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表題作長浜To Be, or Not To Be

港一颯
高校3年生→漁業者
湊凪沙
高校3年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし:『制服の遊び方』
  • カバー下漫画

あらすじ

どうしよう、あいつの顔がまともに見れない——。高三の凪沙(なぎさ)は幼なじみの一颯(いっさ)に彼女ができたと誤解したことがきっかけで、変に一颯を意識するようになってしまい——!? 海辺の街を通り過ぎた、胸キュン潮風ダイアリー、世界11カ国で同時発売!!

作品情報

作品名
長浜To Be, or Not To Be
著者
スカーレット・ベリ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403668968
4.5

(365)

(238)

萌々

(90)

(26)

中立

(5)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
49
得点
1633
評価数
365
平均
4.5 / 5
神率
65.2%

レビュー投稿数49

受けの程よい筋肉が素晴らしい。方言萌えもあるし、大満足

試し読み増量中で、1話で方言に関する考え方が自分と一緒だったのがすごく嬉しかったので読むことに決定。
3年DK同士で「不思議系わんこxキレイ系ヤンキー」、なおかつ「Z世代の博多っ子」がなにげにキーワード。

受けの見た目や考え方(明確に言わなくても察してよ系)がちょっと女っぽいのがうーん、だったけど、ちゃんと肩・腕・胸にわりとしっかり目に筋肉あったし、男女では成立しない話だし、なにより「言いたいことはっきり言わんお前」ってちゃんと言ってくれたので逆に良かったです。
キスが意外と早い段階で出てきたのでビックリ!これはこれで良いですねぇ。

<モヤった点>
今どき短ランなんておるんか…?と思ったところ、ネットでは2010年のページで「田舎ではいまだに見かける」とのこと。
最近の目撃情報は見つけられませんでした。

<注意点>
・キス止まりなのでそれ以上を求める方には不向きです
・かなりの不思議ちゃんなので「ふつーはそうはならんやろ…」的な展開(卒業間近なのに中退)がムリな人はいるかも
・他の著作よりかはわりかし王道かな?って感じなので、ベリ子さん特有の唯一無二感を求める方には不完全燃焼もありえるかも。
(私にはじゅうぶん "ベリ子さんらしさ" は感じられたのでこの満足度です)

以上、いろんなBLを見まくってきてて今さらピュアっピュアDK同士のBLにハマれるかどうか不安はありましたが、全くの無問題でした!
5話の扉絵がすごく好きです。じーんとなりました。

0

青春の風が吹いている

港町の高校3年生、2人だけの空間に深く酔いしれることのできる綺麗な作品。
目の前に差し迫る進路と、真っ直ぐな恋心と、方言と、とあるトラブルもありつつ。先生の描きたいものが明確で、シンプル且つエモーショナルな画面に浸る体験が唯一無二の心地よさです。
カラーイラストの空が本当に美しくて、2人の見ている世界をさらに補完しています。読後感がとにかくすっきりしていて海に洗われたような気分になります。恋愛模様だけでなく、芸術というもっと大きな枠で捉えたい作品です。

0

すごく好き❤️ 汚れた心がキレイになる

作者様買いです。
ベリ子先生は、作品ごとの表現の幅が広くて、毎回新鮮に驚かされます‼️

大型ワンコ、素直で天然な一颯と、サッカーが得意な凪沙。同級生カップルです。
濃厚な場面はないけど、惹き込まれて一気に読みました。
とにかく、尊い‼️

2人とも好きなことは好き、自分をしっかり持ってる素敵な2人だから、
思い切り相手を大事に思える。
田舎の海の夕景、空き地その懐かしいような、ホッとするような
風景も、2人にぴったり。
ベリ子先生の画力は言わずもがなですが、オシャレで大好き❤️
素敵な作品でした。ありがとうございました。

0

フェアリーテイル。

長浜というのは、妖精の国なのかな?と思うぐらい、清らかで優しく美しい世界でした。
高校そっちのけで漁業で働く一颯と、サッカーを辞めてフラフラしている凪沙……どちらもなんだかワケアリっぽいのかと思ったら、どっちも何にもなし!ただ自分の生きたいように生きてるだけ!な二人。それに対して友達や親や先生、世間からの余計な横槍も一切なし。
二人とも可愛くて、お互いに大好きで、ストレスフリーに恋の素敵な部分だけを楽しめる作品。

ただ、あまりにもキレイすぎて、強く残るものはなかったかも。
To Be, or Not To Be というタイトルだけど、ほぼ葛藤がない、葛藤の必要がない世界。一颯が遠洋漁業の話をしたあたりが唯一それっぽかったかな? けどそれもサラリと解決、可愛く昇華。
個人的には、もうちょっとグダグダする方が人間らしさを感じて好きかな。
でも、あえて上澄みだけを掬い取った、こういう作品も貴重ですよね。
癒しがほしい気分のときには、また読むと思います。
二人でペンギン歩きするところがお気に入り。
表紙の凪沙がなんだかオフィーリア感……

pixivで、「鮭食う話」も拝読しました。
4ページぐらいかと思ったら、まさかの56ページも!
この二人はキレイなままで留めて、その先は描かず……の本編もいいけれど、これはこれで、二人らしい可愛さに溢れていてすごく良かったです。読ませて頂いて感謝です。

2

好き

もう最近のBLって、ただひたすらエロエロエロエロ
別にそれも嫌いじゃないけど、こんな風に繊細で心のやり取りがある作品が見たいんだよ
一回読んで、この人相変わらず絵がめっさ上手いなあと読み終わって
もう一回読んで
何このコマ割り神かなって思いながら、めちゃくちゃ表情とかうまく書くし
やり取りもすごくいいし、話もいいし、心が洗われた。
洗濯だよ。

エロを求めているなら、エロエロのを読めばいいと思うんだよ。
でもこういう人間らしい、心のやり取りっていうのがBLらしさなんじゃないかと思う。
なんか、乙女の性処理みたいなのがBLに昨今なりつつあるけど
それだけじゃなくて、切ないようなでも幸せで、行間を読むようなきゅっとするBLっていいなと思うんだよ

滅茶苦茶よかった。

私はこの本大好き

3

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