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高尾先生、昔少女漫画を読ませていただいていたなぁ…!
BL作家さんだと珍しい切り口というか、少女漫画出身の作家さんらしい作品でした。
BLカテゴリの本だけど、単話は少女漫画カテだったそうで、頷く感じです。
濡れ場はありません。
まさかこんなにファンタジーなお話だと思っていなかったのでちょっと驚きましたが、このタイトルの意味がわかりました。
ちっちゃくなるところ、他の方も書かれていらっしゃいますが、アオイの時はなるほど服は一緒に小さくならないのかぁと思っていたんだけど、おばあちゃんの時は一緒に小さくなっていたので、ん?どっち!?と突っ込んでしまって。
私は穏やかとか日常系とかとあまり相性がよくない人なので中立ですが、ほのぼの日常系とかご飯が美味しそうな作品が好きな人はお好きな作品だと思います。
非現実的なのが苦手な人はお気をつけて。
読み始めは全然どこにでもある長い付き合いのある恋人同士のトラブルありきの物語なのかな〜タイトルのまほうのおうちってなんだろ〜と思っていたらまさかの受けが小人化。
その理由には受けの祖母が魔法を使えることから祖母が亡くなったのをきっかけに、今までは普通の姿でいられていたのが(祖母が受けが誕生した時に普通でいられるようにかけた魔法)、夜の間だけ普通の姿に。
ストーリー重視の優しい感じの大人二人のBL。ダークだとかそういうのは無縁な感じで、あたたかみがある作品が好きな人とかに、おすすめかなと思いました。
正直に申し上げて苦手なジャンルの話だったので、まぁこういう感想の人もいるのだな程度でお願いします。こういう現代のファンタジーでも稀にハマるときはあるのだけど、これは響かなかった。
小さいサイズの時の胃はどうなっているのだろうか。持たされてるあのサイズのご飯は絶対食べきれないだろうが。サンドイッチは具までたどり着くのか。
とか、どうでもいいことが作品への没入を阻害してくる。アオイが大変粗暴で、会話のテンポとかノリもうまくハマってこない。アオイの下まつ毛は好きだけど。
アオイにはできないけどお婆さんは服ごと小さくなれるのな。
あらすじにも書いてないから
ネタバレするのは、下の方に書かないとですねっっ
初BLだそうで、いやぁ良い❤︎
今回もハズレなしですわ
初BLデビューの作品を通して感じるのは
ほんとマンガ力と書いてマンガりょく!
背景やキーアイテムやらが
画力と取材力に裏打ちされた拘りでもって
話の中で生き生きと演出されてる感じ。
細かいとこまで魅力的でワクワクする
今回も、そこらへんが余すことなく発揮されてて
その上で、癒される日常BLが展開されて
ほんと読み応えありました。
内容は、タイトルのまほうが気になりつつも
ほのぼのした同居を始めたばかりなのかな?
恋人2人の悲喜交々な日常が描かれてます。
付き合って間もないのと、
攻め様の魅力に、どうやら受の一目惚れで始まったらしい馴れ初めもなんか素敵そう❤︎
これから続く2巻でもっと詳しく知りたいなぁ
あとはなんと言っても、ちびキャラ好きには
たまらないファンタジーな要素(アレ)ですよね〜
書こうと思いましたが、どう書いても
読んだ方が可愛い萌えが楽しめると思うので
ここでは敢えて伏せておこうと思います。
ほんと可愛い〜〜
古いまほうのおうちと、ゆっくりと流れる時間に巡る季節。
その中での暮らしがほんと素敵なんです❤︎
ぜひぜひ堪能して下さい♪
私にとって好きな要素が多い作品でした。
・家具や背景などの書き込みが多い
・生活感がある
・動物が出てくる
・特殊な職業
・癒されるストーリー
背景の書き込みがすごくよくて季節感や空気感、風の音や日差しまでもが伝わってくるし、素敵なお家や家具、キャンプ用品やド●キの店内までとっても丁寧に描かれてて好き!
掃除やご飯など日常の生活感のある描写も多いのも大好き!そしてご飯が美味しそう!
猫ちゃんを可愛く書くというより猫そのもの。姿形がかわいいというより行動が可愛いというリアルな猫ちゃん。
そして攻めのコハンがあんなワイルドな風貌なのにドールハウス作家という特殊な職業なのもまたいい!
ストーリーはほのぼの癒しなのに、巧みだなと。
ドールハウスにコハンが梯子を作り「(梯子があった方が)ちいさい人が便利だと思ってさ」と言う会話があるのですが、ドールハウス作家ゆえの単なるメルヘンジョークみたいなものかと思ったらまさかまさか!
タイトルの回収がお見事です。
どこまでも平穏でほのぼのな日常なのに、急にメルヘンちっくなトンデモ設定が!
そしてそのトンデモ設定がまったく違和感がなく、浮いていないのがすごい。
あくまでも2人の日常の同棲生活がメインで、トンデモ設定はサブのように見えるくらい。
エロは無いのにちゃんと湿度高い2人でお互いが大好きなのが伝わる〜!
2人がどうやって出会ったのかは書かれていたので、付き合うに至るまでのこともこれから先の巻で描いてくれることを期待します。
楽しみがまたひとつ増えてうれしいです。