹人間とあだ名が付き、
ネットでは言われたい放題だったりします。

思ったことを口にするのは逆に裏表がないんですね。
感情をストレートに出して可愛い顔する時があって、
そのギャップがめっっっっちゃ可愛いッ!!!
(ショボンとなるのを隠さないとこギュンってきた)

攻め:北條
バイク便のドライバーさん。
表紙のイメージそのままの大型年下ワンコ。(カワイイ!!!)

荒波からは非効率的で知性が無いとか言われてるけど、
ごく一般の読者的には誠実で真面目そうな好青年です。
爽やかで人当たりが良くていつもニコニコしててねー。

作中には出てこないけどバックボーンは色々ありそうで、
痛みを知ってるから優しいんだろうなって感じがしました。

荷物の依頼主と荷受けドライバーという形で出会い、
偶然 互いの性嗜好を知ることになってーーー。
例によって合理的な荒波が合理的に考えた結果、
気付けばセフレのような形に収まっていました。

北條は好意を伝えているんですが
とっても遠回しなのでフワッと宙に浮いたまま…。
(ーーーというか伝わってない???(不憫やのぅ))

何度もエッチしたり、デートしたり、
荒波の過去の恋だったりを交えながら展開していきます。


荒波はガ○レオの湯○先生みたいな感じ…?
イケメンだから許されてるけど変人扱いされてます。
(感情を科学的に説明しようとするので面倒くさいw)

そんな荒波なんですが。
1度だけ科学的に証明できない愛に浸った過去があって。

淡々と話すけれど荒波にとって宝物の恋だと伝わり、
そんな過去を知った北條の複雑な気持ちも加わって、
なんか心の奥底がギューーーーッてなりました(;///;)

……でもね。
荒波は過去の恋を「愚かな思想」と口に出すんですよ。
ほんと頭良すぎてバカなんじゃない!?!?(涙目)

と、とにかくブレずに頑なな荒波が、
北條に惚れていくのがまぁぁぁぁ萌えるんですよーー!!
無自覚なまま恋してるのがニヤニヤニヤニヤ止まらない。

「好き」のたった2文字で済む言葉も、
荒波の手にかかれば吹き出しいっぱいに説明の羅列w
ホンッッットめんどくせぇな~~~~~(愛おしい!)

んで北條の前だとガードがゆるゆるなとこもカワイイ。
(リラックスしてダルンダルンの液体猫ちゃんみたいw)
荒波の素が見えるほど可愛くて可愛くて堪らなかったです。

北條も良かったです…!
荒波の面倒くさい講釈も程よく雑に聞きつつ、
言葉の中にある本質を汲み取ってるんですよね。
外側の言葉じゃなく心を見ようとする北條の人柄がグッときます。

いや~~~これはもうね!
荒波は北條ナシでは生きていけないんじゃないかな。
北條は荒波を理解し丸ごと愛してますからねー!!!

(北條は荒波をめちゃくちゃ甘やかしてるよね…)
(んで荒波は甘やかされてるの気付いてないのよ)
(そんなトコすら可愛いのよ。猫チャンめ…)

はーーーー面白かった!!!
面倒くさい男の遠回りな無自覚の恋に萌えました////

6

エロいのにピュアで純愛が楽しめる

はい。この時を待ってました!
hitomi先生の【濃厚甘エロ】
hitomi先生の高い画力で甘エロですよ〜〜!!!

温厚なワンコ系年下男子が、理系の年上美人のお固い倫理的思考に振り回されつつ、そのお固い殻をゆっくり溶かしていくお話です。刺々しい殻の中には、繊細でピュアな可愛い青年が詰まっておりました…。正に「ウニ」男子

受けの荒波さんが理系な為、台詞の文字数が多めです。
台詞や心情が小説並みに充実してるので、寝起きや、ほろ酔い時などの、ぼやけた頭で読むと一度で理解出来ないかもです…(私です)

流石ストーリーテラーのhitomi先生!単にエロいだけで無く、充実のストーリーで大満足!2人が惹かれ合う描写が丁寧で、エロに至るまでの流れが凄く自然でした。
出会って2回目でセックスしても唐突感が無く「わかる、君たちが睦み合う事は自然の摂理だわ」と、納得の合体。

そして、攻めの北條君がめっちゃ可愛いんです。年上美人に翻弄される年下ワンコって感じで。でも、北條君の温和な広い心で、硬質だった荒波さんが徐々に軟化していき…
時折見せる荒波さんのデレに、トキメキが止まらない…‼︎

また、荒波さんも単にお固い美人ではなく、子供の様に無邪気で天然な一面もあって…、このギャップが最高‼︎
頭の良い人が、その頭脳を使って精一杯"恋愛"について考える姿って良いですよね〜。「好き」の感情を30行以上使って推測している姿に、クスッとなりました。

【濃厚エロ×充実のストーリ】で、エロいのにピュア。終始、甘々エチエチな2人に癒されます♡
セックス中、名前を呼ばれながら「好き」と言われてイッちゃう荒波さんに、幸せを感じました…(拝)

▶︎Renta!/ぐしゃぐしゃ斜線修正

12

こんなにいいんですか!?

hitomi先生の描くえっちをこんなに見れちゃっていいんですか!?と心配しつつも、大喜びで読みました。

今回の明るめのお話も好きでした。振り幅凄い。

ふたりの心の移り変わりがゆっくり丁寧に優しく描かれているので、読む側もとても大事に丁寧に読みました。

学者らしい理論大爆発シーンも楽しかった。
ガリ○オを彷彿とさせる。

今作も最高でした。だいすき!

1

荒波さん、天然でえろいよ笑

バイク便ドライバーの北条春真×生物学者・作家の荒波秋人

理系男子の荒波は論理的で回りくどい話し方するんだけど、デカワンコ系の北条は荒波の過去に嫉妬しつつも、そんな荒波を柔軟に受け止めてその人の人柄を見て接してるとこがすごく素敵でイケメン!だなと思った。
荒波は恋愛などは…と理性的な意見をするんだけど、自分の好きという気持ちまではコントロールできないよね!ということを不器用にも自覚していく過程がとても可愛いらしい笑。

大人同士ではあるけど、ストーリーは複雑に見えてすごく純粋な恋愛物語な気がします。
とにかく、荒波さんが天然でえろい!

お付き合い後の2人が可愛いし、荒波さんがまたえろい笑!

【特典】
①電子版→北条、抱き枕になるの巻
②アニメイト小冊子→荒波さんが奔放すぎて北条が自制をお願いするも、荒波さんの天然で萌え姿に完敗!笑の巻

2

頭がウニ(死語)よw

デコだし短髪男子をhitomiさんの絵面でみれるとか……もうそれだけで 神ッ!

いやいやいや

ちょいと人格バグってる 自分を偽れない男
それを冷血って言われたら 嘘つきと 建前人間だらけになっちゃう気がするんだけど

のっけから他意はない ただただ自分に正直すぎる男の行動のおかげで hitomiさんにしては珍しくコミカルな滑り出し

な の で す がッ!

すべてを理論づけられないと気がすまないのか はたまたなんかの呪いなのか
合理性だの利便性だの効率だの しちめんどくさい屁理屈三昧

頭でっかちの獲物の品定めからの突飛
発言は確かに面白いのだけれど クソめんどくさい思考のおかげでそこにあるものに答えがだせない

攻めの器のデカさが問われるこの関係?


欲や未練や執着ってところより めんどくさいけど二人の噛み合わないほのぼの感が強かったかな

最終的にはいつもながらの 内側の柔らかな部分を守るため身につけた鎧のおかげで傷つくことも厭わない的なものも すべてを受け入れて包み込むような優しいくて暖かいものも見れはしたんだけど


うんちくや講釈が多いくせに自分の中にあるものにはとことん疎くて

個人的には根っこにある薄暗さを追うのがきな作家さまなんだけど 難解で厄介なひとすじ縄じゃいかないクソめんどくさい男の迷走やら とことん噛み合わないこのやり取り

あぁぁぁぁッ! 誰か  それが恋なんです  って早くそこの彼の耳元にささやいてやってくれ((怒))


北條に劣らないくらい厄介なもんに感染しちゃったのか 最後までめんどくさかったけど だんだん荒波がかわいい人にしか見えなくなくるし なにより変人に振り回される北條の不憫さがクセになってくる

どっちが溶かされたかのかば微妙だったけど コミカルでシュールなこのお話しに あたしの脳は完全に溶け腐ったってことなのかしらね

2

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