「お前が私の元に来てくれて…よかった」

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死にぞこないは愛に啼く 2

shinizokonai ha ai ni naku

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表題作死にぞこないは愛に啼く 2

ドレイク,領主兼音楽学校の非常勤講師
レイ,異世界トリップした少年

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • OMAKE

あらすじ

愛を与えられないと消えてしまう体になってしまったレイ。
こんな体じゃ、大好きなドレイクに恩返しができないと悩んでいた。
せめて原因だけでも知りたい。
双子のドラコとレヴィと手分けして調べてみるも、
あるアクシデントに見舞われて……!?

デートをしたり、花嫁修業をしたり…。
ドレイクとずっと一緒にいたい、
そんなレイの健気な想いは報われるのか。
感動の最終巻!

作品情報

作品名
死にぞこないは愛に啼く 2
著者
磯野フナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784434307881
4.3

(30)

(16)

萌々

(8)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
128
評価数
30
平均
4.3 / 5
神率
53.3%

レビュー投稿数4

甘いしエロい!

前作と同じラブラブの甘々です。
攻め様と双子たちとの関係など、より深く立ち入ったお話になってました。
今作が最終巻ということだけあって謎もどんどんとけていきます。
そしてちょっぴりウルッとしてしまいました。(´;ω;`)
でも、最後まで受け様は可愛くて、必死に愛を伝えて愛されてて読了後もほっこりしてしまいました。
読んでよかったー

1

もっと続くと思ってたのに…

前巻のレビューに「どうしてドレイクがレイを購入しようと思ったのか?ドレイクの従者が何故レイを害しようとしたのか?ドレイクと幼い双子の弟の距離感は何故あるのか?」と書いたのですが、伏線は綺麗に回収されてたと思いました。

特にドレイクが小さな時の虚弱で家に篭り切りだったお話がありましたので、彼が大事にしていた人形の秘密とかとても興味深く感じました。
そしてドレイクが一生懸命に領主として頑張って来たからこそ、人々に慕われているという事が分かりました。

そして2巻ではレイが自分の異世界での存在に対する不安故に、ドレイクに素直に話せないジレンマに陥入るのです。

ドレイクはドレイクでレイの不安を感じ取り、レイの不安を取り除くべく行動するのですが更にレイが迷走するという悪循環でした。ここがとても焦ったく感じました。

そしてレイが窮地に陥った事がキッカケで、ある事実が判明するのです。個人的にはそれって考え過ぎじゃないの?と思ってた事がその通りだったので、ちょっと都合が良すぎな感もしました。ここら辺がごちゃついてちょっと分かりにくいと思いました。

お話の複雑さからあと1冊くらいは続くと思ってたので拍子抜けでした。

ただ、2巻で完結したのでこれはこれで綺麗に終われたのかなと思いました。

2

糖度120%の、完結編。

『死にぞこないは愛に啼く』の2巻目にして完結編。
1巻のネタバレも含んでのレビューになります。ご注意ください。






家族に愛されることのないまま、失意のどん底の中で死んでしまったレイ。
自分は死んだ、と思ったのに意識が戻った時には異世界にトリップしてしまっていた。が、その世界でも彼は過酷な環境に置かれたまま。「奴隷」という身分だった。

そんな彼を買ってくれたのがドレイク。
今まで愛された経験のなかったレイに衣食住を与え、温かな感情を向けてくれるドレイクに少しずつ心を開いていくレイだったが、なぜか身体が透けだして―?

というのが1巻で描かれていたストーリー。

2巻のキモは、ずばりレイの身体が透けていく、その理由かと思われます。

ドレイクとレイの体格差と、その体格差で行われる濡れ場。
レイの薄幸さと、そんなレイに惜しみない愛情を注ぐスパダリ・ドレイク。
レイに懐く、可愛いドレイクの双子の弟くんたち。
そして、レイの身体が透けてしまうのはなぜか、レイは消えてしまうのか―?

バックボーンは非常に面白い。
王道のそれに加え、異世界トリップとかレイの身体が透けていくその謎ときとか。ぐっとストーリーに引き込まれる「何か」がある。

あるんですけれども。
んー。
もう一声ほしい!といった感じか。
この感想、1巻でも感じていまして。1巻の謎を、2巻で回収していく展開なんですが、今作品は、1巻から感じている謎の理由、というのがはっきりしています。

レイがトリップしてしまった理由、ドレイクがレイを愛で可愛がる理由、レイの身体が透けてしまう理由。その、複数ある理由の根源は、一つしかありません。こういう展開の作品は原因がはっきりしなくて読者に回答をゆだねるものもあったりしますが、今作品は理由がきちんとあります。素晴らしいです。

素晴らしいのですが、なんて言うんですかね。
ああ、そういう…。という感じ。どうなるのか気になってページをめくり続けてきましたが、その理由が。うん。こういう事かー、という。

こういう結末に納得して、萌える方がいるのは理解できますが、個人的にはご都合主義だなあ…、という感想を抱いてしまいました。

薄幸な受けちゃんがスパダリに愛され幸せを手に入れるという、シンデレラストーリーが個人的にめちゃめちゃドツボなのですが、今一つ盛り上がりに欠けてしまった感がありました。この辺りは完全に好みの問題かと思われます。はい。

あと、エロが唐突な気がしました。
こんなにエロが無くても良いかな。
2巻は甘々。そして1巻と同じくエロてんこ盛り。
1巻のあのシリアスさはどこへ…?という、溺愛っぷり、糖度120%の完結編でした。

0

ファンタジーなハッピーエンド

1巻を読んで2巻保留、の予定が、気づいたら購入してました。

1巻に引き続き、受ちゃんがものすごくほそくてちっちゃいので、年齢はわかりませんが(もしかしたら作中で説明されてたかもしれない)すごくショタみがあります。

今作では、ドレイクが昔大切にしていた人形と、レイの関係(共通点?)がわかり、そこからファンタジーな物語が紐解かれていきます。

レイに本のことを教えてくれた古本屋?さんの息子くんがもっと絡んでくるのかな?と思っていたので、そこがしっかり回収されていないかんじがあって、ちょっとモヤモヤ。

エロは、やせっぽちなカラダにエロを感じられる方にはいいかもしれません。個人的には、どちらかというとムチムチのが好きなので、あまりエロくは感じませんでした(でも誘い要素は良い)。

0

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