1人と一人の3650日

hitori to hitori no 3650nichi

1人と一人の3650日
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神83
  • 萌×268
  • 萌30
  • 中立16
  • しゅみじゃない8

249

レビュー数
28
得点
793
評価数
205
平均
4 / 5
神率
40.5%
著者
hitomi 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
ISBN
9784801968653

あらすじ

10年前に「キモいんだけど」と酷い言葉で自分をフッた勝巳と再会したゲイの牧。
純粋に再会を喜ぶけれど、ノンケのはずの勝巳が評判の悪い男とセックスをしていると知る。
過去、保身のために牧を傷つけた勝巳は見知らぬ男たちに乱暴に抱かれ、痛めつけられることで赦された心地を得ていた。
その事実を知った牧は、勝巳にこう告げる――。
「僕が勝巳くんに罰をあげる」

hitomi、渾身のデビューコミックス!!

表題作1人と一人の3650日

牧 修一郎,28歳,書店員
早瀬勝巳,28歳,会社員

同時収録作品未熟な僕らは夏に為る

野島大也,息抜きで田舎暮らしをする都会人
尾田川祐介,24歳,3年前から田舎暮らしの青年

その他の収録作品

  • 未熟な二人のその後のお話(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下イラスト

レビュー投稿数28

表題作をじっくり読みたい

表題作、素晴らしかったです。
表題作のみでレビューします。

すごく重い。
重いんだけど、その重さやその罪をどうにかして償おうと体で無茶をする受けが切なくて、それを救おうとする攻めの姿に心を打たれました。
最後の最後まで受けは苦しんで、無理矢理知らない野郎に抱かれ、体を傷つけ時には吐いたりして…自傷行為に走らせるのは、『過去の攻めからの告白に対してきちんと返事をすることができなかった、好きだったのにもかかわらず』というところ。重いし、切ない。そしてその事で攻めと再会しながらまた苦しみ葛藤する姿に「早く幸せになって…!!」とページが進みます。

そんな苦しい中で、攻めに救われていく。描き方も丁寧で、またオチもオチでよかったなぁと思いました。

この2人でたっぷりお話を楽しみたいなあと感じました。
表題作でない方があまりに霞んでしまう。表題作の後にきたお話は、表題作ほど印象が強くなかったです。

1

可哀想なのは抜ける

可哀想な受けが好きな人集まれ〜〜〜!!受けの泣き顔が性癖な人〜〜〜!こっちこっち!

表紙からして、明るくないお話かな?と思いながらも試し読みして、とんでもない画力に圧倒され購入しました。
本当に絵がお上手で...これがデビュー作...?絵が上手い人の漫画は絵が上手い(?)
注目して見てほしい所が、特に「瞳」と「手」です。(あと泣き顔)
攻めが受けを触る時の手が非常〜に優しく、時には力強く...作者様のこだわりを感じる手の血管...!そして、宝石のような瞳。瞳のアップが何回か描かれているのですが、吸い込まれるような綺麗な瞳を描かれるんです。圧巻です。

10年前に攻めの牧の告白を酷い言葉で断ってから、受けの勝己は見知らぬ男達に酷く抱かれることで赦しを得ていました。
保身のためとはいえ、10年間も乱暴なセッ...で自分で自分の心を傷つけ続けた受け...!可哀想だ...!!対して、勝己を優しく受け止める牧くんが世界一良い男で痺れる〜んですね〜
この攻めの牧くんがふわふわ〜って感じの可愛い見た目だったので、最初は受け側だと思ったのは私だけじゃないはず。ところがどっこい!心と器がデッケ〜!気遣いも出来て、言うことちゃんと男らしくぶつけるんです。これは圧倒的攻め...

決して明るいお話ではないですけど、凄く暗いって話でもないので、読んだ後に暗い気持ちになるってことは無いです。最後のシーンは感動すら覚えました。
勝己があの頃に返せなかった言葉を返せて、今度は牧くんの泣き顔ではなく笑顔をちゃんと見ることが出来て...良かったね、勝己...幸せにおなり...
欲を言えば、続編が欲しい〜!!この2人が10年分イチャコラする10年間編欲しい。

同時収録の方は、打って変わって比較的明るいお話でした。小柄なのに物理的に攻めより強い受けは可愛いな。この手の受けが嫌いな人はいませんから。夏の田舎が舞台なのも良かった。夏の田舎ってなんかエロくないですか?エロいですよね〜〜〜〜〜

可哀想で心がボロボロな受け。その受けをデッカイ器で受け止める攻め。道中が暗くて結果的にハッピーエンドになるのが好きな方にはオススメです。まずは、試し読みしてみることを強く強く推します!

1

同時収録作の方が好き

表題作は評判程好きになれなかった。恐らく受けの勝巳くんの女々しい感じが駄目だったんだと思う。自虐するのと女々しさは同列では無い方が好きなのかもしれません。
読後表紙を見直すと、確かにかなり受けっぽいんですよね、勝巳くんは。登場したばかりの勝巳くん、全然そんな感じじゃないから、私の脳が勘違いしちゃったんだな。
逆に表題作が物足りなく、その流れで期待せずに読んだ短編は面白かった。こっちはすんなり納得できる展開というか好きな解釈です。結果二人はBLになりましたが、友人のままでも同じだけ大切な者同士なんだろうと感じる二人でした。

1

ひとりの10年は重すぎた……。

 表紙絵とあらすじだけで、この物語が重く辛い作品だということがわかったので、ずっと購入を躊躇っていたのですが、どうしてもどうしても気になって読んでしまいました……結果、読んで良かったです。

 勝巳くんの10年は辛すぎて、苦しくなります。
 勝巳くんは自己保身の為に牧に対して傷付けるようなことをしてしまい、ずっとそのことを悔やんでいます。ですが、正直どうしてそこまで自分を責めるのか、贖罪として自身を虐めてしまうのか……と思います。でも、よく考えれば傷つけられた方は自身に負った傷の深さがわかるので、どうすればその傷が癒えるかを導き出すことが出来るけれど、傷付けた方はそれがわからないから、“傷付けた”という事実だけがどんどんと重みを増して、外すことの出来ない足枷になってしまうんですね……。そして善人であればある程、ましてや相手のことが本当は好きだったとあれば、尚更に重く自分を許せないと思ってしまうのでしょう。
 
 牧は勝巳が回想するように、見た目に反してとても強い人間でした。そして桜咲く春の日差しのように暖かく優しい人でした。
 勝巳くんが牧と出会えたことにより、少しづつでも過去の3650日から解放されて、最後には心の底から笑える日が来ることを願います……てか読みたいです。

 あと、これはストーリーとは全く関係ないのですが、勝巳くんのお部屋も牧のお部屋も、家具の配置が地震が来たら危ないなあ〜なんて気になっちゃいました……スミマセン。

 もうひとつの物語は軽めの可愛らしいお話だったので、気安く読めて良かったです。
 
 最後に、どちらの作品も絵がとても綺麗で体の動きや表情に感情がよくあらわれています。特にいたしてるシーンはリアルで色気に溢れているので、「1人と一人の……」の方は心が苦しくなるような時もありました。
 

1

とても良かった!!

読みながら心臓がずっと苦しくなるくらい刺さりました。
まず絵がものすごい綺麗だし好みだし最高。いつまでも表紙を眺めていられます...眼福...
勝巳の涙が本当に美しくて表情がめちゃくちゃ切ないです。この時点で彼らの幸せを願わずにはいられませんよね。

傷つけられた攻めよりも、傷つけた側である受けが何年も気に病んでるのがめずらしくて良かったです。

牧くんみたいな攻めは普段あまり読まないので新鮮でした。
優しげでふわふわしてて、でも攻め!
意外というわけではないです。攻めの風格がにじみでてるので。
なんだろう、ギャップ萌えというやつですかね...
勝巳に寄り添って、包み込んでくれる安心感がすごい。

それから高校生のころの二人がとても眩しかったです。タイプが違うのになんだか相性のいい二人...絶対特別な空気感を纏ってましたよね。同じクラスのモブになりたい...
高校生勝巳のかわいさにやられました
一見クールで一匹狼っぽいけど普通に友達もいて、牧くんとお話ししてる時の年相応なかんじがかわいい。

強気そうなのに、十年も自分を責め続ける繊細さがとても良いです。可哀想だけど美しい。
だらだら涙を流してる表情がとても似合うな。こんなこと思ってごめんね幸せになってね勝巳...

彼は水をあげればあげるだけ花がひらいていくタイプのように見えたので、これから牧くんと幸せに暮らして心身ともに健康になっていってほしいです。
まだまだ二人の今後が読みたいな。

同時収録について。
ユースケの遠回しな言葉選びが良かったです
見事に私も「女の代わり」って意味かと思いました。いや、彼は遠回しに言ったつもりはないのかもしれないけど。

2

イチから始めよう

作者さんのデビューコミックスだそうですが、とてもそうは思えない画力、内容でした。

高校時代の友人だった2人の再会モノです。
卒業式に牧に告白され、ひどい言葉で拒絶した勝巳だったが実は…なお話。
それで10年間自分を責め続けるって悲しすぎます。
愛もなく、暴力的に抱かれることが贖罪と考えていたが、牧に自分が罰を与えると言われ、身体の関係をもちます。
お互いを想いあっていた2人の行為なのに、意味の無い空っぽな行為に思えて辛かった。

牧以外に触られる事を嫌だと分かって(モブによるレイプありなので、地雷の方注意です)、泣きながら牧に電話すると、すぐさま牧が駆けつけてくれるのですが掛けてくれる言葉や抱擁が優しくて泣きそうでした。
その上自分は1から始めたいけど、勝巳はどうしたい?って選択権を与えてくれるなんて…惚れてまうやろー、牧の中身は100%優しさで出来てるな。

10年後の桜の下でまた2人は始まるんですが、心から幸せになって欲しいって思えるカップルでした。

同録の短編も良かったです。
Hしてしまった後、大也が都会に逃げ帰るの卑怯〜と思いましたが、帰ってきてくれたから許すわ。ユースケがピュアでツンデレで、だんだんHになるのが良かったです。

また言うけど本当絵が上手すぎる。
次の作品も楽しみにしています。

2

手と涙に胸が打たれました

表題作は個人的にはとても好みのお話でした。

絵がとても綺麗で人物の表情に心打たれました。
泣き顔が本当に辛く、ぼろぼろと涙が溢れていく場面にこちらも胸が苦しくなります。
表情はもちろんですが、手からも心情が感じられるようで引き込まれました。


受けがなぜそこまで自分を責めるのかに関しては、繊細さ故とも思います。
自覚していた想いがあったのに、保身のために酷い言葉を選んだ。
高校時代の彼は明るく友人も多いという描写があり、周りから受け入れてもらえないかもしれない未来は大きな恐怖だったのではないのかなと…
親友であり好きな人を傷つけてしまったこと、自分の想いを押し殺したことはたしかに胸に重く残るのだろうなと思います。
受けは酷いことをした自分は傷付いてはいけない、許されてはいけないと思い続けた結果10年引きずるわけですが…自罰的な人ってそういうものです。

攻めはもちろん傷つきましたが、それでも原因となった受けに「傷つくのは嫌だと思っていい」と言います。
それが当たり前で、そう思うことで傷付いた自分を認め、傷は徐々に癒えていくことを知っているからなのだと感じました。


電子版の最後では少しずつ人の温もりを知っていく2人の穏やかなふれあいが見られて安心しました。
この書き下ろしのために何度も読みかえすといっても過言ではないくらい好きです!

4

モブレがあって良い

学生時代、好きな人を手ひどくフってしまったのをずっと後悔し、
それ以来男に乱暴に抱かれて自責の念を晴らしている受けくんが
フった人(攻め)と再開して、幸せになるまでの話です。

なんでそこまで深く後悔しているのかよく分かりませんでしたが、かなり繊細な受けなんだろうと納得しました。
モブレ描写が生々しくて良かったです。
受けと攻めは最初から好き合っているため、お互いどこを好きになったのかよくわからず。病んでる受けを抱擁する攻め描写が多く、救済というかセラピー的な内容になっております。
同時収録作品にページをとられていてかなり駆け足なので中身があまり入ってきませんでしたが、絵がきれいで、それだけで買う価値ありでした。
あと私はモブレ描写が好きなのでそれも満足です。最後までヤられちゃうのが良い…。苦手な方は苦手だと思いますが。

同時収録作品は受けと攻めがあまり好みではなかったです。

2

自罰的な受けと菩薩級の攻め

まず最初に、自罰的な性格な人の気持ちが1ミリも理解できない人は全く合わない話です。
自罰的な人というのは他人から見たら些細なことでも何年、何十年と後悔し続けます。そこに理由なんてなくて、そういう性分なんです。ある意味、過去ばかり見てしまう癖のようなものだと思います。そんな人は結構な割合で自己評価も低かったりします。

受けはまさにそんな人で、そんな自分が嫌いで許せなくて自傷行為のようなセックスに明け暮れるわけですが、その受けに過去傷つけられた攻めが救いの手を差し伸べる様は、美しさを伴いつつもとても歪な関係だと感じました。
ラストはハッピーエンドのはずなのに、この2人に果たして穏やかな日々が終生やってくるのか……手放しで喜べない気持ちが、かすかに残りました。破れ鍋に綴じ蓋じゃないけど、2人が良ければ良いんでしょうけれど、色々と考えさせられました。
画力は他の方が仰るようにとても高い方です。瞳の描写が特に綺麗で、白黒なのに虹彩の色が分かるようでした。

3

表紙に惹かれて購入しました。

お話の内容は
理解できないとレビューしている方に同意です。

勝己くんの繊細さはちょっと異常かなと……
牧くんからの告白の断り方、
辛い物言いだとは思いますが
勝己くんが10年も怯えながら償おうとしている
姿に違和感しかありませんでした。

同時収録の方の作品も、「好き」と自覚する
瞬間も少し分かりにくくて…
ある意味作者様からも繊細さが伝わりました。

イラスト、特に表紙はとても綺麗ですし
中身も読みやすかったのでこれからの作品に
期待です!

8

この作品が収納されている本棚

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