小説

  • ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~

ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~

lunch box ni koi wo tsumeyou ~tsundere haiyuu karaage saikyou densetsu~

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~

東郷一城(西藤一城)
実力派若手俳優,22歳
小森日向太
弁当店のアルバイト,大学4年生,21歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

クールな演技派俳優が俺にだけ見せる素の顔は、甘えたがりの依存体質…?

弁当店でアルバイトしている小森日向太はグルメ番組の取材をきっかけに、高校の同級生で人気俳優の東郷一城と再 会する。
取材で日向太が作った唐揚げを酷評した一城だったが、実は日向太の唐揚げ食べたさに演技で撮影を長引かせるほど日向太の料理が恋しかったらしい。
一城に頼まれ住み込みでハウスキーパーをすることになった日向太だったが、恋愛ドラマの演技の練習として一城に迫られーー!?

作品情報

作品名
ランチボックスに恋を詰めよう ~ツンデレ俳優、唐揚げ最強伝説~
著者
綺月陣 
イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784774765334
4.3

(43)

(23)

萌々

(13)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
15
得点
183
評価数
43
平均
4.3 / 5
神率
53.5%

レビュー投稿数15

唐揚げ

※ネタバレあります

ずっと忘れられなかった友人との再会、
思い出の詰まった味、仕事としての同居…
主軸のストーリーは面白くBLの萌え要素もたっぷりありました。

ただ私には合いませんでした。
説明的な文章と、寒い冗談や言い回しの多さに
なかなか読み進められませんでした。

出だしで一城(攻め)が唐揚げの美味しさを否定するのも、
理由あっての機転とはいえ人を不快にするやり方が嫌でした。
さらに事を進めるためお互いの仕事を引き合いに出すやり方にモヤモヤして。
本当は日向太ラブなのは分かるんですが、楽しみきれませんでした。

お弁当屋の店長がいまいち日向太を人として好きじゃなさそうに感じて…。
それはコミュ力のこともあるんでしょうが、
日向太の唐揚げレシピなんだからもう少し認めても良くないですか?
自分用の一枚なら分かるけどサインを大量に要求するのもすごく嫌で、
店長の人格にテンションが下がりました。
BLの中でもお弁当屋設定が大好きなので特に気になってしまうのかもしれません。

普段クールな一城が日向太にだけは甘えるところはかわいいです。
働き過ぎなマネージャー佐久間さんも良かった。
唐揚げとっても美味しそうでした。

0

キラキラあまあま芸能人BL

唐揚げが食べたくなるお話。他にも出てくるおかずが全部美味しそうでお腹がすく。ストーリーは全部が驚くほどするするっと上手くいき、ストレートにくっつく。ノーストレスで読めるし、たまにはこんなのも良いかな、という感じ。

日向太は弁当屋でバイトする大学生。俳優としてブレイクした学生時代の友人がバイト先に訪れて再会し、流れるようにBL展開へ。ハウスキーパーとして雇ったり濡れ場の練習をしたりお忍びデートしたりと、定番エピソードの詰め合わせ。

嫌な人は出てこず、テレビスタッフは事前連絡しっかり配慮も完璧、炎上もなく記者に見つかることもなく、空気の読めない友人は忠告一つで大人しくなる。所属事務所も応援モードで、二人は何の障害もなくいちゃいちゃいちゃいちゃ。

何かが起こりそうな気配が見えても、芽が出る前に潰されていき、とにかく平和な日常が続く。お互いに誤解もすれ違いもなくカップルとなり、後出し情報のやりすぎ感がすごかった。両想いをここまで甘くできるのか、という衝撃。

萌え重視作品として見ると、一城のギャップが良いのかな。クールな印象で売り出して以降、常に求められるキャラを演じてきた俳優が、日向太の前でだけワガママな甘えん坊になる。プラスめちゃくちゃ顔が良い芸能人、肩書きは最強。

口絵の唐揚げが大きすぎて笑った。あの唐揚げレシピ、炭酸をビールに変えた小森母バージョンで作ってみたい。美味しそうなおかずのレシピが印象に残る作品だった。

1

なるほど、これは夜中に読んじゃいけない

綺月先生といえばハードでバイオレンスな作品のイメージが強く、もちろんそちらも大好きなのですが!今回は同級生の再会もので、最初から最後までハッピーなラブコメ。キュンキュンさせていただきました!

夜中に読むのは危険というレビューをあちこちで見かけ、にもかかわらず夜中に読了(おい)
なるほど、弁当屋でバイトをしているヒナ(受け)の唐揚げがめちゃめちゃ食べたくなりますね…ほかにも美味しそうなレシピが次々登場、なにより綺月先生の描写が素晴らしく…確かに夜中に読んだのは失敗でした!!!笑

攻めが俳優なのですが、お仕事現場の描写もリアルで読み応え超アリ。「今度ドラマでこういうシーンがあるから」と受けを演技の練習に付き合わせちゃうシーンは思わずニマニマしちゃいました。
ハッピーでクスッと笑える、この二人だからこそのラスト。あちこちに張られた伏線の回収もお見事でした。読んでよかった!!!

0

大型あまえんぼワンコ攻め

攻めの一城は甘えたがりなのにそれを封印して、俳優業に全力で取り組みクールなキャラを確立させ、他人にはつけ入る隙を見せずあれこれ我慢して頑張っているお方。

それがプライベートになると、たがが外れたように全力で受けのヒナに甘えまくるんですよ。
ヒナも一城の頑張りを知ってるからこそ、せっせとご飯作ったり甘えさせたりしてて男前。

とは言うものの言葉巧みな一城にのせられるまま、住み込みのハウスキーパー始めちゃうし、演技の練習に付き合わされてキスだのエッチなこと許しちゃうんですよね。
えーっ、いくらなんでも騙されホイホイ過ぎない?と読んでてテンションがちょい下がったけど、最後の方でそーだったのね、と。
だから再読のほうが楽しめるかもしれない。

それにしてもこんな甘えたがりなのに、ヒナと再会するまでよく頑張ってたねぇ…

二人の高校時代を振り返って言う「俺の青春は、ヒナの弁当箱に詰まってる」ってのがまさに!で良かったな。

0

大型ワンコ甘々攻め×(むしろ)ツンデレ受け

アワードもあるし今年の作品、今年の内に〜と思ってたらKindleUnlimitedで読めました!感謝!

タイトルにはツンデレ俳優(攻め)とありますが、むしろ受けがツンデレ!
攻めはクールな実力派俳優というビジネス面と、受けに対してだけ甘えたな素が出るという面でのギャップあり。

いや〜甘かった!全編通して甘かったなぁ〜。

受けが等身大の大学生の男の子で、友達はほとんど居ないし無理に周りに合わせることをしないタイプだけど、その独特のノリが攻めにはぴったりハマる!という凸凹カップル。良きです。

演技の練習と称してアレコレしちゃって、あらら流されチョロ受け〜と思いきや…!?!?終盤に盛大なネタバレがあって、そういうことか〜と。ただのチョロ受けではなくて良かった!

演技の練習云々のやり取りがちょっと長くて途中分かりにくくて、個人的にはノリきれなかったかなぁ。せっかくのイチャラブだから他の人の名前や役に見立てないでやって欲しかったというか…。そこはちょっと残念でした。

でも、業界のお仕事面も楽しかったし、個人的萌えにワンコはあまり刺さらないのですが全体的に良かったです!
2人のやり取りが軽快で楽しそうで、これは好きになっちゃうよねって微笑ましく読めました。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP