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アフターファイブ&ファイブ

after five & five

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あらすじ

会社では営業の課長をしている清水はアフターファイブになるとスーツを脱ぎ、クラブで男を誘う「ジョナサン」へ。ある日、顔見知りである法務部の堅物上司、沖野が店に現れる。誰かを探している様子にちょっかいをかけた「ジョナサン」は秘密であるマスクの下を見られてしまうが――?西田ヒガシが描く珠玉のリーマンBL最新作!

作品情報

作品名
アフターファイブ&ファイブ
著者
西田ヒガシ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
電子発売日
4.8

(8)

(7)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
39
評価数
8
平均
4.8 / 5
神率
87.5%

レビュー投稿数2

めちゃくちゃいいよ!

第一話を読み終わったところですが、西田さんファンは必見ですよ!
期待値マックスなんで始まったばっかりだけど『神』点けちゃえ。

出版社あらすじにある様に、主人公の清水って『アフターファイブになるとスーツを脱ぎ、クラブで男を誘う」様な人なんですけど。
でも、それ以上に私がこの清水っていう人のイメージを持てたのは、お話の1ページ目にある『仕事自体が嫌になって来た あんなに本社に戻りたかったのに』『本社は金を稼ぐ快感が皆無だ』っていうモノローグなのね。

ねぇ、いいリーマンでしょう?

そしてもう一人のリーマンは、清水がちょっとした不愉快感を持っている法務部の堅物次長、沖野。清水が常連で踊っている会員制のゲイクラブに、場違いな雰囲気を漂わせながら通ってくるんですよ。
こう言う時、清水って「ヤバい」と思わず「ばれないよね?」的なスリルを快感に変えちゃう。自重しない。

で、清水は別れた男に絡まれている所を助けてもらったことをきっかけに、どうもこの沖野次長は遊ぶためではなく、男と逃げた妻がらみでクラブに通っているらしいことを知ることになるんです。

そんなこんなで、清水はクラブでいたずら心を出しちゃうんですね(何をしたのかは本編をご覧ください)。
こっからなのよ。
ここからが「ああ、西田さんのお話だわっ」って感じなのよ。
期待を裏切らない始まり方!
次が楽しみで仕方がありません。

6

ほろ苦い、おじさんBL

 腐女子となり、結構たくさんの作品を読んできました。
最近の作家さんは絵が達者な方が多くて、「えっ、これがデビュー作?」とびっくりすることがよくあります。
でも、綺麗だけど誰の絵なのかパッと見ただけではわからないことも多く。

 あとBLといっても、女性以上に美しく女らしい美人さんがみんなから愛されて困っちゃう~みたいなのも多くて、括りはBLだけど、少女マンガ読んでるのと同じじゃん、ていうのも(キレイな男子は好きなので、全然いいいんですけど)。

 そんな中、西田先生の人物は、ちょっと寄り目気味で口元をしっかり結んだ男たちばかり。胸板厚く、体格もがっしりした男同士で、一目で先生の作品とわかる唯一無二の絵柄ですよね。

 中年になり身体にも心にも色んなことがこたえてくるようになる。
それはゲイカップルでも普通の夫婦でも、お一人様でも同じなんでしょうが。

 清水=ジョナサンの言葉や心の声が味わい深い作品でした。



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