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二度目の朝は君に1曲

nidome no asa ha kimi ni 1kyoku

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表題作二度目の朝は君に1曲

朝倉拓海
リーマン,山下の同期
山下悠
リーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし「番外編 正反対の男」

あらすじ

華々しいイメージの裏で、激務と闘う商社マンの山下。
最近は大型案件のリーダーを任され、慣れない仕事に悪戦苦闘中だ。
そんな山下に、何かと声をかけるのは同じチームで同期の朝倉。
取引先から信頼されて人望もある、あいつのほうがリーダー向きなのに――。
そんなある日、ちょっとした行き違いで口論に発展!!
しかも最近彼女にフラれたことも知っていた!?
「寂しいならオレがキスしてやろうか?」という朝倉の挑発を
思わず買ってしまうと、なんと本当にキスをされてしまって!?

作品情報

作品名
二度目の朝は君に1曲
著者
新藤伊菜 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609657
4.3

(70)

(45)

萌々

(13)

(6)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
301
評価数
70
平均
4.3 / 5
神率
64.3%

レビュー投稿数13

確かな背景に裏付けされた男たちの恋愛に釘付けになりました

商社マンのお仕事BLのガチ度がすごいと噂で聞いて読んでみたら、本当にすごくて、ストーリーの中にこんなに濃い情報をガッツリ入れてくる作者さんに拍手でした!

私は商社業界のことはチンプンカンプンだけど、商社マンの仕事へのアツい情熱は伝わったし、仕事のバックボーンがしっかりしてるのもあって物語が映えますね。商社の仕事だけじゃなく、クラシック音楽の知識もサラリと入れてくるしで、どんだけの情報量って感じでした。
音楽の知識もほぼないので、ずっとへぇーほぉーとしか頷けない自分の無知さにゲンナリしつつも、朝倉と山下のBLは意外にも進展早くてこっちはめっちゃハマりました。

ストーリーの深さにしっとりと浸りながら、彼らの恋愛模様を見守るのは楽しかったです。エロさもしっかりとあり、普段は取り澄ました山下のエッチな夜の姿にはウヒョー!(〃ω〃)でした。
ただちょっと気になったのは、ホテルで山下を介抱したときに、山下の身体をまさぐりながら他の男の名前を呼んだあのシーン……あれだけがいただけなかった。
あの時から既に山下に好意があったのか無かったのかは分からないけど、あのシーンこそ、山下の名前を呼んでこそでしょう!!
進太郎ってだれ?っていうのが私の頭の中でぐるぐる……セフレなのか元カレなのか?よく分からないキャラの名前を出してそのままにしないでよー気になるじゃん。

朝倉はいつから山下に惚れてたんだろうか…
その辺りも触れて欲しかったなと思いました。


真面目なシーンもあれば、エロも濃厚。コミカルなシーンもあるし、色んな感情を揺さぶられた作品です。
日本の経済やインフラ、物流その他もろもろを支えている男たちのアツい仕事への情熱もBL同様見応えがあって最高に面白かったです!

1

俺様ヒゲ男子×理系左脳男子、一筋縄ではいかない恋

今日14日に電子の番外編が出て、久しぶりにこちら本編も読み返しました。
もーーーー攻め・拓海の告白シーンが最っっ高に好き。。


「拒むな オレを」

…徳を積んで生まれ変わったら、褐色黒髪超絶イケ攻め様に
一度でいいから言われてみたい・・


商社の同期リーマン同士、本格お仕事BLのこちら。
商社のお仕事の中身、トラブル対応など詳しいお話が色々出てきます。
自分には縁遠い世界だけれど、興味深く読みました。

ちょっとした行き違いから口論になり、
「寂しいならキスしてやろうか?」と言う攻めの挑発に乗ったところ、
本当にキスされてしまってー

と続きます。


攻めの拓海は音大卒という異色の経歴を持ち、
夜はジャズバーでピアノを弾いているー
という興味深い一面が。

で、ヒゲ男子でもある。(あごひげ)

ヒゲって特別な思い入れもなく、どちらかというと自分にとっては
ちょっと…と思う部分だったんですが、
拓海はやっぱりこのヒゲがないと!って思う。
ヘキとまではいかないけれど、自分の新たな扉が開いた作品です(。-∀-)


俺様で強引なのに、自分が出演するライブには
なかなか遥を誘えなかったり、ライブの感想を気にして聞いてきたり、
はたまた照れ隠しに「ブチ犯すぞ」って言っちゃったり、

実は気弱、悪く言えばチキン(笑)なところもある拓海が可愛いっ!!!

で、それに対してロマンチックさのカケラもない悠の
クールなお仕事姿と、「抱いてくれ」と自分から求める大胆さ&男気、
乱れに乱れるベッドでの姿、このギャップ…!!!!!

最高です。。

「夕日が綺麗」とみんなで盛り上がってる時に
「夕日が赤いのは…」と科学的根拠を説明し始めるのはやめて欲しいけど笑、
そんな堅物のところがあるからこそ、ギャップも引き立つというものですよね❤︎

二人が初めて体を重ねた翌朝、拓海がピアノを弾いているシーンが特に好きです。

ロマンチック…✨

その時に拓海が弾いた曲を、実は悠がさりげなく調べていたのも可愛い◎

悠の心の傷となっていた記憶の上に、口は悪いけど
いっぱいの愛を注いでくれる拓海が頼もしいです。

あーだこーだ、これからもちょくちょく言い合いをしながら
それでも仲良くしていくであろう二人。
本日配信の電子番外編がちょうどバレンタインのお話で、
甘さと濃厚さがたまらないお話でした。

しばらく、本編→番外編→本編、のループを楽しみたいと思います( ̄∀ ̄)


★修正:tnホタル(電子シーモア)
大事な部分の形、しっかり分かります!

1

お仕事BL最高!

お仕事BLが好きな方(もちろんそれ以外の方も)ぜひ読んで欲しいです。
コミュ強仕事もプライベートも満喫している朝倉(攻)とマジメで仕事も一人で背負ってしまいがちな山下(受)の同僚としてのやり取りや偶然見かけたプライベートを介して段々と2人の距離が近づいていくストーリー。

↓ここからネタバレざっくりあらすじです
接待で具合が悪くなってしまった山下を介抱して、過去に男性と経験があったことを知る朝倉。山下も朝倉が男性ともお付き合いが出来る事を知る。
お互い大人だから少々の事は気にしない…みたいに過ごすが、山下が仕事で大変な時にさりげなく気遣われる。お礼も兼ねて2人で出かけるが過去の事を聞くうちに段々と朝倉の事が気になる山下。
そんな折、朝倉と親しげな男性を目の当たりにして動揺する。過去の苦い経験から誰かを好きにならないように予防線を張っていたはずなのに、もう気持ちは完全に傾いてましたね!
ただ、気持ちがこれ以上にならないように逃げる山下、追いかける朝倉。ついに山下を捕まえた朝倉の告白…素敵だったぁ!!
しかし慎重派の山下は朝倉の告白への返事はしておらず…お互いに好きなのに「どういう関係?」とフワッとした状態のまま。
しばらくして朝倉が復帰ライブで演奏している姿を見て、朝倉となら一歩踏み出せるって思った山下がついに告白の返事を…✨
終わる事を恐れて諦めるんじゃなく終わらせない努力をする!山下がそんな考えに至るなんて最高❤️本当に良かった!
その後のセッは燃えてましたね❤️‍しかもいつも気が強い山下もグズっグズになっちゃう所がエロかった〜。
晴れて結ばれた二人。この二人の今後がとてもみたい!

このレビューを書くにあたり読み返すたびに最後まで読んでしまってなかなか書き上げられなかった。恐るべし新藤伊菜ワールド。伊菜先生の他の作品もそうだけど、それぞれの職業の事をとてもよく調べてらっしゃるんだろうな…と思えるぐらい丁寧に描いてあり、そういった面でも楽しめると思います。
各話にイメージとなる音楽があり、それを聴きながらだとより臨場感が増すのでオススメです♬映像化して欲しいぐらい!ドラマとか短編映画のような。素敵なシーンがたくさんあるんですよ。

この作品に出逢えて本当に良かった。もっと上手に伝わるように書きたかったけどなかなか難しく拙い文章になってしまった。でも、誰かがこの作品を読む時の後押しができたらいいなと思っています。

追記:好きすぎるあまり紙版でも購入。消しはデジタルと変わらず。悠の寝起きから朝倉がロマンチックなワルツを弾いているシーンや真琴くん達とのライブのシーン(原田くんは見えにくくなってしまったが…)などの見開きがとても良かったです✨

1

本格お仕事BL

新藤先生作品初読みです。
お仕事BL好きなので、激務リーマンいいですね。
バリバリの商社マンが仕事を通して人間関係のあれこれが進んでいく。
専門用語はさっぱりわかりませんでしたが、登場人物がそれぞれの仕事の仕方や資質や性格を把握し信頼したり協力したりたまに反発したりとのドラマがおもしろい。その中で恋愛が生まれていくのがたまりません。
仕事人としてのやりとりから距離を縮め、後半は朝倉のピアニストとしての魅力に山下がやられる。
同じ商社マンでも経歴や趣味嗜好が全く違う。そういう面も描かれていたのが興味深い。
音楽系と理系の違いの描き方もおもしろいです。

1

No Title

わたしゃお仕事BLが大好きなので大満足ー!かなりお仕事描写が丁寧!商社が舞台です。 私は特に山下が好きだったな〜。素直になれないところも仕事への向き合い方も…。「くそ…抱けよ」が良かったわぁ〜!!普段かっこいいのにそこでそんな可愛い顔するんですね! 朝倉は山下に会いに行く時にニヤけそうになって顔をキリッとさせるところがいいw大好きじゃん彼は大らかでまっすぐで頼れる男。安心感ある。音楽のシーンも躍動感を感じて好きでした。ピアノの前で思わずキスしてしまうシーンが良い…ただ攻めの髭はいらなかったです

2

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