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初期作品上下巻の、下巻。
上巻は色んな要素が詰め込まれて、ギャグっぽい部分もあったけれど、下巻はストーリーが絞られてシリアスに進む感じ。
準紀が現組長側の幹部・東に盗聴器を仕掛けてスパイしていたことがバレ、拉致されて拷問を受ける。
それは、若頭の崎矢をおびき寄せるため。
…というわけで、ヤクザ王道の内部抗争展開になります。描写は青年漫画的。
そのスピード感、暴力性、その中に準矢、ちひろ、東の出口の見つからない愛が轟いている。
葵はちょっと影が薄くなっちゃいましたね。でも本編はここで若頭たちの勝ちで終わります。
後半は、1998年と1999年の「花仁」同人誌の再録。
同人誌なのでエロシーン多め、ていうか中心。パロ的に東xちひろのシーンもあります。
本編で影薄の崎矢x葵の誓いのHなども。
ラスト、無関係の初期短編「聖書1995」収録。
好きな女子の援交を止めたくておじさんに抱かれるDK。コメディ調。
ホントのラスト。準紀への愛に目覚めながらも抗争中に死んだ東のエピソード。
これが…‼︎
東は…東は…「月さえも狂う夜」(「苦い果実」内収録)の敦司…‼︎うわ〜っ…
この闇の先に敦司は東になっていったのか…
俄然東を深掘りしたくなってきた。「萌x2」で。
シリーズ完結編です。
嬉しかったのは同人誌2冊からの収録もあった事。
本編は最初の140ページで終わってしまうのですが、怒涛の終盤でストーリーの流れが一気に早くなった印象でした。
上巻の終わりで小沢が拉致されるのですが、この巻ではその小沢と小沢を拉致した東、そして小沢の兄貴分のちひろの活躍が目立ち、主人公のはずの葵と崎也の存在が少し薄れています。
前巻から無鉄砲な所があった小沢ですが、本命のちひろ以外の人と関係を持っていても憎めないキャラでした。
それは目的のためには手段を選ばない彼の強かさとか健気さや度胸が見れたからだと思います。
ちひろはそういう点ではヘタレだなと感じましたが、終盤ではカッコイイ所も見せてくれて良かったです(でもきっとずっと小沢の尻にひかれるんだろうな…笑)。
東も敵ながら彼なりに一途だったんだと感じられて、この作品は好感が持てるキャラが多かったです。
同人誌からの再録作品は本編のパロディで、シリアスな雰囲気からは一変してギャグやコミカル、甘々な作品でした。
他にこのシリーズとは関係のない短編が1作品収録されています。
本編も面白かったんだけど、番外編のセルフパロディの数々のほうが面白かったかもw
本編のほうはシリアスで、太いストーリーがあって大円団に向かっていく感じです。
それぞれがおさまるべき場所におさまってメデタシメデタシ、みたいな。
面白かったんですが、アソビが無い感じ。でもアソビを本編で作ったらストーリーが壊れてしまうし。
ENDマークを見ても何となく物足りない感じがしてたんですが、番外編でそのすべてが満たされました。
キャラクターが生き生きしてた!
エッチもいっぱいしてた!
登場人物が愛すべきバカばっかりで、何回も吹き出しました。
いいなぁ、キャラがいいとパロディもホントに面白いんだなと思いました。
最近の作品に繋がる鹿乃しうこ節の効いたステキな任侠モノでした。
『聖書1995』
これだけ違うお話です。
絵がさらに全然違いました。
カッ飛んだコミカルさでエッチで、バカバカいお話だけど面白かったです。
