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上巻レビューで琥士郎のこと書いたので源慈について。本当にね〜幸せを祈らずにはいられない男ですわ。源慈は。何でも自分のせいにしちゃったり、責任感つよつよなとこがすっごく愛しい。弱さを見せない男だからこそ、支えてあげたくなるよね。琥士郎の気持ちがわかりみすぎて尊い。 ビジュアルにおかれましては何よりも下を向いたときに垂れる前髪が色っぽくて大好きです。ワックスかなんかでガッチリ決めてるのに、たまに乱れる源慈の前髪。もしかして少し癖毛かな?くそ可愛い。担当美容師になりたい。あと視線が前を向いてるときはキリッとした目元なのに、下を向いたときの淋しげな目元がエロくて最高です!!!睨みつけても恐くないからな!!えっちなだけだから!!!(大興奮) 私は「お前は行かない」って琥士郎にスカジャンを着せてあげてるシーンの源慈の横顔も大好きで(源慈の横顔はすべて素晴らしいんだが)なんと言っても襟足の絶妙な長さがたまらんのよね!!担当美容師におれはなる。源慈はカジュアルな格好もキレイめな格好も似合ってて、雪駄から革靴まで振り幅があるのもとても素敵です。絶対モテまくってるんだろな〜。(滾りますね) ちなみに、指輪をつけたまま琥士郎と優勝するのか??とハラハラドキドキしてたので、本番のときはちゃんと指輪はずしてるのを見て何だかホッとしました。源慈は最愛の奥さんを亡くして、本来ならそのまま独身恋人なしを貫くタイプだと思うので、パートナーになったのが琥士郎で本当に良かったと思う。つばきさんとは見た目もキャラも性別もまったく違うからこそ、彼女の面影を重ねることなく、もう一度あらたな気持ちで恋が出来たんじゃないかな。琥士郎が、自分を幸せにして欲しいんじゃなくて、源慈を幸せにしてあげたい男であるところも良かった。クソ尊い。源慈も年の差があるからこそ逆に隙を見せたり甘えられることもあるよね。 あとやっぱり恋人じゃない関係で過ごした月日の長さがあるって本当にグッとくるな〜。私は源慈の「なに弱気になってんだ いつも俺に言ってくるみたいに真っ向から言え!」って台詞が本当に大好きです。これは今までの琥士郎とのやり取り(いつも)があっての台詞であり、現状が2人のいつも通りではないことに憤っている台詞で、ものすごく2人の積み重ねた関係性を感じました。源慈は普段は冷静にどっしり構えているのに、琥士郎のことになると熱くなっちゃうんだね。可愛いね。素敵。源慈の心だけじゃなく下半身まで熱くなった時には、私はもうビッグバンが起きてもう1つの宇宙が生まれちゃうんじゃないかとハラハラしたよ。それぐらいインパクトの強い最後の優勝シーンで、正直1回目に見たときは「おいおい///」とか言って2人のやりとりを直視することが出来ず、ページをパラパラとめくることしか出来なかった。(今では源慈の股間シーンもガン見する読者に成長) 少女漫画が主食の私は今までエロシーンは薄っすらボカして朝チュンでいいんじゃね?と思ってましたが、とんでもない思い違いでした。エロシーン、絶対に、いる。(※今月の標語) なぜならそこには愛がある。2人の愛の頂点を丁寧に描くと、あの素晴らしい優勝シーンに辿りつくのだと、私はこの漫画を通して学ぶことが出来ました。激重感情。 ああ…本当に尊い…。私は本当にこの作品に出会えて良かったです。発売してから今日までずっと幸せをもらい続けてる。何回も何回も読んで、この物語が上下巻で終わってしまうことに絶望しながら、上下巻分も源慈と琥士郎を堪能できることに喜びを感じ、毎回のように2人の幸せを願っている。こんなに楽しい日々はない。 まだまだ語りたいことはあるのに、またしても長文になってしまった。ごめんなさい。名場面については色んな人がレビュってると思うので、私の萌え部分について語りました。今後益々の源慈と琥士郎の御健勝と御多幸を願って、私のクソレビューを締めたいと思います。ありがとう。お幸せに。
上巻に勢いレビューしたあと皆さんのレビューを読んでましたが、いろんな意見があるんですね。
ただ、一つの作品へのレビュー欄で、他作品を比較に挙げながらBL業界全体へのご意見を言うのはどうなのか…と思ってしまいました。
この作品で、作家は「不要な情け」をかけたのではなく、かけられるだけの「情け」を「こそ」描きたかったのではないでしょうか。
読者の多くが求めるハッピーエンドを、おそらくは大変な苦労のうえに読者に提供し続ける作家さん(ほとんどの多くのBL作家さんがそうでしょう)には感謝しかありません。
BL読者の多くが喜んだという事実こそが、エンターテインメントとしてのBL作品の成功そのものだと思います。
「女性の際限のない欲望を満たすマンガ」の何がいけないのでしょうか? BLは、(そんなものがあるのかわかりませんが)外部のより高位な何かへ、その価値を知らしめ、その価値を認めてもらわなくてはならない格下のなにかなのでしょうか?
下巻感想です。
気を付けてるつもりですがネタバレ注意して下さい。
(上下巻の下巻ってネタバレの範囲が難しいよね…)
はわ~~~~(∩´///`∩)
はわ~~~~(∩´///`∩)
はわ~~~~(∩´///`∩)
ぅあああぁぁ(∩´///`∩)
上巻後半、
琥士郎の兄から逃げるべく始まった愛の逃避行。
源慈の行動力におわぁぁぁぁぁ!?と叫び、
テンション爆上がりでドキドキが止まらず、
大興奮のまま読み始めた下巻なんですが。。。
変な呻き声を上げずには読めなかった(∩´///`;)
源慈はずっと過去から動けずにいたのに、
アクセル踏んだらものすっごい急加速なんだもん…!
涼しい顔の下に隠れてた熱い感情が堪らんですね////
琥士郎は源慈から与えられる激流のような感情を
必死になって受け止めてるのがギュンギュンします。
良かったねぇぇぇぇぇ!!!!!(;///;∩)ヒンヒン
とはいえ琥士郎の体調不良は原因不明のまま。
結局の所、兄に解決の糸口を聞かねばならずーーー。
はーーーー…シンド。
後半涙がずっと止まらなかった。
源慈は琥士郎を死なせたくはない。
琥士郎は源慈を悲しませたくない。
相手を想う選択が切なすぎて…なんて皮肉なんだ…。
琥士郎の性格だと意地でも離れないかと思ったら、
源慈の一言でスッと離れるのめちゃくちゃ泣いた。
今まで「帰ってこなくていいぞー」と言われても、
それが源慈の本心じゃないってわかってた琥士郎。
しかしこの時だけは とある一言でスッと身を引いたところがすごく切ないです。
源慈の性格を知っているからこそ苦しめまいとする健気さが滲んでて…ううう。
源慈の言うことは突き放すための偽りだったけど、
トドメの一言だけは源慈だからこその言葉の重みがズシッとのしかかりました。
ホントね。源慈の生き方が下手っぴで、
モヤモヤ焦れ焦れでガンバレガンバレしちゃう(;ω;)
ちょっと話逸れるけど
生き方下手っぴで肝心の言葉は口に出さないところ、
時雨さんと似てて類友だなぁって噛みしめましたね。
そんで『MODS』『ビフォナイ』を踏まえた上で
時雨さんの言葉が重くてこれでまた涙腺が緩みます。
(「お前は」って言ってるから、)
(時雨さん自身は悲しませてる自覚が垣間見える…泣)
(みんなにドデカい存在感だけ残してさ…罪な男め…)
あああ……すっごい目映い光の救済だった。
過去に囚われ続けた源慈がようやく前へ進んで
今度こそ後悔しないよう大切な人をつかみ取りに行く。
琥士郎の圧倒的な一途な光に情緒が揺さぶられました。
ずっと琥士郎が口にしてきた"言葉"を
今度は源慈が伝える番ーーーー。
多幸感いっぱいの後日談もあって最高を味わえます。
大量の描き下ろしは現在のラブラブエロはもちろん、
チビ琥士郎時代のいじらし可愛い癒やしも満載です////
コワモテ×チビッコのほのぼの日常だったり、
ケモ耳&尻尾やファンタジー要素が入ったり、
ナツメカズキさんの新たな魅力が詰まっててドハマリしました!
以下余談ですが。
琥士郎兄は結構オモロ枠でキャラが濃いですww
付き人・イオとのその後がめっちゃ気になります!
(スピンオフ見たいぃぃぃぃ!!!)
最後のキャラクタープロットを見ると、
琥士郎は源慈と出会うまでに1年の空白期間があるんですよね…。
その間たった一人で雨風しのぐ場所もなく暮らしてたと思うと…。
想像だけで泣いちゃう。あんなチビっこが…。
(↑ちっちゃい子どもに滅法弱いので涙腺ガバガバ)
源慈と出会えてホンッット良かった!!!
読了後は号泣しながら全力のスタオベでした+゚。*(;∀;人)*。゚+
創刊号から連載していた雑誌がなくなり、コミックス発売はどうなるのかと待って約3年半。やっとやっと発売されました。それも上下巻セットで!
手にして「あれ?薄くない?」とは思ったものの、1ページ目をめくればすぐ夢中に。あっという間に世界に引き込まれます。
この作品のスピン元は「NIGHTS BEFORE NIGHT」で、またそのスピン元が「MODS」になります。でもどちらも読んでなくてもまったく構いません。特に今作は前2作とは違って完全なるファンタジーなので、スピン元のキャラがゲスト出演はしていますが、気にせずに読めます。
ただ「ヒズ・リトル・アンバー」を読んだら、「NIGHTS BEFORE NIGHT」と「MODS」が読みたくなりますけどね!
物語は妻を亡くした元ヤクザの道具屋の源慈と、豹化する青年の琥士郎との暮らしの日々ですが、琥士郎の成長と正体を知ることによって変化していくふたりの気持ちがとても甘く切なく描かれています。
「ヒズ・リトル・アンバー」なんて素敵なタイトルでしょうかね!
アンバーとは琥珀という意味。源慈が琥珀色の目から琥士郎と名付けたので、アンバーは琥士郎のこと。
マイ・リトルじゃなくてヒズ・リトルなのもいいなと思いました。
彼の小さくてかわいい琥珀。自分が思っているだけじゃなくて、みんなから見ても琥士郎は源慈のものなんだって感じがします。
【下巻についてのお話です】
上巻の最後は源慈からの琥士郎へのキスのシーンでした。やっとやっと源慈が自分に素直になってくれました!何度も唇を重ねるふたり。そしてベッドの上でのエッチ。もう美しい!ナツメ先生の絵が!もうたまりません!!
でもふたりは最後までしません。「お前が20歳になるまで抱かねえよ!」いや、でももう素晴らしかった。あれはセックスですね。うん。
ふたりが愛を確かめ合ったそのすぐ後に、源慈の前に兄たちがやってきます。琥士郎が天から落ちた理由と地上から離れなければならない理由を伝えに。
もう二度と愛する人を失いたくない源慈は、嘘を吐いて琥士郎を突き放します。胸が苦しくなるセリフが続きます。源慈も琥士郎も愛しているから、相手を傷つけたくないから、失いたくないから離れます。
それからの源慈は抜け殻のように過ごしますが、亡くなった妻の夢を見てからまたきちんと生きようとします。ただ自暴自棄になっていた時の清算をするために殺されそうになり、そこへ琥士郎が自分の意思で源慈の元へ飛び下ります。
美しい天使の翼を広げて。
天使の翼は地上で広げると腐り、そしてその天使は消えてしまいます。
光り輝きながら舞い降りた琥士郎を抱きしめて「愛してる」「ずっと側にいる」と言う源慈。すべての罰も苦しみも痛みも受け入れながら。
そして……。
幼くかわいい琥士郎の様子に涙が止まりません。
ふたりの運命を感じ、素晴らしいエンディングがありました。ぜひ読んで堪能してください。
ナツメ先生の作品はいつも泣いてしまいます。辛くて切なくて、でも嬉しくて。
読み終わってまた最初から読もうと思うほどのめり込みます。
キャラも顔も身体も大好きですし、エッチなシーンもめちゃくちゃいいです。
今作も3年半待ったかいがありました。ああよかった。読んでいる間はホントに楽しい時間でした。
本編も描き下ろしも小冊子もどれも大満足!物語がきれいに終わった感じがしました。
BLを読んで「物足りない!」と思わないことってあまりないのですが、この作品はこれで完璧だなと感じるほど、とてもよくまとまっていると思います。(もちろん続きがあればそれはそれで嬉しいですけどね!)
琥士郎のことを大切だと想う自分の気持ちに向き合えた源慈の衝動から始まる下巻。
上巻でさんざん真面目で頭のカタい源慈の姿を見てきたので、それがどれほどの決意をもっての行動なのかがわかって胸が熱くなったけれど
琥士郎兄から逃げている最中のふたりが、そこで気持ちを通わせて幸せなところに辿り着くわけもなく…。
そもそも逃げ切れるのか、今後琥士郎がどうなってしまうのかもわからない状態で自分の気持ちを自覚した源慈の心のなかには、不安しかなかったのかもしれないなと切なくなりました。
大切なモノを失った過去に囚われ続けてきた源慈が、これまであえて琥士郎を遠ざけて自分自身の気持ちから目を背けてきたその理由が
ふたり一緒に居られる未来を選択できない場面で明かされるのがものすごくツラかったです。
ひとりになってみてようやく素直な言葉が源慈の口からこぼれてきて、でもそこにもう琥士郎はいなくて…
こんな悲しい別れがあっていいのかと胸が締め付けられましたが、たくさんの苦しみを乗り越えた先には幸せな道が待っていてくれたので本当に救われて、愛の力ってすごいなと改めて思いました。
ファンタジーでシリアスでエロもクスっとできるところもあって、とても濃密な世界を楽しませてもらえた作品でした。
そしてナツメ先生の既刊を読み返したくなったので、一周してからこちらの作品をまたもう一度読んでみようと思います。