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表題作うみのお城

山田山(ヤマ)
工場社員,27歳
深井海(ウミ)
100年に一度の美形俳優,20歳

その他の収録作品

  • かきおろし「4年後」
  • カバー下(海の仲間達,山の仲間達)

あらすじ

「ヤマ、今行くから待っててね?」
顔しか評価されない若手俳優のフカイウミは、小5の学芸会で演技を褒めてくれた
“ヤマ”という青年の記憶だけを支えに厳しい芸能界を生きていた。どんなに頑張っても変わらない世間の反応に心が折れかけていた時、会いたくてたまらなかった“ヤマ”を見つけ―?
新人にして鬼才・蜂煮が描く抱腹絶倒のロマンチックラブコメディが堂々登場!


初版のみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

作品情報

作品名
うみのお城
著者
蜂煮 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866695815
4.5

(204)

(147)

萌々

(31)

(16)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
40
得点
914
評価数
204
平均
4.5 / 5
神率
72.1%

レビュー投稿数40

最高です

めちゃくちゃ絵がきれいなのにシュールなギャグがあちこちにあって、声を出して笑ってしまいました。
ギャップがすごい。

海ちゃんの一途さが本当に可愛くて、ヤマじゃなくても好きになっちゃう。
一生懸命で真面目で美人なのにかなりおかしい海ちゃんが仕事も恋も報われてほしいって思いながら読みました。

あと、くっついてからがもっと見たかった!
ヤマから海ちゃんに積極的なところがもっと見たかったな〜!

ヤマと彼女の致してるシーンが少しあったりするので、男女の絡みが苦手な人はちょっと注意かもです。
ヤマの彼女のノリちゃんも可愛い人なので、私はあんまり気にならなかったですが。

13

この波には絶対ライドオン!

初めましての蜂煮先生!
「BL界のニューウェーブ」by出版社
まさしく!ニューウェーブ感てんこ盛りな1冊でした~

先ず、画がウマい!!
で、話はモチロンおもしろいケド目新しい!って訳でもナイ…のに何故か既視感を感じない!←これ、すごく無いですか???これがスゴイと思うんです!!!

受けのうみ君がめっちゃカワイイけどぶっ飛んでます(笑)ぶっ飛んでるのにあたおかキャラでは全然ナイし何より顔がイイ!!顔がイイけど顔だけじゃないすっごくピュアで応援したくなる!(ピュアって言っても基本ぶっ飛んでるからキャワワ弱弱~な守ってあげたい系ぴゅあでは全くナイデス)
うみ君の個性的なのに常識はちゃんとある、正しく芸能人キャラとしてマッチしたこの設定が芸能モノとしてフィクション感全面なこの作品により説得感をもたらしてるのかな?
いそうだな、こんな芸能人!って思わせてくれるし、逆に芸能人だからもしかしたらあるかもね?と、許せるぶっ飛んだ考えと行動がファンタジー感を薄めてくれます

そんなうみ君を迎え撃つのがヤマ!
このヤマがこの作品のリアルさを一層引き上げて読み手を蜂煮先生ワールドに惹き込んでくれるんです!!!
ヤマのスーパーナチュラルなノンケの男感が最高にイイ!!
男としても人としてもとにかく「普通にイイ男」なんです

この2人がしっかり息を感じるリアルさで描かれている世界でどこかシュールだったり直球だったりする笑いが混じったり、整然としたコマ割りでそこはかとなく漫画感の強みを感じたり、なんか色んな要素がすっごく絶妙なバランスでぐちゃぐちゃにならないラインで融合されて蜂煮先生の世界を創り上げています
なんか……スゴイんです!
うまく伝えられないのが申し訳ないんですけど(ノД`)・゜・。
ほんと…すごいニューウェーブです!

フィクションとリアルが上手く融合した2人のえっち…♡
もっと見たかった…( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
驚く位に2人ともキレイなバキバキ腹筋で眼福です♪
最初からキモチイイえっちじゃなくて痛がるのはリアルです♪
絶対ヤマならうみを気持ちよくさせてあげたくなるはずだからそんな2人のぐずぐずあまあまタイムをもっと観たい‼

欲望を刺激される読後感で確信!
私、既に蜂煮先生の虜です٩(♡ε♡ )۶

ニューウェーブに巻き込まれたい方には全力でおススメ!!
うみから産まれる波にレッツライドオン!←超絶ダサイ誘い文句を思い付き過ぎて書きたい欲が抑えられなかったwww


修正は白抜き(大コマがないので酷くはないけど良くもない修正)DMM

11

キレッキレのセンス

気になって読んでみると何やら見覚えがある作風。以前、某人気漫画の二次作品で拝見したことがある作家さまでした!

もちろん今作とは全く別物です。

その時も抜群のセンスに引き込まれ、今作も天才的で最高でした!

偶然にもこうして商業作品でまで先生の作品を読むことができて嬉しいです。

クセ強めで気持ち悪いことしてるのに許されるうみくん(受け)の顔面はほんと可愛いです。

引きまくりで冷静なヤマくん(攻め)のかっこよさと、さりげない優しさにハマります。普段女の人が出てくる展開は好きじゃないのですが、今作品においてはむしろヤマくんの男としてのスペックの証明になっていたのでオーケーでした。

これはちゃんとBLできるの?と心配になる(でも笑える)ストーリー運びが、しっかりムフフな終わり方をします。

切ないところもあり、ふざけてるのにストーリーに重みもある。萌えもある。読了後は満足しかありません。

次回作もお待ちしております。

10

素晴らしいデビュー作!!

以前より気になっていた作品、試し読みが面白かったので読んでみました。こちらデビュー作ですね。
とにかく絵が個性的で、特に脇役が面白い顔の人ばっかりですw 作風はシュール且つコミカルで、独特な雰囲気に惹きつけられます。

受けのウミは顔しか評価されないことに苦しんでいる若手俳優で、幼い頃自分の演技を褒めてくれた見知らぬヤマ(攻め)だけが心の支えです。
そんなウミがヤマを偶然見つけ暴走開始!芸能界を捨ててヤマの元へ駆けつけます。
二人の再会が衝撃的!まさかの鼻血ブーと勃○で、ヤマも真っ青!w(その絵を帯に使っちゃってます!爆)

ウミは美人だけど、とにかくヤマのことになると、言動がおかしくなってヤバいです。こんなエキセントリックな主人公のBLは読んだことがないくらいww
かなり変わってるんだけど、ヤマへの気持ちは一途で真っ直ぐ、一生懸命で健気です。

一方ヤマは普通に常識人なので、初めはウミのことを訝しんで邪険にしますが、ウミの一生懸命さを感じて、徐々に絆されていきます。
ウミの告白後、会社のピンチや、ストーカー被害などを経て、どんどんウミが気になっていくヤマにキュンとします。

ストーカーと二人が対決するシーンがよかった!ヤマとウミがお互いを必死に守ろうとする姿が、二人ともすごくカッコよかった。

東京へ帰ることにしたウミが、ヤマと枕を並べ真剣に気持ちを伝えるシーンはうるっときました。そこからの濡れ場は、すごくエッチでドキドキします。

その後も一筋縄ではいかない展開でよかったです。
ヤマが「いい役者だよ」って言うシーンは、10年前のヤマとリンクしてジーンときました。その後ウミが子供の頃の夢を思い出して、真っ直ぐ前を見て歩いていくシーンもグッときました。

ヤマってちょっとチャラく見えるんですけど、10年前も現在も、実はすごく優しくて誠実ないいヤツなんですよね。カッコよくて好きです。

そして数年後に再会。
会ってすぐの濡れ場は、情熱的でエッチで、二人の抑え込んでいた気持ちが溢れ出てくるようなセッで、すごくよかったです♡

読後は幸せな気持ちに包まれました。
素晴らしいデビュー作でした。
今後の作品も楽しみにしています。

シーモア購入 ライトセーバー修正(真っ白で残念!)

10

令和の鬼才現る

や、やばい…
その一言しか出ません。

商業BL界に彗星の如く現れた蜂煮先生のデビューコミックス。
久しぶりにものすごい怪作を読んだ気がしました。とにかくすごいセンス。クセになる!
読後すぐにレビューを書いているのですが、いろんな意味で感情をぐちゃぐちゃにされています。
なんだ…?なんだこれ…?と、感情が追いつきません。読者を独特のセンスと勢いでぶん殴ってくる作品でした。大好きです。
これは蜂煮先生にしか描けない世界観だと思う。絵も魅力的。
次回作がもう既に気になってしまっています。

100年に一度の美形俳優と呼ばれるウミと、幼い頃に出会って以来、ウミが会いたくてたまらなかった心の拠り所で片想いの相手・ヤマ。
かわいらしい顔で照れたり、天真爛漫な笑顔を見せたり、上目遣いで見つめたり、かと思えばギンッギンに血走った目で瞬きひとつせず、一心不乱にヤマのある1箇所をロックオンする。
なんというか、ウミのヤマへの好意と愛情表現が凄まじくて本当に狂気すら感じてしまう受けなんですよ。ヤンデレともまた違う新しいタイプ。
でもそれと同時に、とんでもなく健気で一途な受けでもあるんです…!この子はやばい…でもかわいい!なんで?!そんな気持ちに何度なったことか…!
全てに全力で一生懸命なウミが愛らしくてたまりませんでした!読めば読むほどかわいい!

そんなウミが焦がれてやまないのが、個性の塊のアベンジャーズのようなキャラクター達の中で、唯一ごく普通のダウナー系な兄ちゃん感のあるヤマ。
ウミという強烈な存在が繰り広げる言動の、緩急で言えば急の合間にヤマの普通さが入ることで絶妙な化学変化が起こり、この物語をより面白くさせ、なおかつ読み手側はウミの気持ちが成就することを願ってしまうのです。
超絶パワー系のシュールなラブコメディの中に、しっかりBLの定番要素も描かれているのがうれしい。
なんだかすごい作品を読みました…やばいとすごいしか言えない。
サブキャラクターたちも魅力的です。私はヤマの父親のあたたかい人柄も好きでした。

読んでハマるかハマらないかがはっきり分かれる作品かなと思いますが、一途で純粋な恋を描いたジェットコースターのような勢いがある1冊です。
コマ割りもキャラクターも擬音も独特だけれど、ど真ん中に描かれているものはシンプルなんです。
個性やクセの強い作品がお好きな方はぜひ1度蜂煮ワールドに足を踏み入れてみてほしい…!

※紙本は白短冊でした。

9

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