温泉街で育った幼馴染による、10年分の焦れ恋。

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表題作春となりのくゆる恋

湧川帷
外波山旅館の従業員
外波山幸星
外波山旅館の跡取り

あらすじ

「触れたらどんな顔するか、10年考えてた」
老舗旅館の跡取りである幸星は、旅館運営に日々勤しんでいた。そんなある日、支配人でもある父親の鶴の一声によって幸星に見合いの話が。すると幼馴染の帷から「もう遠慮はやめる」と、今まで見たことのない顔で迫られて…!? それ以来、慣れ親しんだはずの帷の声も温度も距離感も、幸星は強く意識するようになってしまい――…

作品情報

作品名
春となりのくゆる恋
著者
環山 
媒体
漫画(コミック)
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784434330643
3

(13)

(0)

萌々

(3)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
36
評価数
13
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

優しい世界。

初読みの作家さまですが、電子でお試しの部分を読んだら、あら、まあまあ!という婆な感想と萌えを感じたのでそのままお買い上げしました。

温泉旅館を舞台に紡がれていく、幼馴染の2人の恋のお話。




主人公は外波山旅館の息子で跡取りの幸星。
彼には幼馴染がいる。帷だ。
幼馴染で、帷の父親が外波山旅館の従業員ということもあって、ずっと一緒に時間を過ごしてきた親友。

ある日、幸星に見合い話が持ち上がる。老舗旅館の跡取りとして、見合い、結婚、そして子をなしてほしいなー、という幸星の父ちゃん(現・外波山旅館の主人)から言われたことがきっかけだった。

が、その見合い話をきっかけに、帷と幸星の関係は変化することになって…?

というお話。

幼馴染。
子どもの時からの、片思い。
攻めさんは一途なワンコちゃん。

という、BLでは王道といえる萌えが描かれた作品。
うん。既視感ありありな展開ではあるんですよ。

が。
ナニコレ、めっちゃ萌えるー!
良い意味で、王道のそれが生きている、っていう感じ。ストーリー自体は王道なんだけれども、キャラがいい。

寡黙で、まじめで、一途に幸星を想い続けてきた帷。
明るく優しくて、ちょっと抜けたところはあれど裏表のない性格の幸星。
心の底から応援したくなる、そんな可愛い二人なのです。

そして、彼らを取り巻く周囲の人たちも。

幸星の両親。
幸星と帷の友人たち。
そして、幸星のお見合い相手と、彼女の恋人。
彼らがまたいい味出してるんです。優しい世界です。

男同士、とか、後継ぎが必要(子がなせない)、といった障害はこの作品ではほぼなく、とにかくほっこりと温かな雰囲気に満ちた作品。痛い展開のものは苦手、とか、ほのぼのBLが読みたい、という気分の時にはぴったりの1冊。

初読みの作家さまでしたが絵柄も好き。
なんかほのぼので良い。

で、タイトルも良いんだな。
春となり、ってなんだろ、と思ってましたが、彼らの温泉旅館のある場所とひっかけて、読み手によっていくらでも解釈できそうなワードなのもいいし、「くゆる恋」って言うのも作品のイメージにぴったりだなあと読後しみじみ思いました。

この作家さまの違う作品も読んでみたいと思います。

1

ふんわり、ほっこり

老舗旅館の跡取り息子の幸星とその旅館で働く帷。
これまで親友としてずっと一緒にいたふたりが、幸星がお見合いすることになったのをキッカケにそのカタチを変えていく日々を描いたお話でした。

昔からずっと幸星のことが好きだった帷は、彼がお見合いをすると知ってすぐに自分の気持ちを伝えるための行動に出て。
そこではじめて帷の気持ちを知った幸星は戸惑い、ぐるぐる考えてしまうわけですが
帷はこれまでもわかりやすく行動していたので、その想いに気付いていなかったのは幸星だけ…みたいなオチになんともほっこり(笑)
でもそんな鈍感すぎるところも幸星の可愛さだったのかなと感じました。

自分の中での覚悟が決まらないままお見合いすることになった幸星の煮えきらない態度にちょっぴりヤキモキしてしまったけれど
逆にそういう部分ごと受け止められるのは帷だけなのがわかって良かったのかもな、と。
幸星にとっても自分のことや周りに目を向けるいい機会となって、結果的に帷の大切さに気付くことができていいところに収まってくれて安心しました。

意識し始めたらあっという間に距離は近付いて拗れることなくくっついてくれたし、全体的にゆるーい雰囲気なのでふんわり読みやすい作品でした。

0

え、そこで終わるの?

タイトル通り、読み終わった後のまず初めの感想は、「え?そこで終わるの?」でした。幼馴染、長い片思い系の作品としては、まあ普通かなと思いました。でも、BLはエロ多めのジャンルなので、この作品を読んで、心が綺麗になった気がします。心を浄化したいあなたはこれを読みましょう。ただ、物足りなさが残るので、番外編や続編などが少しでも出ると安心しますし、嬉しいですね。長い間熟成された腐なので、結ばれた後がもう少し長くあった方が良かったなと思います。

0

隣にある気持ち

 老舗旅館の外波山旅館の息子、幸星は、父が勝手に決めたお見合いに臨むことになりますが、同じ旅館で働いている幼馴染みの帷から告白されます。
 お見合い当日も幸星は、帷の言動が気になって仕方がありません。一方帷も幸星に告白してしまったので、幸星は気持ちの整理ができないままお見合いに臨みます。

 帷は元々湧川旅館の子どもでしたが、倒産して子どもの時から外波山旅館で一緒に暮らしていて、まるで本当の兄弟のような仲です。
 隣にある恋に気づく幸星と片思いが実った帷ですが、温泉街を舞台に隣にあるものに気づく姿が萌えです。

0

大人への階段第一歩

個人的注目作者様の環山先生作品。

幼い時から兄弟同然に過ごしてきた幼馴染の長い片想いのお話。
主人公は旅館の跡取り・幸星。
そろそろ先の事を…といきなり見合いをセッティングされて焦るが、それ以上に驚いたことが、自分の旅館の従業員で幼馴染の帷が「もう我慢しない」と告白してきて…
…と始まります。
幸星にとっては青天の霹靂。
だから帷の一挙手一投足にいちいち焦ったりアワアワしたり、意識しまくってしまう。一方帷はグイグイくるし。
そんな感じで押されまくって、自分も帷が好きになりました、どうぞこれからもよろしくね、でまとまるお話です。
正直、途中に大した波乱も、自分の在り方への気付きも特に無いんですよね…
お見合い相手も訳アリで全然乗り気じゃないのミエミエだし、このお見合い/お相手の状況設定必要だったかしら〜?
ともかく、帷は誠実ですから幸星は幸せじゃないですかね。周囲も初めから公認だし。ハッピーにまとまっておめでとうです。
これから幸星はもっと大人になって、跡取りとして帷と力を合わせてお仕事頑張れよ!「萌」で。

0

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