クラスの平凡男子がかわいくてかわいくて…たまらない。

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表題作制服脱ぎたい

八戸 高校生
由井 高校生

その他の収録作品

  • 制服脱ぎたい act.3.5(描き下ろし)
  • 制服捨てたい? 前編・後編
  • 15分後の話(描き下ろし)

あらすじ

クラスの上位グループに所属する八戸。
友人たちとの会話に違和感を覚えながらも、人に合わせて無難に過ごしていた。
そんな日々に疲れ、文化祭をサボって映画を観に行くと、同じクラスの日陰者・由井と遭遇。
その事をキッカケに急激に二人は仲良くなるが、由井の普段見せない表情や言動が可愛く見えてしょうがなくなりーー?
カースト最上位のイケメン八方美人×最下位の陰キャメガネ男子のアオハル・ラブ♡

作品情報

作品名
制服脱ぎたい
著者
端丘 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784861239557
4.3

(97)

(59)

萌々

(24)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
11
得点
415
評価数
97
平均
4.3 / 5
神率
60.8%

レビュー投稿数11

超溺愛攻めが完成!

お久しぶりの端丘さんのBL!
一般を描かれるようになって、もうBLは描かれないのかしら……と思ってたのでとても嬉しいです。

カースト最上位のイケメン八方美人×最下位の陰キャメガネ男子ものです。
でも攻めの八戸は俺はカースト上部だぜ!ってな男子ではなく、そこに居心地の悪さを感じてるんですね。
周囲の空気を読みまくって浮かないようにしてる自分に自己嫌悪を感じてる。

一方の由井は、クラスでは「最下位の陰キャ」と位置付けられているし、「部員一人のロボット部」と揶揄されようが、どこか飄々としてて好きなもんは好きだからと笑って言える子。
周囲の顔色を伺いまくりの八戸は、そんな由井ととあるきっかけで仲良くなって、しかも由井の可愛さに気づいてドギマギしまくり。

八戸は、由井を前にすると、ほっぺが真っ赤になって目が潤むんですね。
もうこれは発情してますよね??ってなお顔……。
(照れて赤面してるシーンもあるけど)

端丘さんってこんなにほっぺ真っ赤顔多用する人だったっけ?と過去作の「いろのあじ」を見返したんだけど、この表現はスイッチ入ったりエッチしてる時の顔だったわ……
だから、二人で一緒に靴を買いに行って履かせるシーンなんて妙にエロティックで、もうこのまま二人ここでおっぱじめちゃうんじゃないか??とついハラハラしちゃいました。

まぁ「制服脱ぎたい」だもんね。
制服脱いでナニするかってったら決まってるわけで、八戸のタガの外れっぷりといったら!!
あんなに周囲を気にしていた八戸なのに、休み時間のトイレで、保健室でと必死!
(バレたらどーするんだろってハラハラさせられた)
もうめちゃくちゃ由井に溺れまくりの八戸。
しまいには、ホームで絶叫しちゃうなりふり構わなさ。あの八戸が!!
恋で人は変わる!!というお手本のような変身ぶり、好き。
超溺愛男が堂々完成いたしました!パチパチ。

由井は最初、飄々としていたように見えてたけど、途中から陰キャならではの拗らせみたいなのが見え隠れするようになって、あれあれ??ってな感じ。
恋に落ちた八戸が、人目を気にせず愛情ダダ漏れさせまくる一方で、由井は周囲の目が気になったり、自分なんて……と思ってしまったり……。
でも、あの八戸があんな必死こいてる姿みたら、そりゃあね!ってな感じで、臆病からの脱却するところも良かったです。

由井のおばーちゃんの話も、じんわりきちゃったな。

9

変態っぽさのある溺愛攻めが堪らない!

読んだ後、レビュー書かなきゃ‼︎と謎の使命感に駆られました。本当にめちゃくちゃ良かったです。
学生ならではな苦味と青臭さが溢れていて、甘酸っぱくて必死な二人にジレジレ悶えました…!

【学内ヒエラルキー上位の陽キャ×捻くれ者陰キャ】の焦ったい青春BLです。
「学校」と言う、限られた空間での二人のヒエラルキーの違いに胸がチクチク痛みますが、そんな狭い世界の中で一生懸命に恋愛している彼等の姿が尊くて、愛しくて、もう堪りません……!

学内ヒエラルキー上位の陽キャ・八戸。
他人に合わせて無難に生きる世渡り上手な彼ですが、価値観の違う友人に合わせて無理に笑ったり、他人の目を気にして生きる事にお疲れ気味の今時な若者です。

一方、八戸とは正反対に自分を貫く一匹狼な由井。
ロボット好きの由井は他人から揶揄われても、好きなものは好きだし、他人の目なんて気にしない。けれど、クラスで騒ぐ陽キャ達を見下している、捻くれ者。
そんな由井の他者に媚びない姿に憧れる八戸ですが、いつしか、憧れから由井の飄々とした雰囲気に惹かれていき…

もう、恋心に気づいた八戸の溺愛っぷりが最高です!
表情や仕草から由井への「大好き♡」が溢れていて、必死な様子が堪りません!
由井と二人でいる時は常に汗を滲ませた赤ら顔で少し変態っぽく、今にも襲い掛かりそうな切羽詰まった雰囲気にめちゃくちゃドキドキしました…!

由井を好きになった事で、自分に正直に生きようと変わる八戸。「由井以外にどう思われたって、もうどうでも良い」と言ってしまう様子に、執着攻めの片鱗が見えて思わずニンマリ。
以降、本当に人目を気にせず「好き♡好き♡」アピールしまくる八戸とは反対に、人気者の八戸と地味な自分では釣り合わない…と他人の目を気にしだす由井。
思春期ならではの苦味に胸が痛みます。

「恋なんて自分に自惚れた奴がするもの」そう言ってバカにしていたのに、早く大人になりたくて制服を脱ぎたいと思っていたのに。八戸ともっと一緒に居たい、今の時間を大切にしたい…と自身の本音を認めるシーンに八戸を大切に想う気持ちが溢れていて、思わず目頭が熱くなりました

やっと、カップルとなった二人の甘酸っぱいやり取りに凄く癒されます!捻くれ者だったのに、素直に八戸に甘える由井が可愛すぎて萌え転がりました〜♡
高校時代だけでなく、それこそ制服を脱いで大人になった二人をもっと摂取したい……!

★先生のpixivに番外編が掲載されているので、興味のある方は是非!甘々な八戸由井を堪能できますよ♡

▶︎シーモア/白抜き

3

受けを好きすぎる攻めが大好きです

表紙だけ見て、あまり好みじゃないかも…
と一度はスルーしてしまってごめんなさい!!!

試し読みで読んでみたらあっというまに引きずり込まれて、
各種店舗の特典ほしくなっちゃうくらいハマってしまいました!

クラスの人気者の八戸はひょんなことから、地味で目立たない
同級生の由井のことを可愛いと思うようになってしまい…。

スクールカーストを飛び越えて恋にひた走る二人が痛々しくて尊すぎる!!

常に人の目を気にして生きている八戸が由井を好きになったことで
ありのままに生きようと変化していくのがとてもよいのです。

はじめはその八方美人さゆえに由井を傷つけてしまうこともあった
八戸ですが、由井を陰湿にいじめる女子にブチ切れちゃうシーンは
最高すぎて震えました…!
すっかり彼女気どりで由井に嫌がらせをしていただけにすかっとしたわ~♪

そして、ふっきれてからの八戸の溺愛の威力が凄まじいのです!
字の通り、由井に溺れるように愛を注ぐ八戸がいじらしすぎて
ニヤニヤしてしまう~(* ´艸`)

pixivで番外編も見れてしまうとのことですが、
そちらは書籍化予定はないのかしら…
この1冊で完結はしておりますが、もっとイチャ甘する二人がみてみたいです!

2

執着・溺愛・一途なスパダリが味わえます

このお話、すごく好きです。
陽キャの八戸と陰キャの由井の、対局にいるタイプの違う2人が惹かれ合うって素敵!しかも、八戸の方が由井に好き好きビーム出してるのが何とも言えぬ(*´∀`*)

最初は八戸の心理描写、後半は由井の心理描写。どちらもお互いを意識して好きになっていく気持ちの変化や想いの強さが描かれてます。

八戸のターン。
八戸は周囲に気を遣ってやり過ごす器用さを持っているけど、どこか冷めた気持ちがあります。我をゆく由井に、憧れと好きの気持ちを抱いていく過程や、自覚して好きがモーレツに溢れる八戸の姿は必見。由井を好きな想いが、粘着質でねっとりとしていたのが好みでした♡

由井のターン。
八戸に好きだと言われ、セックスもして…好きなのになかなか八戸に「好き」だと言えない苦しみを抱いています。自己肯定感が低いので、自分なんかが、、、の気持ちが強いので、超焦れったいです。八戸がカッコ良すぎて、由井がひ弱になる気持ちも分からなくもないです。


全体的に思ったのは、八戸のスパダリへの道。スパダリへの成長物語みたいになっていました。八戸がどんどんカッコ良くなっていく姿は萌えでした♡
由井に出会って変わっていくのが良かったです。特に、勘違い女友だちをパシーンとやったところはスカーッとした!最初からウザかったのでgood jobでした^ ^

由井のことが本当に大好きなんだなーって、全身で分かる八戸が輝いて見えました。普段の何てことない由井も、エッチのときの由井も可愛いくて仕方がないといった感じ。執着・一途・溺愛のコンボは最高です(≧∀≦)
2人ともにお互いを想ってるときは、顔が赤く蒸気が上ってる風なのが個人的にツボでした。

駅のホームで愛を叫ぶ八戸は、昭和・平成のトレンディドラマのワンシーンのよう。たくさんキュンとなるシーンが多くて、たくさんの萌えを貰えました^^

2

大好き!

攻めのありったけの愛情と欲情がギュッと詰まった一冊です。
攻めが受けのことを好きで好きで堪らなくて触れたくて大切にしたくてぐちゃぐちゃにしたくて。最後は多幸感で涙しました。間違いなく私の今年No.1の作品です。

1

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