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大人になったら抱くからな

otona ni nattara daku karana

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表題作大人になったら抱くからな

飛鳥馬宝
財閥の一人息子,小学生→高校生
芹沢待雪
宝の執事

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

名家のお坊ちゃん・飛鳥馬 宝(あすまたから)は、執事の待雪(まつゆき)の事が大好き。毎日のように口説いてるのに、待雪ははぐらかすだけ。――大人なところを見せつけて、いつか絶対に抱いてやるからな! 攻め様坊ちゃん×うぶな執事のショタおにラブコメ! コミックス描き下ろし漫画も収録。

作品情報

作品名
大人になったら抱くからな
著者
沖田有帆 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
チルシェコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784575381436
4.2

(134)

(80)

萌々

(25)

(20)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
14
得点
565
評価数
134
平均
4.2 / 5
神率
59.7%

レビュー投稿数14

ほのぼのとかわいい

大人になったら抱くからな!と、執事の待雪への想いを募りに募らせる坊ちゃんの一生懸命な一途さがとてもかわいらしい1冊でした。

待雪が考える大人とはなんだ?と問いかけながら、早く大人になりたいともがくその一生懸命さに、時に微笑ましくクスッと笑い、がんばれ!なんて応援をしたくなってしまう。
とってもピュアで真っ直ぐな坊ちゃんは、きっとこれから誠実で可愛げのある年下攻めに育つんだろうなあと想像をしながら読みました。
はじめてのおつかいがものすごくかわいかった。

全方位平和でやさしいピュアなお話が読みたい時にちょうど良い、軽めの読み口で楽しめる話運びでした。
ただ、そう思うと同時に、BL的な萌えを強く求めるとどうかな…といったところでしょうか。
個人的には萌えを感じるというよりも、終始坊ちゃんを見守りながらひたすらにほのぼのとした気持ちになれる作品だったかなと。
叶うならばその後の2人ももっと読んでみたかったですね。

1

がんばる坊ちゃんが泣かせますねえ

坊っちゃんと執事もの数々ありますよね。
宝が待雪のために頑張ったり悩んだり傷ついたり泣いたりがもう…、なんというか子供なのにもっと健やかに過ごして!って思っちゃって。

待雪のキャラも良いんですがね…。本気にしてないけど大人の男とはって問答で、宝を結果的にスパダリに育ててる?

坊っちゃんを見守る待雪の気持ちもわかるんですけど、まあ仕方ないですよねえ…。

坊っちゃん✕執事なら、もしこんなに真っ直ぐじゃなくて虎視眈々と外堀を埋めたりとかも良さそう。相手を逃げられなくするとか、気がついたらそうなってたとか。

でもこのお話はぶつかって気がついて、大人になるまで待って、正面突破なルートが良いのでしょうね。

坊っちゃんと執事カップルは妄想がふくらみますね!

1

ギャグとキュンのバランスが最高

坊ちゃんが執事の芹沢さんに惚れてから、口説いて口説いて口説きまくる話。
芹沢さんは、坊ちゃんはまだ子供だから、と大人になったらね、とはぐらかすのですが。
坊ちゃんは真っ直ぐなので、どんな人なら大人なのか?とまっすぐな瞳で芹沢さんに尋ねます、
そこからのやりとりが、毎度毎度めちゃくちゃ可愛くて、面白いです。

坊ちゃんは基本世間知らずでわがままなのですが、芹沢さんへの愛と素直さは本物。
大きくなってからのふたりまで読むことができて大満足でした。

0

可愛い背伸びにふふっと笑えて、キュンキュン♡♡♡

待望の!ショタおに~!
表紙から可愛さ満点♡プルプル背伸びして、少しでも大人に近づこうと奮闘する宝くんが可愛いすぎます!

可愛いんだけど、あくまで財閥の一人息子っていうプライド、気高さを併せ持っていて大人びた言動もたびたび……そのギャップに私達モブはツッコんだり笑ったりヒヤヒヤさせられたりで、一気に最後のページまで駆け抜けました。
特に好きだったのは500円までのおやつ!
あれは待雪さんもキュンってしちゃうし、うまい棒のオチが最高〜!

宝くんの、年相応に子どもらしいところと世間知らずわなところ、待雪さんの執事という越えられない立場の壁がお話の中に散りばめられていてふふって笑えたり、切なかったり。
読んでるこちらは感情が忙しなくさせられて2人のこれからを見守りながら読んでいました。

描き下ろしと、コミコミさんの小冊子はとにかく良かったです!
これからは身体も心も大きく成長した宝くんに翻弄され、溺愛される待雪さん、2人の幸せな未来しかなくてニマニマが止まらない最後でした♡♡
大人になってからも待雪さんの寝かしつけ絶対続いてそうだし朝待雪さんが起きる時まで見詰めてて背中に背負っておはようって笑いかける宝くんが見えるw(妄想)

1

成長を見守る

冒頭からアクセル全開で執事の待雪を本気で口説きまくっている坊っちゃん。
でもそれを「大人になってから」とうまく躱す待雪のほうがいつも一枚上手で、毎回大人になるための条件を出されては頑張る日々。
それがすごく面白くてめちゃくちゃ笑わせてもらいました。

でもそんな中でしっかりと坊っちゃんが成長していく様子がわかるので、ギャグ寄りな展開なのに笑えるだけではなく胸がギュッとするような感動も味わえるのが素敵だったなと思います。

坊っちゃんの待雪に対する求愛は、最初はただ背伸びをしているだけのようにも見えたけれど
だんだんとそのブレない気持ちが"本物"なのがわかってきて、そうなると彼が子ども扱いされたくないと拗ねる姿すら切なくて。
なかなか気持ちが伝わらないもどかしさに苦しくなりましたが、最後には真っ直ぐな想いが届いてくれたので本当に良かったなと思いました。

坊っちゃんが大人になり約束が果たされる日を描いた描き下ろしも最高で、最後までものすごく楽しめた作品でした。

2

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