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みくるちゃん、可愛らしい良い子。
子供の頃に事故で両親を亡くし、祖父母に育てられて。
2人に心配をかけないように、頑張って笑って。
不器用だけど優しくて、一生懸命で。
青葉と出会うまでずっと不安だったんだろうな。
誰にも、頼ることが出来なくて、きっと必死で
慣れないアパート経営もしていたんだろうな。
他の住人たちも皆優しくて、みくるちゃんを見守っていて。
青葉がみくるちゃんに一目惚れした時は、こんな軽いやつに、うちのみくるはやれん!
と思ったけど、青葉、思ったより、すごく良いやつで安心した。
みくるちゃん、これからは青葉とおばあちゃんと住人たちと楽しくしてね。
タイトル通り、初夏に読みたくなるような爽やかすぎる作品でした。
最初読み始めた時、みくるちゃんの幼さとあどけなさにBLとして成り立つのか!?大丈夫か!?と心配になりましたが、さすがきはら記子先生!その心配は杞憂に終わりました。あどけなさは最後までありますが、そのピュアさと、素直さに目が眩むほど微笑ましくなります。
アパートの中の人間模様がみくるちゃんを中心に回っていて、ああ恋っていいなと思わせてくれました。
うーん、みくるの境遇にはいろいろ同情するところも多いのだけど……。とても丁寧に描いているようで、何かが欠けているような気がして、最後までメインの2人にあまり感情移入できませんでした。多分一番大きいのは別に恋愛感情じゃなくて良かったように思えてしまうところかな。恋愛的に惹かれ合うのがどちらも早過ぎたような気がします。みくるが両親を亡くした分祖父母に愛されて育ったからといって、学校には今どきの子だっていたでしょうし、彼らにまったく影響を受けずここまでおぼこい感じになるとも思えませんでした。
こちらは表紙の男の子がみくるちゃんなのですが、最初はちょっとインパクトの強い大きな眼鏡であまりかわいく見えなかったんですが、コミックスを読むとこのみくるちゃんがめちゃくちゃかわいいんです。
アパートの大家のみくるちゃんのアパートに引っ越してくる青葉のお話。
みくるちゃんは青葉にアパートから出て行って欲しくないので色々がんがる姿がとにかくかわいいんです。
眼鏡をはずしたらかっこいいとかは良く見噛めるんですが、みくるちゃんは眼鏡をはずすとかわいすぎるので、そのギャップにやられちゃいました。
世間知らずなところがあるので、若干挙動不審気味ですが、もしも表紙で敬遠されてる方がいるとしたら是非読んで欲しいです。
優しくて暖かいお話なので。
単行本と話売りもある作品。
きはら先生が書くキャラはとても可愛いのに、何故か哀愁を帯びている。
海が見える家に住みたい青葉、28才。
不動産屋に紹介された「新築物件」は、内見に行くととてもボロかった。
住民は、ゲイカップルばかり。
大家は、73分けに厚底眼鏡。
「物件情報と異なる」と断る青葉を引き留める大家。
青葉が折れて、入居すると告げると、泣き出す大家、
眼鏡を外したら、大家はとても若くて可愛らしかった。
・・と、出だしから不思議な人情もの。大家のみくるさんが、魅力的でした。