1人と一人の3650日

hitori to hitori no 3650nichi

1人と一人の3650日
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神58
  • 萌×251
  • 萌21
  • 中立14
  • しゅみじゃない7

254

レビュー数
21
得点
571
評価数
151
平均
3.9 / 5
神率
38.4%
著者
hitomi 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784801968653

あらすじ

10年前に「キモいんだけど」と酷い言葉で自分をフッた勝巳と再会したゲイの牧。
純粋に再会を喜ぶけれど、ノンケのはずの勝巳が評判の悪い男とセックスをしていると知る。
過去、保身のために牧を傷つけた勝巳は見知らぬ男たちに乱暴に抱かれ、痛めつけられることで赦された心地を得ていた。
その事実を知った牧は、勝巳にこう告げる――。
「僕が勝巳くんに罰をあげる」

hitomi、渾身のデビューコミックス!!

表題作1人と一人の3650日

牧 修一郎・28歳・書店員
早瀬勝巳・28歳・会社員

同時収録作品未熟な僕らは夏に為る

野島大也,息抜きで田舎暮らしをする都会人
尾田川祐介,24歳,3年前から田舎暮らしの青年

その他の収録作品

  • 未熟な二人のその後のお話(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下イラスト

レビュー投稿数21

涙腺にきます。

すごく綺麗な絵柄にひかれて電子版を購入しました。表題作と、テイストの違う作品が同時収録されてました。

あとがきから分かったんですが、表題作は3年前の作品とのこと。
高校時代の親友ともいえる同級生二人の10年後です。かなーり拗らせてます。最初は書店員の牧くんのほうが振られて引きずっているのかと思ったんですが…あと、ビジュアルと雰囲気から牧くんが受けかと勘違いしてました…振ったほう、勝巳くんのほうがよほど引きずってました。牧くんの告白に心ない言葉を返してしまったことで、牧くんを傷つけてしまったと思い悩み、自分を傷つけるようになってしまったと。快楽を得ていたような描写でもないのでセックス依存、というのでもないんでしょうけど、行きずりの相手にひどくされて、自分を痛めつけてます。偶然牧くんと再会して…というストーリー。途中、勝巳くんの気持ちを読んで涙が出ました。牧くんがとても優しくて、これでもかと包んでくれる人で良かったです。それにしても勝巳くんの勤務する会社は激務を強いてるんですかね…なかなか休めないし残業多いようで心配でした。

もうひとつは、都会っ子の田舎暮らしのお話。お相手も田舎育ちではないんですけどね…こちらのお相手、受けのユースケくんめっちゃかわいい。表題作よりはライトに読めますがしっかり恋愛もので大満足でした。

今後の作品も追いかけたいです!

5

圧倒的画力…すごい素敵な一冊です

作者さまの初コミックスということですが…
ものすごい高い画力!表現力に驚きました。
お話もとてもよくまとまっているし
題名との整合性もあって、素晴らしいの一言。

これから何度も読み返してしまいそうです!

ふたつの作品が収録されています

10年前に未熟さから酷い言葉で相手を振ってしまった受
赦されない・酷くされるのは報いだと、その後とあるきっかけで
傷を受けるセックスが常習化してしまう…
切ないくらいに痛いです

そしてそんな受に偶然再会した攻
包容力があって優しくて、とても素敵な攻でした

想いは通じて気持ちも結ばれた二人ですが、まだ少しぎこちない
この二人のその後とか、甘々なエピソードが読みたいです。

『未熟な僕ら~』のふたりも可愛らしくてとてもよかったです。

しかし…本当に素敵な作家さまに出会えました!

4

心臓が痛い(いい意味で)

最初から最後まで心臓が痛くなるようなお話(いい意味で)。表紙買いしましたが買って大正解でした。高校の時の雰囲気は攻受逆じゃないかなって思ったけど3650日たった2人がとても素敵で、“拗らせ自傷ノンケ”という新しい性癖が出来ました。
同時収録の読み切りも、ページ数は短いけれどとにかく胸に刺さるし胸が痛くなるような、けれど優しい温かいお話で、今後この先生が商業本を出される際は作者買い確定だと思いました。

3

絵がキレイです。

初コミックとは思えないほどの、
画力、ストーリー展開で
本当は好きだったのに
ひどい事を言ってしまった事を、10年も引きずり
自らを罰する受けが健気でたまらないです。

1

仄暗い人生に差し述べられた優しい手

デビューコミックスということでしたが、
とても絵がキレイで、特に筋肉の美しさには目を奪われました。
10年越しに再会した二人の痛くて切ないセンシティブラブです。


高校の卒業式に親友に告白し、
「マジきもいんだけど…お前」という冷たい一言で振られた牧。
それから10年……
本屋で働く牧は高校時代に振られた勝巳と再会しーー…


男だから振られたと思っていた牧でしたが、
再会した勝巳は乱暴な男に抱かれていました!
大学時代に男にレイプされた勝巳は傷つきながらも、
ボロボロにされた体を見て〝許されているようだ〟と感じたのです。

牧を身勝手に傷つけてしまったことを悔やんでいた勝巳は、
男に傷付けられることによって牧への贖罪にかえていました。
本当は自分も牧のことが好きだったのに、
勝巳は世間体を気にして応えられなかったのです。

なんて難儀な(´д`)
友人を傷つけたことを10年も気にして生きてきたなんて……
そして、牧が許しても勝巳は決して自分を許さないのです。
ならばと牧は、
「ーー僕が勝巳くんに罰をあげる」と言いーー…

ここから二人の関係が新たな展開を迎えます。
縛って後ろから挿れるだけのセックスをする二人……
それでも牧が勝巳を傷付けることは決してなくて、
触れられる心地よさを知っていく勝巳。

また心を通わせていくのかな?と期待した時、
勝巳が以前関係を持った男に襲われてしまうのですが、
牧以外に触られることに嫌悪を感じた勝巳は初めて牧に許しを乞います。

ここで、今までは許されてはいけないと思っていた勝巳の心の変化を感じました。
そして、快く勝巳を許す牧ーー
二度目の恋はやり直しじゃなく、また一から始める恋です。
10年経ってもう一度お互いを好きになる二人が愛おしい。

恋人同士になった二人は、
キスをして抱き合って愛し合うセックスをします。
ここがとても綺麗で甘くて、横から抱える体位も好きでした!

桜が舞う中での勝巳からの告白がエモかった^^
新たな始まりを感じさせる素敵なラストカットに胸アツです。

なぜ勝巳がそこまで自分を責めたのか、
ちょっと引きずりすぎていた感はありましたね。
しかしながら牧が優しくて包容力のあるとてもいい男で、
キャラの魅力を感じさせます。
学生時代の〝強い勝巳とおとなしい牧〟というイメージが、
大人になった時に逆転しているのに違和感がなかったです。

1人と一人が2人になって一組になる過程が丁寧に描かれており、
総じてよかったと思える作品でした。


同時収録作は、シティボーイ(自称)大也が気まぐれで始めた田舎暮らから始まるラブストーリー。
酔った勢いでHしてしまった大也と隣人の祐介!
謝る大也に祐介が言った言葉、
「お前は俺のこと…女と同じだと思ってんの」

この言葉の意味……
これが分かった時、そうだったか‼︎とハッとしました。
日本語難しいーー!
この二人もとても可愛くて好きでした^^
描き下ろしはイチャイチャです♡

あとがきの後に表題作の電子限定の描き下ろしがありましたが、
短いながらにこちらもとても良かった( ・∇・)
最後まで丁寧に話を作って下さった作家さんに感謝いたします!

Renta!修正グシャ塗り





10

同時収録作品も読ませる一冊

表題作と同時収録短編に描き下ろし、画も作風もタイプ違いな2作品のデビューコミックス。

私は同時収録作に嵌まり表題作に出会いましたが、どちらも甲乙つけがたい魅力。
甘酸っぱい繊細描写が冴える画が堪らない同時収録短編が好みですが、
シリアスダークに灯る優しくて温かい言葉の数々に、がっつり鷲掴みされてしまう表題作です。

★1人と一人の3650日★
高校卒業で親友の牧に告白され酷い言葉で返した勝巳。
10年ぶりに再会した本屋店員の牧は、
ノンケの勝巳が男に酷く抱かれている姿を目撃する…。

とにかく痛い、色んなところが読んでて痛くなる。
酷い言葉で振られた牧はもちろん傷ついてますが、勝巳を恨んだりせず自分の人生を生きてきた。
一番傷ついていたのは勝巳で、ゲイバレを恐れ嘘をついて牧を傷つけた自分を許せず、
大学で男に襲われた時に恐怖と嫌悪の中で、少し自分が赦された気持ちになり、
それ以降、敢えて酷い男を誘い自分に罰を与え、自虐行為で凌いできた勝巳。

事情を知って自分が罰を与えると言い、勝巳を抱くようになる牧、
自分が傷つけた牧によって赦され救済されていく勝巳なんですが、簡単にはいかない…。

ずっと過去に囚われ10年の自虐から解放されるには、まだ自分を許せない勝巳が、
牧に赦される自分を受け入れられるようになる経緯は涙。
ずっと沼の底に沈んでいるような勝巳が、優しさと温もりに触れて、
少しずつ痛みから解放されていく描写が秀逸です。

何よりも、牧が勝巳に掛ける言葉が優しくて温かく、言葉選びや会話にセンスを感じます。
「やっぱり、また好きになるんだな」と一人微笑む、この言葉が牧なんですよ。
「やり直せない事を悔やむだけの子供じゃない」
「僕は二度目を勝手に始めた。やり直したんじゃないよ、またいちからだ」

優しくて温かいのは言葉だけじゃなくて、触れる牧の優しい手に心が安らぐ、
勝巳の表情にじんわりして温かい気持ちにさせられます。

牧のゲイ友が大活躍でした。深く突っ込まず見守って助ける、大人な関係性もステキですね。
電子描き下ろし漫画も、牧の会話が癒してくれる。しっとりした優しさに包まれて好き。

★未熟な僕らは夏に為る★
息抜きで田舎暮らしを始めた都会育ちのお坊ちゃん大也が、
3年前から単身田舎暮らしをする無愛想な祐介に助けられ、田舎暮らしを楽しむ一夏から一年。
飲みの雰囲気から祐介を抱いてしまい、都会に戻った大也ですが、
男を抱いたことや祐介への気持ちを考える程忘れられない。
でも、祐介の「お前は俺のこと女と同じだと思ってんの」この言葉の意味に気づき…。

小柄なのに力持ちで無愛想なのに世話焼きなツンデレという、
ギャップ萌えの塊である祐介に、一瞬で全部持っていかれました。
田舎暮らしの情緒あふれる風景や二人の間を漂う空気感、画が素晴らしい。
黒髪長身イケメンの大也との身長差もいい、特にツンデレ祐介の表情変化にはドッキュン!
あんな顔して反応されたら抱くしかないですよね…可愛いくて堪らん。

描き下ろしがこの二人で大興奮でした。
布団でまどろむ祐介が既に堪らないのですが、ツンデレ祐介に大也が仕掛けるあまイチャ。
ご褒美な描き下ろしに感謝、ほんとはこの二人でもっと見せて貰いたいなぁ。
見てるだけで幸せでニンマリさせてくれるカップリング最高です。

次回作を楽しみにしております。

※シーモア:修正は白抜き。Renta:修正は白い斜線です。

8

画力がすごい

まず絵のうまさに目を奪われ、物語の素敵さに夢中になりました。

『本編』
自分を大切にできない自傷系受けは、そのきっかけである攻めではないと救えない。
この関係性が堪りませんでした。
しかも薄暗いのではなく、ちゃんと幸せがあるのです。
攻めの優しさにも救われました。

『同時収録』
個人的にはこちらの話のほうが好きです。
体格差的には攻めの方が高いのに、力比べでは受けのほうが強い。
この強い受けが、本来抵抗できるはずなのに攻めを受け入れるという、気持ちの部分での繋がりがま~最高でした。
若干クズめな攻めがちゃんと改心したら、溺愛系になるのもポイントです。

また続きがでたら読みたい作家さんでした。

5

絵が綺麗

初コミックスでしたっけ?
ちょっと信じられないくらい絵がお上手です。
寛容攻め×ヘタレ受け。

牧くんがめちゃくちゃ寛大です。
性癖認められず親友の告白を酷い言葉で拒否、こんな相手助けてやろうとか…
攻めがとても魅力的ですが受けの人間性をもっと描いて欲しかったかなー。弱い人なんだろうがその弱さやらダメさやら葛藤やらなんやらもっと生々しく曝け出して頂かないと読者には単に何だよこの感傷身勝手男!って評価で終わってしまうのだよ…ダメな奴だけど人ってそんなとこあるよなぁ、まで持っていってもらわないと。

という訳で個人的には表題作にはややもやっとしたものの同時収録の田舎の話は好きです。
受けがかわいかった。
初々しいけどちゃんと男の子で素敵な初おセッセでした。
拗らせからの再会、気持ち確かめ合ってからのイチャイチャも可愛かった。

3

相手を酷い言葉や態度で捨てた先にあったものは。

2作品が入っている。

1作品目『1人と一人の3650日』 
高校生の卒業式でずっと親友だった優しい攻めに好きだと告白された受け。
でも酷い言葉を投げつけて振ってしまう。
実はどうして酷いことを言ったのかには理由があって、その後10年間、
受けは相手を傷つけたことを後悔し、一夜限りの質の悪い男達の
慰め者として生きていた。
そこに偶然、彼、好きだと告白した攻めに再会する。

2作目『未熟な僕らは夏に為る』
息抜きで田舎暮らしを始める攻め。
そこに3年前から田舎暮らしをしてる訳あり受けがいる。
お互い意気投合して仲良くなり、ちょっとしたことから
攻めが強引にセックスをしてしまう。
受けの泣きながらの言葉に攻めは動転し、
田舎を去ってしまい1年。。。
とあることから受けのあの時のあの泣きながらの言葉は、
攻めを責めた言葉ではなく、違う意味だと気付いて。。。

1作目8割、2作目2割という配分。

どちらも相手を酷い方法で捨てるという感じの設定。
でも、実は理由があったり誤解があったりで、
最後は大団円。

1作目はモブとの痛い場面もあるが、
読者を引きつける内容。

絵柄も上手いし、内容もしっかりしていて今後も楽しみ。

2

これからの活躍がとても楽しみデス‎(^^)

初コミックスだそうですが、作画もストーリーも高レベルっ!今作を出されるまでに3年かかったと後書きにありましたが、時間をかけた甲斐が充分発揮されていると思いました。
2CPのお話が収録されていますが、どちらも良かったです。これからも是非とも頑張って、作品を沢山発表して頂きたい。

1

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