神父×悪魔 ~甘くとろける至高のコマンドプレイ~ Dom/SubファンタジーBL

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表題作コマンド・ヒーリング

アンゼル,Dom,神父
クルト,Sub,悪魔族

その他の収録作品

  • collar
  • カバー下

あらすじ

悪魔族のクルトはSubを理由に親に捨てられ、独りで生きてきた。
満たされないSubとしての欲求に苦しむ中、神父でDomのアンゼルから初めて命令を与えられ空虚だった身体と心は驚く程の快感と充実感に満たされる。
死を待つだけの自分が神父の彼と関わるべきではないとわかっていても、与えられた命令が忘れられず、クルトはアンゼルを求めてしまい──…。

作品情報

作品名
コマンド・ヒーリング
著者
岡本K宗澄 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784866576664
4.2

(23)

(10)

萌々

(9)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
96
評価数
23
平均
4.2 / 5
神率
43.5%

レビュー投稿数6

Dom/Subとファンタジーの融合

安定の作家買いです

Dom/Subではありますが他の方も言われているようにコマンドは日本語で書いてありますので初心者さんでも分かりやすくなっています
あまり深く考えず感じる系です
逆にDom/Sub上級者さんには少々物足りないかもしれません

受けのクルトはDomが多い上位種族の悪魔族に生まれた希少なSubだったために森で半ば世捨て人同然に生きながら死を待つだけという立場です
そこに攻めでDomのアンゼルから(人間族は下位種族ですが無害という設定です)コマンドを施されSubの本能を満たされたことで深入りはいけないとわかっていながら求めてしまうという内容です

岡本K先生ならではの溺愛はもちろんありますが前作や前々作みたいなエロが控えめと感じたので(あくまで個人的にですが)萌×2というところで

蛇足ですがクルトが身に付けているピアスとアンゼルから貰うカラーを手作りしました

0

中世っぽいファンタジー設定が素敵でした

森の奥深くで、1人で孤独に暮らしているクルトと、たまたま森で出会った神父アンゼルのお話。森の中や、出てくる建物の雰囲気が中世の美しい世界っぽくて、そこに悪魔族や獣人族など、ファンタジー設定もあり、Dom/Subだけでない細かな設定がされている世界観がとても素敵なお話でした。
何より岡本先生の絵が素敵です。
そして、神父のアンゼルがひたすらクルトに対して優しくて、私の読んだ中で、一番優しさに溢れたDom/Subプレイが見られたなと思います。どうしてクルトにそこまで優しくしてあげるのかは、読んで確かめて欲しいですが、悪魔族のクルトの顔も、可愛くて、まさに〈悪魔的〉な魅力がありました。しかし、クルトは上位種族である、悪魔族に生まれながら、Subに生まれたことで、とても自己肯定感が低くて、それを優しく導いてくれるアンゼル。
ファンタジー要素が強いですが、お話として、とても真っ直ぐな甘々が楽しめるので、Dom/Sub初心者というか、読んだことないよーと言う人にも安心して読める素敵なお話です!読んだ時に見て欲しいのが、アンゼルがクルトに送った首に付けるカラーです。とてもオシャレでしたよ。

1

溺愛攻めによる褒める系 Dom/Sub

岡本K宗澄先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

悪魔族のクルトはSubと言う理由から親に捨てられ、森の奥深くでひっそりと生きていた。しかしある日、Domの神父、アンゼルと出会ってしまい、彼から与えられたコマンドで身も心も満たされてしまう。駄目だと分かっていても知ってしまった快楽から、アンゼルのことを思い出してしまい…。
個人的、各項目5段階で
健気 3
溺愛 3
ファンタジー 2
エロ 2
な感じだと思います。

Domの神父アンゼルとSubの悪魔族、クルトによるDom/Subユニバース作品です。
まず今作は様々な種族が存在する世界で、悪魔族は強いDom性を誇りに思い、極稀にしか生まれないSubの存在は恥とされ、いない者として捨てられたり追放されてしまう。その為、森の中で独りで暮らし、死を待つだけと言う健気なクルトくんが、アンゼルさんと出会うことで、Subとしての快楽を知ったり、クルトくんの本能が、Domであるアンゼルさんを求めたりするので、普段と絡みでのギャップがエロ可愛いです。

カプ要素で神父キャラってだけでも禁断めいた背徳感が堪らないのに、更にDomというのには個人的に堪らないです。アンゼルさんが使うコマンドは英語ではなく日本語のコマンドなので意味が分かり易いです。
因みにコマンドプレイは「いい子」と褒める系や「教えて」「見せて」と言った命令口調ではないので、過激さはほぼ無い、甘くて凄艶な絡み描写になっています。

関わるべきでは無いと思いながらも、度々訪ねてくるアンゼルさんと過ごす時間が心地良くなっていくのに、神職者には専属のDomや Subがいることを知ってしまい、諦めるべきだと言い聞かせる健気さや自分の目で確かめた時に泣いちゃった不憫さが、可愛いけど可哀想で早くアンゼルさんに溺愛されてほしいと思いました。

その後専属のDomや Subのことが勘違いだと分かってからの絡みでは、甘えてとろけたクルトくんのエロさが凄過ぎるし、溺愛攻めなアンゼルさんの感情が昂った描写が、今までの優しさから想像出来ない表情や肉体美やボタンを飛ばしながら服を破る姿にギャップ萌えします。アンゼルさんも男なんだなと思い知らされる雄々しさには必見です。

個人的に岡本先生の普段の絵柄は美麗なのに、デフォルメ系になるとたちまち可愛い絵柄で癒されます。特に描き下ろしで、アンゼルさんがクルトくんのあまりの可愛さに抱き締めているコマがめっちゃ可愛いです。ほんと、なんてかわいらしい。

甘い褒める系コマンドプレイで、比較的にDom/Sub初心者でも読み易い作品だと思いますので是非とも読んでほしいです。

2

あらあらあら?

作家さま買いです

絵面や設定はスゴくいいんです すんごい好みなんですよ
ただね 途中から おいおい設定どうした? ってなるくらい

スパダリの スパダリによる スパダリの為の 美人溺愛(※ 己の欲望に忠実なスパダリの溺愛)

にしか見えなくなってきちゃって
しかも絵面のわりに 汁だくですし えっちですし 激しいですし

いや 作家さま買いするくらいだから好きなんですよ
好きなんですが えぇ そんなこんなでお話的にはちょっと物足りなくあるんですよね


今回も身体が先で意識がおっつかない 他人に頼ることも甘えることも憚られるもような生い立ちに重ねる時間にコンプレックスを感じつつ溺れてしまう どっか健気で強気を装う美人受け

はうッ

全部を語ってしまった!


設定は相変わらず最高です 神父なのにDom 悪魔なのにSub
すべてを受け入導く側が支配して 冒涜し誘惑する側が支配されるこのチグハグさ

ただオメガバ描かれた時も思ったけど 練りすぎたかな
Dom/Subをきちんと見せようとしすぎていつもの甘さが半減しちゃった感じ?
ぞくぞくするような攻めの甘さがなかったんだよな 甘やかしはいつも通りなのに

個人的に作家さまが描かれる添えもののちょろっとした恋心を見るのが好きなので 今回もいいポジで出てきた従者に期待したんだけど それもなくってガッカリしちゃったんだよね ←欲張りすぎ


んんんん Dom/Sub初心者 しかも苦手ではないけど良さがイマイチよくわかってないあたしには優しい仕様でよかったんだけど Dom/Sub上級者には相当物足りないんじゃないのかな と

悪くはないんだけど 虐げられるところも少ないからなのかな 今まで以上に切ない不足に感じちゃったんだよね
うん 次は何たらバースとかいらないから 切なさがぎゅんぎゅんに詰まったスパダリのエロでろな甘やかしが読みたいな

1

褒めコマンド良きー!!!

作家買いです。

いや~~~…新刊出る度に思うのですが、
岡本Kさんの溺愛でしか得られない栄養ってありますね╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
攻めが受けを傷つけることは絶対に無いという安心感プライスレス*。゚+

(例えあったとしてもフォローが極甘だから、)
(良い意味で安心感しかないので穏やかに読める)
("とろけるような甘さ"って表現が一番合うんよ)

※2点だけご注意

本作はDom/Subユニバース作品ですが、
物語が始まる前に設定の説明が一切ありません。
基本設定だけでも知ってから読んだ方がベターです。

設定を捻って落とし込んでないので
難しく考えず基本だけで大丈夫だと思います!

あと一般的な神父×悪魔とは違いました。
祓う者・祓われる者という概念がない世界観です。
(悪魔族が主な支配層・次は獣人族)
(人間族は平和平凡に生きる下級で無害な存在)

神父×悪魔のロミジュリ展開はないのでお目当ての方ご注意です。


さてさて。

受け:クルトはSubの悪魔です。
悪魔族はDomが圧倒的多数を占めてSubは極稀な存在。
忌み子扱いで一族から追放されるのは珍しくありません。

クルトの場合は母親が密かに守ってくれて、
森の奥の一軒家で暮らして通いの従者がいます。

外の世界と繋がるのはたったそれだけ。
Subとしての欲求を満たされることがないまま、
孤独に生涯が閉じるのを待つ生活を送っていました。

そんなある日、森の中で、
人間のDom・アンデルと出会ってーーと展開します。


※Dom/Sub作品のレビューを書くセンスがないので
的外れな感想を書いていたらすみません…(;´Д`)


まず岡本Kさんの描く溺愛との親和性が良かった!!!

DomとSubの関係で『褒める』のも大事な行為。
アンゼルが甘ったるい空気で「イイコ」って褒めて、
クルトが嬉しそうにトロンとなるのが堪らない~ッ!

クルトはずっと孤独に生きてきたんですね。
父親の影に怯えながらも、
母親が幼いクルトにかけてくれた言葉が光で。

死を待つだけーーーと思いながらも、
心のどこかでは生きることへの執着もあって。

そんな子がアンゼルにいっぱいいっぱい褒めて貰う!
これがもぅ不憫受けスキーの萌えに刺さりました////

まさに「コマンド・ヒーリング」ですね。
アンゼルの優しいコマンドでクルトが満たされていく。
Subの欲求が満たされて弱った身体が癒やされていく。
優しいDom/Subの関係性良き+゚。*(*´∀`*)*。゚+

んでクルトは森の奥で孤独に暮らしてたせいか、
情緒が無垢で反応が素直でイチイチかわいいッ!!!
アンゼルに抱きしめられて泣くとこキュンキュンする。
もう……かわいいい。かわいいとしか言えねぇ。
不憫受けがめいっぱい愛されてて萌えしかない。

アンゼルは終始紳士的なDomで穏やかなんですが、
クルトがスペースに入ったとき本能が剥き出しに!!
これがもうね。すごい。男の色気がムワっと香った。
バキバキの身体と余裕を失った表情が超セクシー!!

今作も良き溺愛がたっぷり堪能出来ました♡
エチエチも白抜きなのに生々しい技法で良きです。
(岡本Kさんのエチエチは熱量と美しさがあって推せる)

4

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