ボタンを押すと即立ち読みできます!
小説
綺月先生といえばハードでバイオレンスな作品のイメージが強く、もちろんそちらも大好きなのですが!今回は同級生の再会もので、最初から最後までハッピーなラブコメ。キュンキュンさせていただきました!
夜中に読むのは危険というレビューをあちこちで見かけ、にもかかわらず夜中に読了(おい)
なるほど、弁当屋でバイトをしているヒナ(受け)の唐揚げがめちゃめちゃ食べたくなりますね…ほかにも美味しそうなレシピが次々登場、なにより綺月先生の描写が素晴らしく…確かに夜中に読んだのは失敗でした!!!笑
攻めが俳優なのですが、お仕事現場の描写もリアルで読み応え超アリ。「今度ドラマでこういうシーンがあるから」と受けを演技の練習に付き合わせちゃうシーンは思わずニマニマしちゃいました。
ハッピーでクスッと笑える、この二人だからこそのラスト。あちこちに張られた伏線の回収もお見事でした。読んでよかった!!!
攻めの一城は甘えたがりなのにそれを封印して、俳優業に全力で取り組みクールなキャラを確立させ、他人にはつけ入る隙を見せずあれこれ我慢して頑張っているお方。
それがプライベートになると、たがが外れたように全力で受けのヒナに甘えまくるんですよ。
ヒナも一城の頑張りを知ってるからこそ、せっせとご飯作ったり甘えさせたりしてて男前。
とは言うものの言葉巧みな一城にのせられるまま、住み込みのハウスキーパー始めちゃうし、演技の練習に付き合わされてキスだのエッチなこと許しちゃうんですよね。
えーっ、いくらなんでも騙されホイホイ過ぎない?と読んでてテンションがちょい下がったけど、最後の方でそーだったのね、と。
だから再読のほうが楽しめるかもしれない。
それにしてもこんな甘えたがりなのに、ヒナと再会するまでよく頑張ってたねぇ…
二人の高校時代を振り返って言う「俺の青春は、ヒナの弁当箱に詰まってる」ってのがまさに!で良かったな。
アワードもあるし今年の作品、今年の内に〜と思ってたらKindleUnlimitedで読めました!感謝!
タイトルにはツンデレ俳優(攻め)とありますが、むしろ受けがツンデレ!
攻めはクールな実力派俳優というビジネス面と、受けに対してだけ甘えたな素が出るという面でのギャップあり。
いや〜甘かった!全編通して甘かったなぁ〜。
受けが等身大の大学生の男の子で、友達はほとんど居ないし無理に周りに合わせることをしないタイプだけど、その独特のノリが攻めにはぴったりハマる!という凸凹カップル。良きです。
演技の練習と称してアレコレしちゃって、あらら流されチョロ受け〜と思いきや…!?!?終盤に盛大なネタバレがあって、そういうことか〜と。ただのチョロ受けではなくて良かった!
演技の練習云々のやり取りがちょっと長くて途中分かりにくくて、個人的にはノリきれなかったかなぁ。せっかくのイチャラブだから他の人の名前や役に見立てないでやって欲しかったというか…。そこはちょっと残念でした。
でも、業界のお仕事面も楽しかったし、個人的萌えにワンコはあまり刺さらないのですが全体的に良かったです!
2人のやり取りが軽快で楽しそうで、これは好きになっちゃうよねって微笑ましく読めました。
面白かった〜!人気俳優の高校の同級生との、再会愛ストーリー。
策士な攻め様に絡み取られる唐揚げ受け君かと思いきや。受け君、なかなか( ̄∀ ̄)
とりあえず、読んでいると無償に唐揚げが食べたくなります。明日のお昼ごはんは唐揚げ弁当にしよう。
読んでる間、ヒナ(日向太・受)の作るお弁当が食べたくて仕方なくて、夕飯を食べた後なのにお腹が空きました…
「ヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナ」のLINEメッセージに滲み出る(というか、もろに出ている)攻め様の執着心!!
といっても、ねっとり薄暗い系ではなく、終始明るい気持ちでにやにやできる平和な執着で、読後感も◎
”演技の練習”にかこつけて、バックハグからのキスだの、絡みシーンで胸を弄るだの、一緒にシャワーだの、やりたい放題の攻め・一城に存分に笑わせてもらった〜〜
策士なのに一緒にシャワーを浴びるだけで鼻血噴出しちゃう攻め、可愛いw
「あれー、カットされちゃったあ(←こんな言い方ではない)」の一言で納得しちゃうヒナ…ちょろ過ぎて心配になる…と思いきや、色々気づいてたんだね、とにやり。
仕事面では作中、共演の樫本杏奈(どっかで聞いたことある名前)に厳しい顔を見せたりする一城が、ヒナ相手には大型犬のように、そしてみの虫のミノのようにまとわり付くのに、「こいつぅ…」と思いながらも自然とにや〜っとしちゃってました。
普段厳しいのに、受け君にだけとろ甘な攻め、最高です✨
最初から最後までずっと明るく楽しくコミカルに読める、ハッピーストーリーでした◎
さすが綺月先生!読んでいるとそういえばこんなこと言ってた!と見返したくなる仕掛けがたくさんあって楽しく読めました。
攻めの甘えっぷりが可愛くて、それを文句言いながらも受け止めてあげる受けちゃんの包容力、思慮深さが好きでした。
2人の関係の落ち着き方も素敵でした。
深夜に読み始めていたので料理の美味しそうな描写が飯テロでした!