特典付
電子で購入したので
電子版は
・特装版小冊子付きの番外編収録あり
・特装版小冊子付きの番外編収録なし
と番外編ありと無しの2パターンがあるので注意!番外編はぜひ読んで欲しい…!もし無しの方を購入された方は個別に番外編は購入できるので読むことをおすすめします。(1の方ですね、練と楓の二人が表紙の方)
前巻で勝手に勘違いしてたんですけど嫁体化したからって男でも子どもを産めるわけでは無いのですね(笑)
練に焦点を当てた今回
練が何を考えてるのか、どう楓を愛しく思ってるのか。また投薬が終わったからってめでたしめでたしという訳では無くそこから新たな悩みに苦しむのか…丁寧に描かれていてとても読み応えがありました。個人的に1巻よりもさらに好き
次巻までお話がつながっているので続きが気になりますが楓と練なら二人で一緒に乗り越えていけるだろうなあという安心感があるのでじっくり待てる気がします
ストーリーも良いですが、絵がとても魅力的です。
躍動感というか、流れるような動きを感じる絵を描かれる作家さんですよね。
今回もキャラクター達が動いているように感じる絵でとても面白かったです。特に楓の表情や動きが激しいですよね。犬居先生だからこそ、表現できるんだと思います。素晴らしい。
今回は連が人間らしい感情を持てるのか、というところでしょうか。
獣化は止まったけれど、感情はちゃんと追いつけるのかな。獣に戻りたいと思わないように、楓がちゃんと捕まえていて欲しい。
他人の気持ちを思いやるのは難しいですよ。
そこをどうやって2人で乗り越えるのか。とても楽しみです。
待望の続編です。
1巻で、先祖返りの体質の治療の為に感情が表に出にくいせいで周りの人とうまく交流できずにいた練は、楓とも最初は仲良くできずにました。でも楓のがんばりでふたりは愛し合うようになります。
今巻では、獣化もうまくコントロールできるようになり、跡取りとして奮闘します。言葉少なげの練ですが、楓を大事にしているのもよくわかるし、楓が練の気持ちを汲み取っているのもよくわかって、1巻とは違うラブラブのふたりが微笑ましいです。時々甘くなる練もかわいいです。
でも相変わらず周りの人とはうまくコミュニケーションが図れずにいます。跡取りとして能力は高くても、周りの人から認められなないことに悩みます。
そして、楓はただ養われるだけでなく自分も跡取りの嫁としてふさわしくなるために、練の力になりたいと自分にできることを模索します。
みんなで、一緒に、ということがまだわからない練は自分ひとりでもっとしっかりしようとします。そこでふたりの間でまた意思の疎通がうまくいかず、楓が帰ってしまいます。
練が追いかけて楓の危機を救い、ふたりで楓の実家に里帰りをすることになります。
仕事を離れた練が今まで誰にも見せたことがない感情と表情と想いを楓に見せます。とても素敵なシーンが続きます。言葉ではなくて素晴らしい画力と表現力で訴えてきて、魅せてくれます。
ぜひぜひ、読んでいただきたいです。
そして、3巻へと続きます。
1巻で無事に練の鎖が解かれてよかったね、これから心を取り戻して二人で幸せに暮らしていくんだなー‥の
2巻です。
そう簡単に感情は戻らないし、そもそも薬で抑制されてたから知らないといったほうが正解の練と、とにかく素直で感情的でうるさくてかわいい楓のCPです。
人の上に立つということの人心掌握に苦しむ練、そんな練を支えたいけど空回りな楓の夫婦喧嘩勃発です。
そのちょっと前に甘いシーンもあったのに、急です。
楓のそういう直情的な行動はホントに面白いです。
絵柄とマッチしてて時代的にも明治初期っぽい感じがいいです。
実家への道中、牛族の村でカモられる楓、モー太郎(勝手に呼んでます)たちのゲスな感じからの!スパダリの練登場で、ワー!ってなりました(笑)
狼の姿で必死に楓を助けにきて、互いに無事でよかったと抱き合うシーンは必見です。
兎族村で楓に弱いところを見せることができた練の成長、よかったーー!ってなりました。
兎族村のお祭りをきっかけに二人はともに歩む方法を導きだすのでしょうか。とても楽しみです。
エチシーンはないですが、イチャイチャもあるし、もふもふもあるので大満足です。
続編が連載中との事だったので、単行本に纏まるのをずっと待っていました。
犬居先生、描いて下さってありがとうございます…!
1巻での紆余曲折を経て、何とか無事に番となった練と楓。
練の先祖帰りもお医者様から「完治」と言われるくらいに落ち着きました。
そんな2人が夫婦としての生活を始めるが、楓には少し思うところがありーー。
というのが2巻の導入です。
最初にお伝えしておくのですが、今回エッチなシーンなどはありません!!
濡れ場が大好きな方達にとってはもしかしたら物足りないかも?とは思うのですが、狼への嫁入りは繊細なタッチの絵、ストーリー、キャラクターの細微な心情など、ファンタジーBLとしてのクオリティがとても高く、私自身は無くても気になりませんでした。
むしろ重厚なストーリーを全面に浴びる事が出来て良かったです。
今回、2人にとってまた大きな試練が訪れます。
家業の玄依硝子で重要なポジションを任される事になった練、そんな練と対等になりたい楓のすれ違い。
感情をなくし何も感じずに生きてきた練が、楓との出会いで感情を知り、それによって生まれる人間関係への大きな弊害。
2巻ではそれらが全てが解決されるわけではなく、3巻へと持ち越しとなりました。
ラストの練が涙を流すシーン、きっと涙とは程遠い人生を歩んできたからこそ、大量に流れる涙にこめかみがズキズキと痛み、楓すらも拒絶しようとする手に息を呑みました。
ここでお預けなんてあまりにも残酷です…ひたすらに3巻の発売が待ち遠しい…!
個人的には1巻のとある場面で、楓がブチギレて練に机を拭くように促すシーンが大好きなのですが、しっかりと2巻にもそれが受け継がれておりニヤニヤしました。
(あの出来事以降、練にとってルーティンになってるのが可愛いですね。)
今回も素晴らしい画力と圧巻のストーリー、そして2人の可愛いやり取りを目一杯浴び、とても幸せな時間でした。
特典も盛りだくさんで、内容はここでは伏せますが小冊子、リーフレット、ペーパー全て最高だったので、是非読んでみてください…!