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表題作サハラの幸福者 1

アルキル,元調教師
ロキ,元奴隷集落の主人黒鷲

同時収録作品サハラの幸福者 1

イングル,黒鷲の右腕の傭兵
ビャク,水売り

あらすじ

幼き頃に父を呪い師に殺され、以来『黒鷲』という通り名で過ごし、
本当の名前を隠して生きていた奴隷商人のロキ。
ロキは遠き雪の国からやってきたアルキルと出会い、紆余曲折を経て心を通わせるように。
ロキはアルキルに真の名を伝え、特別な存在となった2人だが、
彼らが求める幸福は周りの人々を巻き込んで大きなうねりとなっていく…
これはそれぞれ違う想いの形を抱えた者たちが
「己」と「愛する者」の幸福のあり方を問い、求め、足掻き続ける物語ーーー

作品情報

作品名
サハラの幸福者 1
著者
五月女えむ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジュネット
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784910582191
4.5

(44)

(24)

萌々

(19)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
199
評価数
44
平均
4.5 / 5
神率
54.5%

レビュー投稿数5

官能的かつ感動的 ストーリー面白い!

このシリーズずっと追っていますが、どんどん話に深みが増して面白くなっていく!今回感動してちょっと泣いた。好きな系統ど真ん中の話ではないんだけど読み続けていて良かった〜って思いました、BL要素が薄いところもちゃんと面白い。2CP同時進行だけど上手く噛み合っていて2CPともに愛が深まっていく様子が素敵♡絵も最初からお上手だなあと思ってましたが、どんどんより綺麗に上手くなっていっていて図が生き生きとしている。

アルキルとロキの愛の深まりが両親の墓を訪れた夜のエピソードに凝縮されていて、「黒鷲」であることの呪いをアルキルは解けるのか?ってのが今後楽しみなところです。イングルとビャクに関しても塩だったイングルの気持ちがどんどん溶けていく感じが胸熱!甘いぞ。

夜の方はさすがお見事!なんて官能的なんでしょう…そして入れているところの位置が正しいと言うことがちゃんと伝わる体位なのが素晴らしい。肉体美の華麗なる共演、大満足です。

4

好きなシリーズです。

黒鷲シリーズ大好きです。
今回は2cupの話です。

相変わらず甘々なアルキルとツンデレロキの関係が良いです。
ロキはアルキルの故郷の雪を見たいと思っているけど黒鷲として集落を守らないといけないから一生砂漠から出られないと思っている。ちょっと切ない感じです。
アルキルも故郷には未練は無いけどロキに綺麗な雪を見せてあげたいと思っている。
お互いに想い合ってる二人です。

今回も呪師の話しが出てきますが解決までにはならないです。
次巻で解決しそうな感じがします。

今作はエロが少ないですがアルキルとロキ、イングルとヴィヤクの優しい話しです。

この話しの世界観とか綺麗な絵もとても良いです。

続きが楽しみです。


1

ふたつの恋の行方

作家様買いです。

今回は、ロキの過去にもっと触れることが出来る1冊になっていました。
黒鷲としてどう生きていくか、ロキとして何がしたいか
彼の想いが複雑に描かれていて胸が締め付けられました。

黒鷲としては砂漠で生きていくべきだと彼は思っていて
でも、ロキとしては雪を見てみたいんですよね。
1巻とのことなので、これからお話が更に広がっていくと思うのですが
『サハラの隻眼狼』に描かれていたイングルとビャクの関係がとても気になりました。
恋を知らないイングルだったけど、こちらで進展がありそうな気配があって
この二人も、今後どのように関係が変わっていくのか興味津々です。

今回はロキの過去に触れることが多く、
アルキルとのラブラブな場面が少なかったので
2巻に期待したいと思います(*´▽`*)


紙で購入すると、描き下ろしの小冊子の応募券がついているので
小冊子が欲しいよって方は紙で購入することをおすすめします♪

6

ラブラブ溺愛と、もだもだスローラブ

単話配信でも追いかけていますが、こうして単行本になると、またひと味違います。
大好きなサハラシリーズが新たなシーズンに入り、アルロキとインビャクのお話を一つのタイトルで読める!
アルロキのラブラブ溺愛も、インビャクのもだもだスローラブも好きな私には一石二鳥。アルロキの愛の深さに心を掴まれるし、ビャクの真っ直ぐさと、そんなビャクに少しずつ感情を動かされていくイングルが微笑ましいのです。

「サハラの黒鷲」2冊で、すっかりラブラブになったアルキルとロキですが、この二人の愛の深さには底がないのでしょうか。
お互いに対する真摯な想いと深い愛情、相手の大切なものをも尊重する姿勢、その上で相手を一番に想うが故に譲れないものがあったり、危険なことに身を投じてしまったり。
アルキルとロキのお互いに対する行動や想い全てに圧倒され、心から二人の幸せを願い、応援せずにはいられません。これからも見守らせてほしい、と思わせる魅力が二人にはあります。
二人の必死さが空回らないのは、大切なものがお互いだけではないことを自覚しているからかもしれません。大事な仲間を率いる黒鷲という立場をしっかり務めながら、素のロキとなる瞬間はアルキルの前だけ。ロキにとっても、アルキルにとっても、とても大切で愛おしい時間なのだと思います。それがあるから、毅然と立ち向かっていける。

呪い師を捕まえるという目標に向かって進んでいく彼らですが、その中でアルキルとロキ、イングルとビャクそれぞれに仲が深まっていく様子に心がほっとします。
アルキルがロキの一族の墓参りに途中まで同行できたこと、墓守の彼らに認められる第一歩を踏めたことがとても嬉しかったです。一筋縄ではいかないところもいい。
そして何より、一族のロキに関する会話に心の中で腹を立てるアルキルの愛の深さ! 幼い頃のロキまでも守りたかったと悔しがるアルキル! はぁ、もう、アルロキ大好きです!
切なさとともに深く熱い愛情を感じられるアルロキに心を奪われっぱなしです。

イングルとビャクは、まだまだこれからという初々しさが微笑ましくて応援したくなります。
ビャクが可愛い! 最初はとても物騒だったけれど! ザザも可愛い! ザザの様子を読み取れるようになったイングルも可愛い!
ビャクの一途な想いを浴びせられ続け、少しずつ自分を変えようとするイングルが微笑ましくて仕方ありません。相手の気持ちを考えるようになるって、相当の変化ですよ。
その中で、ザザの様子にも意識を向けるようになり、ビャクが隠そうとしたことをザザが咎めていると気付き、ビャクを問い質すイングル。って、想像もできませんでした。
そのきっかけがビャクに恋する相手のしつこいアプローチで、ビャクはきっぱり断りつつも、自分もイングルに対して同じようなことをしている自覚があって手酷くはできない、というビャクの優しさ。あれだけきっぱり何度も断っているので、手酷くできないというのは優柔不断さではなく、優しさだと感じました。
イングルにも徐々にビャクに対する気持ちに自覚が生まれているようで、この先が楽しみです。

しかも、このしつこいアプローチをしてきた相手がきっかけで、呪い師の手がかりまで見つかるとは!
着々と進んでいく物語の続きが楽しみで待ち遠しいです。
いつか、ロキの夢が叶って、アルキルの出身国を二人で訪れる日が来るよう願っています。ロキにアルキルが見てきた雪を見せてあげたい。

1

一つ一つの物語が沁みる

サハラシリーズ、タイトルが変わって「1」となってますが、ロキとアルキルの出逢い〜を描いた『黒鷲①②』とイングルとビャクが主役の『隻眼狼』を経て、通算4冊目です。

あとがきで作者様も書いてますが、これまでの3作は馴れ初め編なこともありBL要素(エロ含)たっぷりでしたが、今作は呪い師との決着に向かっていこうとしているのか、ラブ以外のストーリーが濃いめです。

どれも読み応えのあるストーリーでしたが、中でもグッと来たのはロキの両親の御墓参りの話。アルキルの「君の両親が愛したロキを愛しているよ」という台詞がめちゃくちゃ切なくて愛に溢れて・・・ロキの涙も・・・!

また別のお話で、グランとロウの会話も真理だな、と。この二人、特にグランですが、彼も救われてほしいな・・・。サハラシリーズは重たい過去を持ってるキャラクターが多くて切ない。時代故か、、。

次巻ではストーリーもさることながら、2カップルのより一層のラブラブっぷりも!期待したいです!欲望をありのままに書くならば、攻くんズが可愛い可愛い受ちゃんたちを自慢しあうプレイが!みたい!
(この世界線では絶対に無さそうなので、完結後に現パロとかで、、無理か、、!)

2巻も絶対買います!

1

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