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表題作ピットスポルム 三葉

小田島苑、高校2年生
矢野久哉、高校2年生

その他の収録作品

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あらすじ

紆余曲折の末、無事に交際をスタートする こととなった小田島と矢野。 二年の前期考査も無事終え、恋人としての ひとときを噛み締める。 夏休みも近くなり、他の生徒は帰省の予定を立てている中、矢野は帰省のための交通費に頭を悩ませていた。 心配する小田島に「両親に迷惑をかけたくない」と本音を漏らしてしまう。 慌てて誤魔化す矢野と、そんな彼を見て考え込む小田島だがーー? 大人気シリーズ交際編堂々スタート!!

作品情報

作品名
ピットスポルム 三葉
著者
三上志乃 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784823605833
4.7

(226)

(184)

萌々

(34)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
21
得点
1066
評価数
226
平均
4.7 / 5
神率
81.4%

レビュー投稿数21

その後の蜜月

家庭環境も貞操観念も、
全てが正反対でかつては反発し合った小田島と矢野。
そんな二人も紆余曲折を経て、晴れて恋人同士に。

今巻は恋人同士になった二人のその後のお話です。

前作では子供の頃のトラウマによって性に奔放で、
ひねくれヤリチンだった小田島ですが、
この度の恋人編では一途な溺愛攻めに成長を遂げておりました。

寮生活では元々同室同士な小田島と矢野なので、
もはや同棲生活も同然なあまあま蜜月に初っ端から
幸せいっぱいでした。。。♡

そんなある日のこと。
小田島は矢野が夏季休暇中の帰省を迷っていることに気付いてしまい…。

優秀な成績をおさめることで学費免除の特待生である矢野。
前作からそういった彼の家庭環境については触れられてきましたが、
交通費も節約しなければならない程にひっ迫した家庭環境だとは…。

そして、矢野の事情を察した小田島により二人で帰省することに。

矢野の実家で、彼の家族と顔を合わせ一家団欒に溶け込んでゆく
小田島が微笑ましかったです。
家族には二人の関係は伝えられてはいられないけれども、
図らずも恋人の家族へのご挨拶が叶ってしまった小田島なのでした。

矢野の地元で夏休みを共に過ごし、二人の絆が深まった帰省編でした。

1

蜜月と成長を味わう三葉

蜜月巻とでもいましょうか?
なんだか一葉、二葉で感じた「切なさ」演出の鳴りはやや抑えめですね
それはまぁ折角お付き合いを始めた2人なんだから当然ですよね♪

二葉で感じた小田島のスパダリ具合が感じられて良きですね
でもDKなので微笑ましさが先行な感じなのも良いです
微笑ましく思えるのは相手が矢島という純朴少年だからっていうのも大きな要因でしょうね
2人セットで可愛さメーターフル稼働です(о´∀`о)

寮生活でお付き合いしてるというドキドキ感描写も実家でのノスタルジーに包まれた中でのエモさもこの巻ならではの演出が効いていたと思います

三葉はどことなくどう転ぶか分からない不安定さを感じながら構えて読んでいた前2作に比べるとリラックスして読んでいいような感じかな?と思います
、、、思うのですが…所々不穏さを煽る演出もやっぱり残っていて後を引かせる感じも同時に感じます

今回小田島と矢野は夏の帰省という事で矢野の実家に行く訳ですが、その実家で触れる、矢野には青森に拠点があるという事実
これって特に東京に実家があって更にで寮生活をしてる小田島には結構突き付けられた「現実」だと思うんですよね
矢野家のカレンダーとか背丈が刻まれた柱、そして地元に愛されている矢島の姿を目の当たりにした小田島には動揺があったんだなぁ…
でも、ちゃんとそんな小田島の変化を見逃さず蛍デートに誘い、心中を吐露させた矢島はとても頼りがいがあって素敵なシーンでした

更に「この先」に不安を覚える小田島に対して現実問題を軽んじる事無く「今」答えられる素直な気持ちを伝えた矢島には堅実さを感じてめちゃくちゃ好印象でした‼今迄はどことなく幼さからの清廉さを感じていた矢島ですがとても成長してるなぁ~と実感出来て良かったです


三葉は蜜月を味わいながら2人それぞれの成長を感じる1冊でした♡

イチイチ気になる事を書かずにはいられないので書いてしまいますが…
小田島家ってまぁまぁいいご家庭設定でしょ?
なんですき焼きが初めてだったんだろぉ…?あのコマ、何か意味あったのかな???多分無いんだろうけども…だからこそ余計「?」が消えない…

私、もしかしたらこの作品とあんまり相性良くないのかな……
小さな事が気になってしまって本質を見誤ってるのか、楽しみ方が違うのか、、、少し不安になって来てしまった。。。

一抹の不安を抱えつつも最新刊、四葉に進みます‼
パッと見た感じ高評価連発だからな。。。
楽しみなのは当然だけど、ちょっと違う意味でドキドキしちゃうな。。。(´・ω・`)ドキドキ

2

チル76

plumsさま

重複になってしまい恐縮ですが、稚拙なレビューをご確認下さりご意見を下さった事、感謝です
ありがとうございます

こちらのコメントをご確認頂けるか不明瞭ですので返信はメッセージを送らせていただきたく存じます

先ずはお礼までに

チル76

plums

コメント失礼します。小田島くんのご家庭は裕福ですが一葉の回想の通り機能不全だったと思うので、すき焼きが初めてだったんだと思いますよ。
小学生の時点でお父さんにあのようなことがあったのですから家族で鍋を囲むなんて無かったんじゃないでしょうか…食べるものもイタリアンとか何となく高級そうなイメージですし。
見当違いだったらすみません。

矢野くんの

二葉で苑が、矢野ってやっぱりやらしいよねって、言ってたのが、ちょっと理解できなくて。でも、千人斬りの苑が言うんだから相当なんだろうなーとは想像するんだけど、やはりピンとこなくて。しかし!この三葉でわかってしまいました。矢野くんはやらしい。幼さの中のスゴイ色気にわたしはけっこうやられました。そして、矢野くんが自分の欲望を少しずつあらわにしだした三葉。ずっと自分のことを後回しに家族のために頑張ってた矢野くんを苑と幸せにしてあげたいとめちゃくちゃ思います。

2

愛おしすぎてたまらないです

好きすぎてしんどい…、なので初レビューさせていただきます。
三葉発売からもうすぐ1ヶ月になりますが、毎日毎日読んでは苑君と矢野君に萌えまくってます…!!
これが、恋かと。重症ですね…
これまで沢山BLを愛読してきて萌えまくってきたのですが、この作品と出会った今は萌えの基準がピットスポルムなんですよね…。この二人じゃなきゃだめで二人でないと得られない究極の萌えがあります。

ピットスポルムの表現が凄いなと思うのは、一葉の冒頭数ページで攻めが受けのことを特別視してるよね…!?と、すぐわかる描写の巧みなところ。受け視点で進むストーリー展開にもかかわらず、苑君の視線の先には必ず矢野君がいるし、切なく拗らせた片恋の辛さや独占欲が目の表情など細やかに描かれているため、こちらにも凄い熱量が流れてくるんですよね…。これは応援したくなります!
そして、一葉と二葉で、じっくりお互いの心情変化を綴り、最高に幸せな気持ちに包まれて読み終えた後の、待望の三葉です。最高の最高の最高でした!!!

恋は人を変えるとか言いますが、苑君が、めちゃ可愛くなってて、好きという思いを隠さず、どどーーんと発揮してらっしゃる。寮の部屋のイチャイチャもすごかった…!!
手作りおにぎりを大事に抱えてる苑君最高かよ!かわいいにもほどがある!
三上先生のこういう細かい萌えをとりこぼさず丁寧に一つ一つ描かれるところ、大好きですし、めちゃくちゃ大感謝です!ほんと苑君のぴゅあ顔は必見ですよー!

ぐっときたシーンの一つ。
矢野君のためにしたことは自分のエゴで、優しいからじゃない…と、苑君は自己嫌悪で悶々としてますが、そんな風に感じる苑君はやっぱり優しいし、感謝の気持ちを心から言葉で伝えようとする矢野君も誠実で、お互いを思いやれるのは愛ゆえで、素敵なことだなあと心から思いました!

二人の関係はこの先どんな未来を描こうとも、苑君と矢野君なら大丈夫。必ず乗り越えられる。そして私は、そんな二人を見守れることが最高に嬉しいです。
もうすぐ発売される四葉を楽しみに待ちたいと思います!!!




3

二人が最高に可愛い

発売を楽しみにしていました。
今回も最高に良かった~

矢野はホントに可愛くて、小田島はカッコイイ!
寮での二人の甘々なHにドキドキしました。
いや~最高!

そして今回は矢野が帰省する話がメイン。
お金の事で帰省を悩んでいる矢野に小田島からの提案、そして一緒に矢野の実家へ。

矢野の家族が皆んな素敵でした。
矢野の家族に触れ、地元の子供達にも愛されている矢野を見て、寂しそうな顔をする小田島が凄く切なかった…
いつか心から安心して矢野の傍にいられる日が来る事を願わずにはいられません。


四葉の発売ももうすぐ。
続きを楽しみに待ちたいと思います。

3

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