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表題作KISSと海賊(4) 海賊王国の永遠

アリ・海賊王子
ルビーローズ・花の王国の元王子

その他の収録作品

  • NEVER END LOVE

あらすじ

つかの間の逢瀬から、また離れ離れになったルビーローズとアリ。
叛乱に身を投じたルビーは、敵に捕らわれたアリを奪還するため、マリーナ随一の帆船“ルビーレイ”に乗り、指揮をとる。
帝国の刺客に命を狙われるアリを、ルビーローズは助け出せるのか―。
そして、“海賊王国”マリーナの行く末は…。
成長したルビーローズの従者ムーリの後日談も収録。

作品情報

作品名
KISSと海賊(4) 海賊王国の永遠
著者
五百香ノエル 
イラスト
榎本 
媒体
小説
出版社
宙出版
レーベル
シトラスノベルズ
シリーズ
海賊王国の永遠 KISSと海賊
発売日
ISBN
9784776793915
3.5

(9)

(1)

萌々

(3)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
32
評価数
9
平均
3.5 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数4

面白かった!けど・・・

お話は面白かったです。脇役のキャラクターも魅力的な人達がたくさん。たくさんの人々の尊い血も流され感動のクライマックス・・・しかし肝心の主役級とも言える攻めの性格が悪すぎる。

まず1巻では他国の美しい王子を略奪し片耳を噛みちぎり食べて、水牢に入れた後無垢な王子の純潔を散らし凌辱強姦。超やべー奴です。そして最悪な2巻、さんざん王子の体を好き放題して調教したくせに娼館に通って王子への当てつけに娼婦を一人連れてきて妾姫として優遇し、王子のために作った豪華な衣装も彼女にやってしまう・・・もう極悪非道です。リザべト姉様がアリを冷静に言葉でネチネチとやりこめる場面は最高でした。いいぞもっとやれって感じ。

3巻、4巻とそんな最低男アリなのになぜかルビーにも周りの人々にもものすごく愛され、反対勢力に囚われの身となっても自分では大した活躍もせず最終的に助け出され(周りの人々は大活躍)大団円。ルビーを正妻としてからも娼館通いの悪い癖は治らず・・でも周りも浮気とわかってるから許す、みたいな雰囲気。どこのクズ野郎だよ!って感じです。

そんなひどい奴なのに冷遇された元妾姫達にも憎まれず、重臣達にもこの国の最後の希望、とかあがめられて・・・正直私には理解できません。こいつのどこがいいの?もしかしてベッドのテクニックだけ?それだけがそんなにすごいの?そして自分は裏切りまくってるくせにルビーには最後まで本当は遠くへ行きたがってるんだろうとか疑うし・・クズな上に小さい男。

感想がほぼ攻めの悪口になってしまいましたがここまで憎々しいキャラクターを描ける五百香さん、すごいと思います。けなげで可憐な受けは可愛かったし(男の趣味が悪いのは環境がそうさせたから仕方ない)従者のムーリやファルーカ、リザべト姉さまなど他のキャラクターは大好きです。話も壮大で映画のように楽しめました。良かったです。攻め以外は。

もう攻めをこんなに嫌ってしまってごめんなさい、という感想です。

1

完結

申し訳ないのだが、攻のアリがなぜそんなにも
国民や臣下から愛され、尊敬されているのかという問題において
共感することが出来ませんでした。
根本的な性格を垣間見える部分だけを見ればたしかにと思う反面、
こと恋愛においては酷い。

ハッピーエンド大団円のラスト。
確かにルビーは幸せそうではあるのだが、
娼館通いはいままでどおり・・って・・・・(`A´)ちょっ
くそ野郎ちんこ腐って落とされてしまえっ
自分に気があると思えばなんにでもちょっかい掛けようとするのもやめていただきたい。
昨今、一途な攻が横行中なので、
ある意味斬新っちゃ斬新なのかなとも思う顛末でした。

侍従ムーリ。
なんだかんだで最初から最後までこの人ありきなお話でしたね。
ホモエンドを楽しみにしてたのにまさかのwwwさすがです。

お話全体を通して言えば、
全体的にいい人が多かった。
敵かとおもえば実は実はな部分も多々。
痛い表現も多くありましたが、エロ場面の表現が好きでした。
後半にいくにつれ少々しりすぼみかなーというところで
評価【萌】ですが、作品としてはすごく秀逸。
一度は読む価値ありかなと思います。

3

大人になったなぁアリ…

これは1冊ずつの感想よりも、4巻まとめての感情ですっ!!

本当に馬鹿タレ王子アリめーっ( ̄言 ̄)
いったいどれだけルビーを泣かすつもりなんだっ!!
馬鹿馬鹿とは思ってたけど、ここまで馬鹿なやつとは(呆)
無理やり連れてきて、無理やり自分のモノにして、
もっと大事にしないと駄目だろうが、馬鹿アリめ!!
なのに他の妾連れてきやがってーっ(;`Д´)ノ

ルビーが出て行って当たり前だわ、ザマーミロでございます( ̄Λ ̄)
なのにルビーローズったら一途さん…
あんなアリ(国)の為に頑張っちゃって

いやーっルビーのお姉さんリザベト最高(*≧人≦)
ルビーの居場所なんて教えずに、もっとアリを苛めちゃえば良かったのに…
でもそれだとお話は続かないのでよしとしよう。
やっとルビーに対しての自分の気持ちが解ったかーっ、アリ!

さてさて2人が結ばれてる間も叛乱に向けて画策してる
人物がいろいろと登場。
いろいろと闘いを経て一件落着、といいたいところですが
これから帝国との関係はどうなっていくのかなぁ?

1

ルビー奮闘する!

表紙の雰囲気がとってもステキで美しいです~。
ルビー、美人だぁ~。
じつはこの絵に魅せられて全巻購入した私です。
叔父の謀反で怒った内乱は、ルビーを中心とした仲間達によって治まります。
ルビー、大成長の大活躍です。
この4巻で、ルビーはアリとの関係の他に「親友」という仲間達を作る事ができます。
その仲間と街を奪還したり、アリを救出したり、もうルビーの一人舞台ってところです。
この仲間達、なかなか味のあるキャラクター達でして、伏線としてのストーリーがもう少しあればもっと楽しめたのになぁ…と、少々残念です。
逞しくなったルビーですが、アリの前では幼児のように泣きじゃくり甘えるギャップがなんとも…。
セックスの最中、この二人のやりとりは、やっぱりバカップルです…。
なにはともあれ、これで完結。
最後まで甘~い二人に、「ご馳走様!」でした。

5

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