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あらすじ

ナットくんとの甘い日々は、幸せに満ちているようでいて、ちらちらと不穏な棘が見え隠れしていた。ナットくんを深く知れば知るほど、愛せば愛すほどそれは避けて通れないと思い知らされる。だが、どれだけ困難だったとしても、ナットくんと一緒にいたいからこそタオフーはどうして自分が人間になったのか探し求めていくしかない。しかし、家の中の「物」たちが次々と眠っていっていることが発覚! タオフーは自分にも眠りの時が迫っているのではないかと焦り始める。そしてついに、ナットくんが隠してきた初恋の真相と、さらにそれが自分に繋がっていたとわかって!? 奇跡に秘められた愛の真実とは――。奇跡の向こうに訪れた後日談番外編も収録。

作品情報

作品名
The Miracle of Teddy Bear 下
著者
Prapt 
翻訳
福冨渉 
媒体
小説
出版社
U-NEXT
発売日
ISBN
9784910207445
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

正直、上はあまり萌えなかった。でも、、、

ドラマ化もされた読み応えあるタイBL。

ナットくんが大切にしていたクマのぬいぐるみのタオフーがある日突然、人間になってしまい…?!!という超絶カワイイファンタジー系展開で幕を開けたこのお話。

一穂ミチ先生の書評カバーにつられ、八千代ハル先生の挿絵につられて書店で紙本を購入したのですが、ファーストインプレッションとあらすじで抱いた可愛さはまったくなく、壮大なる愛のお話だけがそこにありました。


上巻ではひたすらクエスチョンマークが浮かんでいたのですが、下巻からは一気にその謎が回収されていき、それぞれの愛が引き起こしたエピソードに胸が苦しく、またその想いの切なさにほろりとさせられました。
悪はあるんだけど、人を愛したが故に悪となってしまったり…そして愛する人の幸せを願うがための自己犠牲だったり。ザBL!!が読みたい人には、ちょっと違うかなあ…と思われるかもしれませんが、色々な愛のカタチを読んでみたい方にはオススメです。
最終章…よかった…泣いた…

ヒューマンBLですね。

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