SS付き電子限定版
幼なじみで親友の琥珀から、高校の卒業式の日に告白された柚稀。同時に自分がゲイだと告白してきた琥珀に戸惑いつつも、告白を聞く前の親友だったあの頃に戻りたいと思ってしまう柚稀。琥珀とは離れたくないと思いながらも、告白を受けるのも違う気がして…と悩み!??
柚稀視点で進むストーリーは、小さな頃から琥珀に対して抱いてきたイメージと実際の琥珀のギャップや、柚稀が知らなかった琥珀と友達の関係、柚稀に気がある女の子……と様々な人間関係の中で紡がれていきます。その中で印象的なのは、柚稀達の同級生成田や大学の女の子優愛の言葉です。自分は同性だから…親友だから…それ以外の存在になることに臆病だった柚稀に対して背中を押して見守ってくれる言葉をくれます。親友と恋人、どっちも選んだっていいという言葉が素敵だと思いました。
琥珀の宝石の特徴と琥珀の人間性を重ねての表現も素晴らしかったです。二人の心理描写がとても丁寧に描かれていてグッときました。
たまに琥珀が話す九州弁が可愛かったです。
タチ、ウケパッと見分かりにくい二人ですが、柚稀がタチ、琥珀がウケです。本編ではかなり軽めですが最後までします。
紙白塗り
初めましてのコミック。
高校卒業の時に、親友の琥珀から告白される柚稀。
以来、同じようでいて同じではいられない。
最初から4話までは柚稀視点なので、親友から告白され、動揺して、ドギマギしちゃう胸の内に、にまにまでした。
なんだかんだ、大好きじゃんかよ(*^ω^*)
友情と恋愛に悩む姿に、若いなぁ、青春だなぁ(´∇`)と、微笑ましく。
また絵がとても綺麗で、私好みでもありました。
柚稀と琥珀、どっちもかわいくて、これはどっちが攻めでどっちが受けなんだ?と話してもらうまで分からなくって、ジレジレしちゃいましたけどね(^_^;)
書き下ろしの、2人の初えちがまた可愛くって、初々しくっていいわ~♡
琥珀色の瞳で、親友を見つめる黒髪イケメンの表紙が素敵でした。これは親友と恋人の間で揺れ動く男心を切なく描いた話だと決めつけて読んでみると
んん?なんか柚稀ってすごく優柔不断?これってどうやってBLになっていくんだろうとおもっていましたが、最後まで読んでみると、結局柚稀って琥珀くんの琥珀色の瞳にひとめぼれだったのでは?と思えてきます。
最初は琥珀くんが攻だと思っていたのですが、ノンケ柚稀の目線から描かれているのですね。
2人の心情の変化や、葛藤がすごく丁寧に描かれています。攻めっぽい子が受けだったので、それも良かったです。
薄幸な受けが、女の子と付き合ったり別れたりしているノンケな攻めを、なにも知らないふりして見てる受けより(見てるこっちが苦しくなるような)
そんな感じではなかったので、ストレスなく読めました。
柚稀のお姉さんがいってた恋愛感情だけじゃ一生一緒にはいられないと言う言葉が、染みます
親友で恋人で家族なんて理想の関係だと思います。
そして琥珀から離れられない柚稀!別に親友に拘ることなかったと気がつきます。
とにかくゆっくりと丁寧に描かれた描写がとても良かったです。
店頭で並べられていて表紙買い。中身を見るまでは受け攻め・主人公どっちかわからなかったのですが、読み進めるにつれて「ああ…なるほどね!!」となっていく展開の仕方でした。主人公の親友への感情の遷移などにおいても、親友をテーマにした作品は数多くありますが、こういった切り口の作品は新感覚に思えました。絵も花ゆめ感のあるしっかりした綺麗な漫画で、喩えるなら琥珀糖。何より、自分の体験と重なる部分があったこともあって、主人公の心情描写への共感がすごかったです(嫉妬するポイントとか)。本当に読むことができてよかったです!
幼なじみ&親友から恋人が大好物の私としてはもう直球ど真ん中で、同じ性癖の方は必読書。
この表紙からもわかるキラキラ琥珀色の瞳の子がなーんにも考えてないデリカシーゼロで底抜けに明るいノンケ親友のこと、ずっと片想いしててるんですよ。。。ノンケくん目線で描かれてて、琥珀の瞳の子の気持ちが時々もれて出てくるんですけど、今までどんなに辛い思いをしてたことか(涙
ご褒美でふたりで頑張った初エチも描き下ろしでしっかり描かれてるから、連載追ってた方も単行本読むといいですよ、これ読まないとお話終わらない、つか、ぜひ続けてほしい。もう少しこのふたりをみていたい〜