仕組まれる、花嫁暗殺計画――。

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表題作巨人族の花嫁 6

カイウス・ラオ・ピステイル、巨人の国、タイルランドの第一皇子
水樹晃一(コーイチ)、異世界に召喚された花嫁、高校生

あらすじ

仕組まれる、花嫁暗殺計画――。
晃一に与えられた、花嫁問答の試練。
それは「卵のままふ化しない翼人族の王子」をどうすればいいか、
その解決法を考えることだった。
種族を越えた交流を行い、問題に向き合う晃一。
一方、カイウスもタイルダントの政治問題を解決するために動き出す。

合間にしっかりと愛を育み、高め合う夫婦だったが、
そんな2人を狙う何者かが裏で動き始めていて――!?

愛欲・陰謀・種族の軋轢…すべてが詰まった
極上BLファンタジー第6巻!

作品情報

作品名
巨人族の花嫁 6
著者
ITKZ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784434326905
4.2

(17)

(9)

萌々

(4)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
73
評価数
17
平均
4.2 / 5
神率
52.9%

レビュー投稿数1

とても熱い展開・・!!

正直4,5巻は少し失速したかなと思っっていたのですが、(エロが若干ストーリーのノイズに感じてしまいました。)とても力のある作者様なので、エロシーンも汁だくで大変エロくて良いのですが、少年漫画のようなアクションや、ストーリーが上手いので、そちらにもっと振り切っても全然良いと思いますね。

六巻、お話が大きく動いて、今までのキャラクターの心の動きや考えが腑に落ちる展開で、とても面白かったです。

バロとマルトゥさんのやりとりにジンときました。
そして晃一もカイウスも、様々な物事に対し考え続けて、自分自身を変えていくことが出来る、誠実に関わろうとしていく人間で格好いいです。

どのキャラクターも質量が或るというか、関わり合う中で影響し合って、キャラクターの心が変わっていくことがとても自然で、ちゃんと生きているなあという、手に取れるような、質感があるんですよ。ファンタジー世界にキャラクターが本当に生きているリアルさを感じて、毎回感動します。
キャラクターもお話の作りも丁寧で、アクションシーンがとってもハラハラしました。続きが気になってワクワクします。


そして、私は特にケモに惹かれる属性ではなかったはずなのですが、
こちらの作者様の描かれる獣人が、とてもリアルで、獣の骨の作りと毛の生え方が絶妙で、いろんな悪い顔がとっても良いです。今巻の悪そうな山羊の獣人、肉食獣の方々、狼獣人のバロ、仕草や表情がたまらなく、シリアスなシーンがどうなるのかドキドキしつつ、ときめきを禁じ得ない・・!画面があまりにも眼福で何重にも楽しみました。今巻大満足です。

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