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アダムとイブになれない僕ら

Adam to Eve ni narenai bokura

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表題作アダムとイブになれない僕ら

一零
惑星移住被験者、22歳
蕨生草太
天涯孤独な青年、26歳

その他の収録作品

  • アダムとイブとちび(描き下ろし)
  • カバー下(あとがき)

あらすじ

絶倫ワンコな年下イケメン×自尊心低めの不運な童貞くん
僕はただ家族を作りに新たな惑星に来たのに…“気持ちいい”が止められない!

亡くなった親の借金を背負い独りぼっちのどん底人生をリセットするため、惑星移住被験者となり地球から旅立った蕨生草太。
ところが、宇宙船は墜落し、目が覚めるとそこは誰もいない未知なる惑星だった。
孤独と絶望に打ちひしがれていると、突如、謎の生物に襲われてしまう。
思いがけないピンチを救ってくれたのは、一緒の宇宙船に搭乗していた青年・一零だった―――!?

作品情報

作品名
アダムとイブになれない僕ら
著者
南国ばなな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801980211
4.4

(114)

(67)

萌々

(33)

(12)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
19
得点
503
評価数
114
平均
4.4 / 5
神率
58.8%

レビュー投稿数19

”家族”が欲しくて星移住…惑星婚活SFサバイバルBL

やーーーーーー本当に面白かったし、植物について色々勉強にもなって
夢中で読んでしまいました!

天涯孤独の主人公・草太(受)。
決死の覚悟で”新たな自分の家族が欲しい!”と惑星移住を決め、
コールドスリープに入るも目覚めた先は墜落した惑星の上で、
この惑星でもまた一人ぼっちに…

とスタートする惑星サバイバルBL。

最初のシーンにうねうね触手が出てきるので、
てっきり触手×草太なのか!?と思いましたが、違いました笑
ちゃんと人間の攻めがいます。(触手プレイはあり)


ばなな先生が”ゴールデンウィークのお供にどうぞ”と
Xで紹介してくださっていた、こちらの作品。

その際に購入したにもかかわらず未読のままで、
やっと今になって読んだのですが...

もっと早く読んでおけばよかったです…!
ばなな先生に良い意味で期待と予想(コミカル&えち全振りかな?という)を
裏切られました。

確かに”エロエロ”ではあるのだけれど、
不憫受け・草太(そうた)の切ない”家族”を求める気持ちに共感し、
彼が行く先々で披露してくれる植物の知識に「へええ〜!」と驚き、
グッとくるポイントが所々にあって。。

決して”エロい”だけの作品ではないっっ!!

先生のあとがきによると、このお話は麗人さんで企画採用になるまで
あちこちで却下されてきた、とのこと。

コミックス化を実現させてくれた麗人さん、ありがとうーーーー!!!と、
感謝の気持ちでいっぱいです…!だって本当に面白いよ〜〜

トマトは一株で一万以上の実がなるとか、
植物の中で一番毒性があるのは実はじゃがいもだと言われているとか、
今まで知らなかった”植物豆知識”に「へええ〜!」と何度も声を出しながら
読みました。

会社では変人扱いされていた草太だけど、
やんちゃで俺様傲慢な攻め・一零(いお)が意外と素直に興味を示し、
結果的にその植物の知識が二人をピンチから救うことにもなり…

”餅は餅屋”って、まさにこういうこと!!(かな...?)

会社では/地球では”変わった人”でしかなかったかもしれないけれど、
この惑星では草太の知識は「なくてはならないもの」。

一雫に「すごいな」と褒められて恥ずかしそう、
でも同時にとても嬉しそうな草太の姿が印象的でした。
この経験、一雫の言葉で、草太の自己肯定感は爆上がりしたんじゃないかな。
良かったね。。

宇宙人との遭遇(というか、この惑星では草太たちこそが”宇宙人”なのですが)、
生き残った他の人物との三角関係バトルなどもありつつ、

攻め受け二人が想いを寄せ合っていく過程もしっかり描かれていて、
流されやすすぎる草太に笑っちゃったりしながらも、
きゅんと萌えツボに刺さるお話でした(*´∀`*)

描き下ろしでぬるぬる触手植物?の”ちび”が、草太の体液には
激しく反応するのに一雫のにはぷいっとして見向きもしないの、
笑っちゃいましたꉂ(๑˃▽˂๑)

びっくり、意外すぎるその”触手”の効能(?)にもドキドキー

いつか二人にも”家族”が増え、
仲睦まじくこの先も暮らしていくんだろうな。(*´˘`*)

”その後の生活”、番外編でも良いですし続編でも良いので
ぜひぜひ見たいーーーー!と思ってしまいました。

先生ご自身もおっしゃっているように
ちょっと人を選ぶ設定かもしれませんが、触手等に抵抗ない方、ぜひー!

楽しくて、勉強になって、萌えもある。
一粒で三度美味しい!と思えた物語でした〜!✨

★修正:白抜き(電子シーモア)
割と真っ白な感じです...

0

麗人さん、ありがとう、、、‼ばなな先生、最高の創造主です\\٩(ˊᗜˋ*)و//

カバー下の先生あとがきを拝見して、この作品がもしかしたら日の目を見なかったかも知れない⁈という経緯があった事を知りました(゚Д゚;)
それでもこうして読めたのは麗人さんのお陰でもあったのだという事への気持ちをレビュータイトルにさせてもらいました(*˘︶˘*)
そして何より、何度も試行錯誤してこの作品の可能性を信じ諦めないで下さったばなな先生にはこの作品のタイトルに因んでの尊敬の気持ちと最大級の賛辞を、、、!!!!!

大好きな先生ですし、ずっと気にはなっていたのですが、先生×SFで触手⁈という事でエロ特化かな?って勝手に思い、、、すこし読み時迷子になっていましたがそんな私の背中を押してくれたのは信頼のBL好きさんの一押し!!
感謝感謝です♡

前置きが長くなってしまいましたが、、、
この作品の積み本を解消してやっと読めた喜びと、私の勝手な乏しい予想を遥か上空から軽く超えて感動を与えてくれたこの作品に出会えた感謝が溢れてしまいました…‼

改めて!
この作品の良さを!!!
1.エロはエロいけどエロだけじゃない٩(๑´3`๑)۶(が、やっぱりガッツリエロい♡)
2.攻めも受けもめちゃくちゃキャラがしっかりしてます
3.2人が惹かれ合っていくのが分かりますがお膳立てされたお決まりコースを歩いていくだけではありません
4.物語の起承転結があってエンタメ性がバリ高いです
5.ファンタジーとしての自由度も高い
6.植物への知識が増える!!!
7.読後がすごく満たされる♡

項目で分けるとこんな感じですが「1.」に集約されるかな~???
「1.」の理由が「2.」以降のポイントって感じでしょうか?
とにかくばなな先生なので「1.」のエロに関しては間違いのないエロさ!!!
最初はちょっとだけやはりそう来たか…wっていう触手攻めなんですがwww
その後の流れがまぁ~。。。上手い!!!
2人が体を合わせていく意味が変わっていくのもお見事で、、、
エロさの中のエモさもバッチリ

そんな情緒を感じられるのはやっぱり「2.」のキャラが立ってるからなんですよね♡
攻めの一零(いお)と受けの草太
それぞれのバックグラウンドがしっかりしていて、この移住計画に参加した理由で彼らのキャラをある程度理解させてくる、という物語を読む事で分かる構成の上手さが秀逸!
その上で「3.」の2人が近付いていく過程がまた良い!!
主役だから近付くのは”当たり前って思わせない”のがラブストーリーとしてもめちゃくちゃ面白い♡ココ、最高だったーーーーー٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)و草太がBのLへの抵抗をちゃんと感じてるのが彼の背景から考えて無理がないのも納得出来るし、逆に一零のテクと一零自身に落ちて触れて、恋をして行くのがたまりません!

と、、、まぁこの作品を絶賛するに値する理由はまだまだワンサカ出て来ます♪
このままのペースでいくと文字数オーバーなんて余裕なのでwww
この辺で( ´3`)~☆

2人以外の登場キャラが全て気になるのも楽しかったです♡
そして草太に懐く「ちび」が意外と選り好みしてるオチも最高だし、ちゅうちゅうしてる所はエロいし、なんだかんだ可愛く見えてしまう不思議には自分でもビックリでした(๑´ڡ`๑)

ばなな先生、本当に諦めずにこのお話しを送り出して下さってありがとうございました.゚(→ε←*)゚ .゚

修正|残念過ぎる白抜き、、、(シーモア)これ、、、大人版で是非読みたい~~~~∼‼

2

SF・触手・植物の知識・道徳的、etc. 盛りだくさんでお得な1冊

去年の8月に読破。めちゃくちゃ良かった!
ばななさんと言えば美麗な絵柄にえrえrですが、今回もやはりものすごくばななさんでした。
相変わらずストーリーも道徳的で素晴らしい。
二人が距離を縮めていく過程もいいし、家族とは、愛するとは、いろいろ考えさせられ、ものすごく感動しました。
(あぁ語彙力貧相でスンマセン)

いわゆる触手ものですが、そぉ~か奴らにはそういった役目が!
そこに関連して植物の知識も満載で、すごくためになりました。
触手自体には全く興味なかった私でも、"ちび" が可愛かったのもあり、純粋に楽しめました。

個人的には終盤で出てくるロン毛イケメンが大好き…かっこいい…。
それにそもそも攻めが脱ぐシーンですでに元が取れたようなもんです、美味しい…美しい…。

<注意点>
・女性が2人出てきますが、ウザ展開ほぼないです、ご安心ください。
特に繭(まゆ)子たくましい!えぇ性格しとる!www
2人とも大好きになりました。
・当て馬が受けを襲おうとする描写(未遂)アリ

えrもストーリーも両方重視の方にものすごくオススメです。

1

ぬるぬるフェス開幕

すっげ面白い話ぶっ込んでくるなぁ、南国ばなな先生!
BLとSFのパンチ効いてます。あと、植物の知識ね。生き物のお勉強にもなる素晴らしい作品でした♪( ´▽`)

宇宙での生存、未知の植物たちとの共存と戦い、その傍らには好きな人。
愛する人に出会えた楽園で、新しい人生新しい未来を逞しく生きようとする力強いパワーを感じた感動の読後感です。
世界観が独特で、全体的に不思議オーラ漂う雰囲気がすごくクセになりました。主人公・草太の植物オタクなとこと一零のイケイケ感が、違うタイプの2人なのに妙にしっくりくる。
一零のことチャラいだけなヤツかと思ってたら、意外と一途で、しかも草太大好きで好感度爆上がりでしたヽ(´▽`)/

この新天地で新しい家族を作ることに目標を掲げてきた草太と、家族なんかクソ喰らえな一零との間での価値観の違いがどう2人の関係な影響を与えるのかドキドキもんでしたが、良かったー……。杞憂に終わってホッとしました。
夫婦がいて子どもがいての"家族"のカタチにこだわり、大事なこと、大事な人を見失いかけていた草太が自分の気持ちに気付いた顔がとても清々しく映りました。
一零となら、いつか家族になる日もそう遠くはなさそう。
この世界には個性的で楽しそうな人たちがたくさんいますし、なんだかんだで素敵な宇宙ライフが送れそうでニンマリしました(*´︶`*)♡


この作品。一番の注目存在として、ぬるぬる管を挙げたいと思います。
一零と草太の出会いのエッチのときから2人が想いを遂げたエッチのときにまで見守り続けた宇宙の生き物で、エッチのときにはローションとしても使える愛の導き手。つまり2人の愛を高める功労者です。
こやつのポテンシャルはえげつなく、触手ばりの動きで2人を翻弄します。無意思な生き物っぽいけど、どこか意思を持って動く独特な絡みつきがめちゃくちゃエロいです。見た目はヒルっぽくて、キモチワルイ系のフォルムですが、終盤になると少しだけ可愛くみえるから困りました(笑)

エッチな玩具としても使えるとことか含め、そのストーリーをめちゃくちゃ楽しく仕上げる立役者ですので、ぬるぬる大好きな方にはおすすめです♪
魅惑的な植物がいっぱいで、冒険、SF、ファンタジーの世界を余すところなく楽しみ尽くしました。

1

すごいトンデモ設定なのに感動もの!

こんなお話だったとは!
あらすじを読んだけど想定外すぎる!

触手とエロをあまり気にしなければ(BLなのに?)とてもあたたかい気持ちで読み終わりました。

貧乏で孤独な草太が家族を作りたいと乗り込んだ宇宙船。人生をリセットして…と思ったら?
宇宙船が墜落しとんでもないところに来ちゃった〜。
しかも気持ち悪い動く海藻はいるし、やっと出会った仲間はいきなり挿入してくるし…。

しかしこの仲間一零がとっても良い人で。
デコボココンビで他の遭難者を探しつつ仲を深め。

家族を作ると頑なに考えてた草太が自分の本当の望みに気がついたり、一零が草太の考え方に影響を受けたり、先住民?との出会いがあったり。

お話や舞台はハチャメチャなんですけど二人の関係はとても良いなあと思いました。
しかもこの画力!
人生リセット成功だね!そのうち家族もできたりして?

この作者さんのお話は惚れ薬…でも思いましたが、こんなにエロを仕込んでるのにお話も濃いといいますか、二人の物語がしっかりしててすごいですよね!

2

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