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表題作白無垢は花と散る

成り上がりの経営者・逢坂国光
女形役者・紫藤良弥

あらすじ

父の死により傾いた芝居一座を立て直すため、紫藤良弥は非道な成り上がり者と噂される逢坂国光の元に付き人として仕えることになった。
一代でのし上がり、利益のためならどこまでも冷徹になれる逢坂のやり方に反感を覚えつつも、懸命に商売の知識を身につけようとする良弥。
そんなある日、誰も近付くことを許されなかった離れにつれて行かれた良弥は、そこで白無垢を着るよう強要される。
誰かのために誂えられた花嫁衣裳―それを身に纏う良弥を見つめる逢坂の強い視線とその瞳の奥の暗い陰に、良弥は奇妙な戸惑いを感じ始める―。

作品情報

作品名
白無垢は花と散る
著者
池戸裕子 
イラスト
柘植まくみ 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルス
発売日
ISBN
9784778105464
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

白無垢が地雷なのかもしれないと気づいたw

はい、時代モノです。
明治時代モノですが、あんまりそれらしくないところがミソといえばミソ。
ジャンル的には「健気受け」。

座主である父の亡き後、借金まみれの芝居小屋を建て直そうとする女形役者・良弥の前に、贔屓筋の成り上がり者・逢坂が侮辱するかのごとく、分厚い財布を放り投げるところから出会いがはじまります。そして、良弥は逢坂のもとで見習いとして働き始める。
王道。
しかし、とっとと逢坂のモノになるのかと思いきや、なかなかそうはなりません。
お坊ちゃま体質の良弥は逢沢についてまわるうち、独り立ちしようと大奮闘、その一方で鬼とも言われる逢坂に惹かれていく…。
王道です。
めっちゃめちゃ王道です。
ま、嫌いじゃないんだけどね。ちょっと王道すぎて食傷気味。

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