柴が惚れたのは生真面目そうな仕事相手・佐倉。性欲はあるが恋愛は望まない佐倉に案件が終わるまでの間、セフレ関係を提案し…?

コミック

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寂しがりやな嘘つき男の落とし方

samishigariya na usotsukiotoko no otoshikata

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表題作寂しがりやな嘘つき男の落とし方

柴 陽一,自費出版サービス会社経営者
佐倉 誠,インテリアコーディネーターの資格を持つフリーライター

その他の収録作品

  • 安心と微睡(描き下ろし)
  • 昔の写真(描き下ろし)

あらすじ

「欲しいと思ったら絶対手に入れたくなっちゃうタチでね」きっちりスーツに凛とした表情。仕事相手として紹介された佐倉を一目で気に入った会社経営者の柴。アプローチを掛けるも佐倉は見かけ通りガードが固く難攻不落に思えたが、偶然にもバーで再会して酔った佐倉に誘われ一夜の関係に。しかし翌日、昨日の可愛い姿はどこへやら佐倉は超塩対応で!?性欲はあるが恋愛はしたくない…合理的な関係を望む佐倉。極端なまでに一線を引くこの男に俄然興味が湧いた柴は、依頼案件が終わるまでの間、セフレ関係を提案して――?

作品情報

作品名
寂しがりやな嘘つき男の落とし方
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大都社
レーベル
Daito Comics BLシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784864956079
3.7

(20)

(6)

萌々

(6)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
71
評価数
20
平均
3.7 / 5
神率
30%

レビュー投稿数4

胡散臭いけど包容力桁違いな年上攻めだーー!!!

一見、胡散臭いけどキザなオジ様が大好きな自分としては、めちゃくちゃ性癖が擽ぐられるキャラクターでした。
もう、自分の殻に閉じこもっている真面目系ツンデレ受を、とことん甘やかして絆していく様子が堪りません!

イケオジ・柴さんの規格外の包容力で佐倉さんのガチガチに固まった殻を優しくトロかしていく様子に悶えます。
こう言う真面目系ツンデレ受が、攻めのトンデモ包容力で絆されていく展開に弱いんですよー……(感謝)

真面目系ツンデレこと、インテリアコーディネーターの佐倉さんと、胡散臭いイケオジこと自営業の柴さん。
ビジネス関係→身体の関係となり、ズブズブ嵌っていく王道展開ですが、超絶塩対応な佐倉さんを桁違いな包容力と甘い言葉で口説き落とす柴さんの大人の色気がね…最高です。
2人の、しっとりした大人の攻防戦を永遠に見ていたい

ただ、何だか訳アリ感満載の佐倉さんの過去が一切語られなかったのが、少し残念でした。

普段はツンツンなのにエッチの時は素直に甘えるギャップや、頑なに恋愛を拒む様子から「過去に何かあったよね…!?」と思うのに、一切語られない佐倉さんの過去。
いや、めちゃくちゃ気になるんですけど……!?

そもそも、インテリアコーディネーターなのに、部屋には寝袋と段ボール、そしてビジネスバッグのみ…って、ノマドワーカーも驚きの殺風景度合い。

…これは訳アリ人間すぎるでしょ……「察せよ」って事ですかね!?
もう、過去のトラウマを知った柴さんが、より一層甘やかして溺愛しまくる所まで妄想余裕でした。

描き下ろしは2編ともエロ無しですが、CP後の甘々相思相愛っぷりにホッコリ癒されます♡
佐倉さんの〝依存体質〟が判明し、一層佐倉さんの過去が気になると同時に、甘やかしまくる柴さんの大人の包容力を堪能できる、お得すぎる描き下ろしでした…!

▶︎シーモア/白抜き

4

キャラが良い!!

良い~キャラしてました!!
胡散臭いキザおじさん大好き!!!
甘いこと調子良いことポンポン言っちゃう軽さが信用ならない(好き)。それでいて包容力あるって最高です!!

それを塩であしらうのが楽しくて!!
硬くなさの中にみえる可愛さと性には奔放でえっちな変貌っぷりがたまりませんでした!!

徐々に気持ちが通いあってく展開もキャラがきいてるから掛け合いが楽しくてキュンとなる!!
生真面目な人が甘やかされ甘えれるようになるのに弱い………

もう少しページ数欲しいな…とは思うけど、気持ちが通じあってからの仲睦まじい様子も見れたのは良かったし、えっちはガツガツと凝縮されてたかなと思います。

2

お前ってヤツは最後まで愛を疑うんだなw

おほほほほ タイトル買いはしたんですが
届いた絵面にびっくり あたしは作家さまを勘違いしていたらしく ←だれと勘違いしたんだか マッタクッ

ご無沙汰しておりました 拝さま 【男やもめ…】以来だから


手狭になった会社の模様替えに友人から紹介されたのはインテリアコーディネートの資格をもつフリーのライター


枯れかけの男の色気とか哀愁みたいなのを描くのがお上手ですよね 拝さん←1冊しか読んでないのによく言うわ
しかも今回 送り狼かと思いきやとんだ誘い受けだしッ!

面倒くさい男に惚れて 惚れられてできあがった煮えきらない関係に若干イラッとはするんだけど この状態だからこそ味わえる包容力とか庇護欲とか

なんなら大人ならではの ズルい駆引き なんてのも楽しめる


傷つくことの辛さと捨てられる怖さに何も持てず 臆病になりすぎて素直になれなかった男を包む甘やかな腕


佐倉の過去に何があって卑屈になって虚勢を張るようになったかがまったく描かれてなくて 酷く残った傷痕にもどかしさが募るッ!

いやでも2本の描き下ろしがこうさ
年上のエロい口説きと甘やかしがさぁ もぉさぁあ

Σ これだけで白飯イケちゃうやつなんじゃないのーーーッ? ←最近叫びすぎじゃね?((怒))


正直お話が 短編4話のつなぎ合わせ のようのような感じで肝心なところがゴボッとないうえ 短すぎて大概物足りなくはあるんだけど 想いに空回るもどかしさは伝わってくるので

てかさ 大人の恋愛 ってちょっと面倒くさいくらいのほうが甘さが増して やっぱいいよね

4

甘い言葉のダンディ

普段はカチッとした人が、ふとした時に正体不明のかわいさを見せてとろりとしてしまうギャップ萌えと、歯の浮くような甘い言葉をささやく包容力のあるダンディが楽しめる1冊かなと思います。
猫科で例えるのなら、短毛でスラっとしたロシアンブルーを追いかけるオスライオンの図といったところでしょうか。

これは褒め言葉なのですが、攻めの柴という中年男性がすごく胡散臭いんですよ。非常に気さくでエネルギッシュ。
その上、口説き文句もスマートでとても甘やか。
なんというか、1度その魅力に囚われてしまったら人生を狂わされそうな人です。自分が欲しいものはなんでも手に入れるタイプ。
こちらの作品の見どころはやはり、そんな余裕がありそうな年上攻めが、一皮引っぺがすと大変かわいらしくなってしまう年下の生真面目すぎる仕事相手を甘く口説いていたはずだったのに、いつの間にか自分が夢中になってしまっていた…と、必死に追いかける側にまわっていく。これに尽きます。
余裕たっぷりな攻めの余裕がなくなる瞬間の顔の栄養価ってなんであんなに高いんだろう。とってもおいしくいただけました。

キャラクター設定には大変萌えたのですが、佐倉のバックボーンの描写がかなり薄口だったのが惜しいところかなと。
どこからどう見てもワケアリなんですよ…お話的にも、このワケアリの部分が1番おいしいところだと思うんですよね。
なぜ深く人と関わろうとしないのか?なぜ部屋の荷物があんなにも少ないのか?ここが描かれていたのなら、もっと深みが増して魅力的なキャラクターになったのではないかなと思います。

個人的なおすすめポイントは、佐倉の靴下。
ビジネスシューズを脱いだ後のつま先がなんだかかわいくてフェチをくすぐられました。

1

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