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表題作親愛なるジーンへ 2

トレヴァー・エドワーズ
36歳,NYの弁護士
ジーン・ウォーカー
21歳,元アーミッシュの青年

あらすじ

NYの弁護士・トレヴァーと元アーミッシュの大学生・ジーンが同居して2年。ジーンはカナダの大学教授が自身のエッセイに興味を持ってくれたことを知る。優しく頼りになる恋人との愛に溢れた暮らしに不満はなかった。
でも、NYは故郷ペンシルバニアからたった300マイルの場所でしかない。もっと広い世界を見たい、カナダで学びたいという気持ちは日ごとに募っていった。
ジーンの物思いに気づいていたトレヴァーは彼の選択を祝福するが、内心穏やかではいられず……。

――そして1992年。
トレヴァーの甥・ジーンは手記を読んでいることが伯父にバレてしまい――!?

作品情報

作品名
親愛なるジーンへ 2
著者
吾妻香夜 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
シリーズ
ラムスプリンガの情景
発売日
電子発売日
ISBN
9784778135508
4.7

(403)

(347)

萌々

(29)

(8)

中立

(18)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
57
得点
1893
評価数
403
平均
4.7 / 5
神率
86.1%

レビュー投稿数57

過去から現在へ

主人公の若いジーンと同じく、2人の恋の行末が気になって仕方がなくなります。
広い世界を見たいと願うジーン。保護者として、恋人として、それを応援したいと思いながら、かけがえのない人を失う悲しみに、時に潰されそうになるトレヴァー。

このまま夢を諦めてトレヴァーのいるNYに留まることになったら、後味悪いなあと思っていたら、やはりの吾妻先生。そんな安易な持っていき方にはされませんでした。
2人には辛い選択だったかもしれないけど、やはりこれしかなかったと思う。

そしてラスト。
これからどういう関係になるかも彼らに、そして読者に委ねられます。それが一層余韻を残し、忘れられない作品にはなりました。

ジーンの名前の伏線も見事に回収されて、これ以上の完成度のストーリーないのでは?というくらい感動しました。

0

名作。

構成がしっかりしていて、普通の小説にありそうな内容でした!もちろん描写のエロさもあるんだけれど、自分のルーツに葛藤する1人の青年がきちんと描かれていてとても良かったです。トレヴァーが泣くところとかもうグサグサきてやばかった……回想からの現在っていう時の流れも良いし、読みやすいと思います。最後は読者のご想像におまかせですが私はまた恋人になってくれてたらいいなぁなんて思います!!!
ぜひ一読して欲しい名作です、これは。

0

まさに、親愛

名作ということで、
美人受けは苦手な部類ですが読了。
とてもよかったです。しかしボーイズラブ?ではなかった気がします。ボーイズラブを求めていたのでこの評価ですが、愛の本としては神だと思います。

2巻については
リバが見たかったなぁ…と(爆

全体的にトレヴァー→ジーンへの愛はとても感じましたが
ジーンはトレヴァーを抱かなかった
それを見て、あれ?あれれ?

ラスト、トレヴァーからジーンの手を取って引き留めたのを見て、ん?????

私の解釈ですが、
ジーンは、ゲイではないんだろうなぁと。
トレヴァーが彼に取って全てを超えた神だったので、抱かれていたけど、
実際のところは恋愛対象は男性ではないのではないか…と。

だからこういう描写だったのかな?とモヤモヤしました。
なんか、パトロン見えてしまって…汗

とはいえ、この再会後、一緒に住んで
ジーンがトレヴァーを抱くことがあったら

文句なしの神評価です。


できたらあの夜に、抱きながらあの独白をして欲しかったですが涙

1

素晴らしい作品

胸がいっぱいになる大好きな作品です。
何度も読み返しています。
ただラストについては読む人によって感想が二分するのもわかります…ジーン側の視点が見えないから余計なのかもしれません。
思えばトレヴァーとカレンの関係も元婚約者で結婚の直前までいってたにも関わらず親友としてずっと付き合いが続いていて、愛の形は様々なんですよね。
それでもジーンとトレヴァーのいちゃいちゃがみたい!と思っていたところ、J庭のペーパーをみてこの2人はきっと元の関係に戻るな…と嬉しくなってしまいました。
ぜひいつかスピンオフも見たいです。

1

「恋」というより「愛」の物語

ラムスプリンガの情景がきっかけで、こちらの作品を知りました。ラムスプリンガの情景も大好きですが、個人的には この作品の方が、主人公たちの関係性がより丁寧に描かれているように感じました。
人を心から愛することに焦点を当てた、素晴らしい作品で、読み終わったあとは心が満たされました。
なお読む順番としては、ラムスプリンガの情景→親愛なるジーンへがオススメです。ラムスプリンガの情景に出てくるキャラクターたちが出てくるので、逆の順で読んでしまうと、よく分からない所が出てくるかと思います。

1

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