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表題作嘘つきΩにお仕置きを

あらすじ

αの御曹司×Ωの執事――ふたりの叶わぬ欲情を描いた珠玉のオメガバース!

一族全員がαである由緒正しい家柄の一条家。
そこに代々仕えてきたβ家系の朝桐家の翔と、
一条家の御曹司である要は、幼い頃からお互いに想い合う仲。
「大人になったら結婚しよう」と約束した二人だったが、
バース性検査で翔はβではなくΩだと診断され、二人の仲は引き裂かれてしまう。
しかし19年後、偶然にも二人が再会したことで運命が大きく動き出し…。

作品情報

作品名
嘘つきΩにお仕置きを
著者
宮野川ゆきたろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046819550
4

(36)

(16)

萌々

(11)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
141
評価数
36
平均
4 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数6

主従関係オメガバース

β一家に生まれてしまったΩの受け。
αの攻めと幼い時に結婚を約束するもΩということから離れ離れに。
それが数十年後に再会。ほぼ20年振りにも関わらずお互いにお互いを想い続け無事ハッピーエンドに。
20年って中々聞かないですけど、それはそれで一途に思い合っていることが伝わって来て良きでした。
また、濡れ場シーンも中々濃厚かつ絵も綺麗なので黒髪美人寄りのおとなしい系受けが好みの方にはおすすめです。
2巻もこれから読むところですが楽しみです☺️

0

じれったい

受けも攻めが好きだし、攻めも受けが好きだし、それが物語の最初からわかっていて、しかもラブラブな雰囲気はあるけど付き合わない…とてもじれったい(受けは最初、攻めに自分の正体を隠してるのでそこもじれったい)ですが、そのじれったさがこちらの作品の萌えるポイントだと思います!
しかも、19年間離れていたのに、ずっとお互いのことを思っていたので、思いの深さを感じます。

受けが攻めの言葉を聞いて勘違いしてしまう場面がありましたが、それまでの作品の雰囲気から攻めが受けのことを好きなことは伝わってきていたので、あまりハラハラせずに読めました。

0

シンデレラ感

受ちゃんが使用人だったり、攻くんの結婚相手を探すパーティーが開かれたりと、なんだかすごくシンデレラみのあるストーリーです。舞台は現代なんですが、そこがうまくリンクしてない?せいか、なんだか設定と舞台がチグハグな印象。中世の設定とかならよかったかも?

一番残念だったのは、BLの良さがあまり感じられなかったところです。オメガバースの性質上、第一の性がどっちでも妊娠やら結婚やらできる設定が多いので、仕方ないのかもしれませんが・・・受ちゃんが女の子でも何ら違和感なく読めてしまいそう&性格やら言動的にもBを感じるところがあまりなく・・・サラッと読んでしまいました。

0

一途α御曹司✕健気Ω執事

10歳まで幼馴染として過ごしてきましたが、翔のバース性がΩと判明し、αである要とは離れ離れになることになります。
そこから19年が経ち、29歳になった二人が再開して結婚するまでの王道ストーリーです。

初めは翔ではなくカケルと嘘をつきますが、要が家の事情を持ち出して嘘を暴きます。
そしてセフレのような関係になり、すれ違いを経て両想いになります。
テンプレ通りの展開なので安心して読めます。

シーモアは白抜き修正でした。
翔がメイド服姿になったり、お風呂で体を洗うように命令されたり、一回のえっちが濃厚で楽しめました。

2

都合が良すぎな感じもするが

初読み作家さまでした。オメガバだしカバー表紙のイラストから受けの翔が酷い目に遭ってしまうのではと心配しましたが、そんな事は無くて幼い頃に引き離された2人の再会愛を描いたお話でした。

ただし、要が翔の家の事を持ち出して関係を持っているので、最初は酷い男と思うかもしれません。

由緒正しい家柄の一条家の御曹司である要が、お見合いや結婚を迫る両親や屋敷の使用人から逃げるように翔が管理する別邸に現れた事から、2人は偶然再会してしまうのです。

抑制剤を飲んでいても要の前では効かないのは何故か、要が29歳になってもお見合いさえ断り続けて仕事に邁進するのは何故なのか?読者は直ぐに気がつくと思うし、この先の展開も何となく読めて来ると思います。

別邸に引き籠る要に対して両親は集団見合いパーティーを画策するんです。それに対して「"遊び"はもう止めます」と返事をする要に対して、誤解をしてしまう翔に読者は焦ったさを感じるに違いありません。

宮野川ゆきたろ先生が「大好きな設定をたくさん詰め込みました」と言う通り、こうなって欲しいと思うシーンが多かった様に思います。

19年を経て漸く運命の番と再会できた要は、身分差から反対されないように根回しをしてパーティーに臨むのです。
単に皆の前での宣言だと思っていただけに、ここのシーンにはちょっと驚きました。

そして、要の両親や招待された令嬢たちやその両親などは家柄が良いだけでα史上主義でなかったのは僥倖でしょうか?
かなりの祝福ムードにちょっとだけご都合主義だなぁと思いましたが、攻めの要の幼い頃からの一途さといい、読後感の良い作品になっていました。

1

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