魂を司る天才人形師×奴隷となった聖騎士 愛憎渦巻くインモラルな侵略愛

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表題作人形遊戯録

クリス,魂を司る天才人形師
ギルバート・グラベム,敵国の聖騎士,元騎士団長

その他の収録作品

  • 港町にて(描き下ろし)

あらすじ

敗戦の将として処刑寸前だった聖騎士ギルバートは、敵国の人形師クリスにより命を救われる。しかしクリスの本意はギルバートの"魂"を使って人形を作りたいという欲望にあった。
クリスの考えが受け入れられず反発するギルバートだったが、「今ここで捕虜として死ぬか人形になるか」と迫られてしまう。
そこである思惑から人形になる代わりに性奴にしてくれと懇願したギルバート。
夜毎体を好きに弄ばれる日々が続く中、意思に反して開発された体は徐々に快楽に溺れるようになり――。

作品情報

作品名
人形遊戯録
著者
凩はとば 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415651
4.3

(56)

(33)

萌々

(16)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
14
得点
244
評価数
56
平均
4.3 / 5
神率
58.9%

レビュー投稿数14

デビューコミックスとは思えない巧さ

今年はたくさんの素晴らしいデビューコミックスが発売されましたが、最後の最後にまた出ました。
表紙から絵の巧さがうかがえます。
わたしは兄弟の買ってくる少年・青年漫画を読んできたせいか、凩はとば先生のような緻密で艶のある絵柄が大好きで、ある意味、表紙買いでした。
時々、表紙と中身が違う新人作家さんがいますが、この作品は最初から最後まで素晴らしい画力でした。
もちろん、内容もよくできています。

ファンタジーでたくさんの設定や重い内容のある物語なのに1冊で完結しなくてはならないせいか、わかりにくかったりサッパリしすぎたりするところもあります。もう少しふたりの心情を詳しく読ませてほしかったです。そのため、ちょっと端折っている感じは否めませんが、それでもよくいろいろな要素をまとめられたと感心しました。
願わくは次作は巻数の多いファンタジーをじっくりと読ませてもらいたいです。


個人的に内容のネタバレなしに読んでもらいたいので、内容についてはレビューしませんが…
ぜひ、今年最後の大型新人のデビューコミックスをお楽しみください。

7

ビックリした

この作品がデビュー作らしいです。
人形師クリス×聖騎士ギルバート

処刑されるはずのギルバートをクリスがもらい受ける。
ギルバートは、仲間を案じながら去るけど、仲間がどうなったのか・・不明。
ギルバートの“魂”を使って人形を作るつもりでいる。(サイボーグ?)

構成も、描画も、台詞も、とても上手で丁寧 世界観に引き込まれました。
人形に魂を入れこむ細工師がテーマだけど、
この作品の絵も丁寧で、漫画家魂を感じる。

丁寧な作業だと、根を詰めてからだを壊してしまう作家が多いけど、
是非長生きして、良い作品を沢山生み出して欲しいと思いました。

6

人形

人形師のお話です。
表紙が、既に明るくない感じですが内容もシリアスです。
表紙のイメージそのままなので、表紙にピンときたら購入されるのがオススメです。絵柄もとても綺麗でした。

受けが聖騎士というのもあり、流血シーンや殺害シーンも出てきますので苦手な方はご注意下さい。

最後は、ハッピーエンドです。
甘々ラブラブなのも、最終話ラストと描き下ろしのみ。
もっと色々描けそうなので、続編も甘々も読んでみたいです。















シーモア電子購入
修正はスペシャル白短冊です。

3

絵が美しい…

ずっと気になってた作品です!人形というワードが入ってたのが決め手
ビスクドールをこよなく愛する者です。
出てくるお人形さんたちが可憐、美しいまた衣装も素晴らしいです。
表紙がまた良いですね!
双子?の人形も綺麗
あと人形師クリスのビジュアルがまた好みで、金髪美人攻がよいです。大佐と名のつく軍人さんにろくなのいないとか思ってたけど、クリスも例外ではなく、この鬼畜が~って思ってました!でもそこがいい!黒髪で美形マッチョなギルバートが受、こちらは敬虔な魂の持ち主で誇り高い聖騎士様です
後で多分ギルバートの言う通りクリスは、好ましい人間の魂は美しく輝いて見えるのかな?と思ってしまいました
だから母親が大好きで、母親に愛されたかったからその魂も美しく見えたのでは?
孤独で本当は甘えん坊なクリスはギルバートの大きな愛に包まれると良いですね

1

人と人ならざるもの

〝奴隷となった聖騎士〟
この言葉の響きの良さよ(*´艸`*)甘美
最近、騎士だのなんだの世界観好きなので
おもわず衝動買い。
もともとファンタジー系好きな私にはツボな設定でした。

敵国に捉えられ処刑寸前の騎士を救ったのは
その国の人形師。
彼の目的は騎士の男をそのまま人形にすることで。。!?

見目たくましい騎士が自ら性奴隷になることを表明し、人形の手によって身体を作り変えられていくとか
設定だけでモユ。なんて思ってたんですが
ストーリーや背景
聖騎士、人形師が背負っているもの
気持ちの変化と身体を重ねること。
1冊読み終えてホッとする作品でした。
好きな設定要素が多いのもそうですが
巻末の膝枕のがエピソードがまた愛しくて好きでした。

孤独を抱えていた二人だからこそ
幸せになっていただきたい
続編があっても嬉しいなと思える1冊でした。

1

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