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僕たちははまるで誘蛾灯のように

bokutachi ha marude yuugatou no youni

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作僕たちははまるで誘蛾灯のように

森岡、α、砂子と同じ大学の学生
砂子、Ω、法学部学生

あらすじ

砂子はある日突然番のαを見つけてしまう。好きじゃない、出会いたくなかった。
名前すら知らない彼を求める自分が許せない砂子は…
「僕たちはまるで誘蛾灯のように1」28ページ
「僕たちはまるで誘蛾灯のように2〜籠の中〜」28ページ

作品情報

作品名
僕たちははまるで誘蛾灯のように
著者
ロッキー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
メディアソフト
レーベル
Charles Comics
電子発売日
4

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萌々

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中立

(0)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

哀しみよこんにちは

「かげふみの恋」同時収録作品の電子単話。オメガバース。

主人公は、法学部の学部一位の学生でΩの砂子(さこ)。
砂子はΩである事の生きづらさを常に意識している。
彼は抑制剤の効きがいい体質ではあるけれど、日々小さくなって過ごしているのだが。
ある日大学内で突然自分の「番」を見つける。それは相手も同様で。
その相手・森岡(α)の方は番に出会えて嬉しいような素振り。
しかし砂子の方は…

非常に静かだけれど、砂子の抱く怒りや哀しみ、虚しさ、諦め…負の感情のあれこれ、それらがじんわりと伝わってくる。

続編としての「籠の中」ではもう砂子は森岡との運命を受け入れていて、でももちろんお花畑なんかではなく。
『番という存在は安心と惨めさを覚えさせる』…
でも運命と感情が絡み合った今では、もう離れる選択肢など無い。
お前で良かった。少しの哀しみと諦めがまだ漂っているけれど、そう思えるのなら。

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