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この深く濃密な愛も夫夫の秘め事につき――
小説


面白くて最後まで一気読みしてしまいました!が、とてもいい所で続き…となり、しかも最後まで読んでタイトル回収ちゃんとしてくれて大拍手でした!(早く続き読まなければ!)
Ωとしてαの騎士ギルベルトに嫁いだユーリスのお話。ふたりの間には子どもも生まれていて幸せなはずなのに、発情期の時にしか顔を合わせず疎遠で彼の愛に対して不安になっているユーリス。しかしその実は!?…とユーリスがギルベルトの重くて深すぎる愛に気づいていなくて盛大にすれ違っている状態がなんとももどかしい!!
そして彼らより下の世代のα王族とΩ平民のカップルを巡る事件もこれまた面白い!!ユーリスが自分にはできなかった恋愛を彼らには叶えて欲しいと大人の目線で見守り、進言する姿もかっこいいです。
ギルベルトとユーリスが普段疎遠なのでえちシーンも少なめ??かと思いきや、事件に巻き込まれ発情期を迎えたユーリスの官能的な事!!
さらにギルベルトも独占欲を隠せず歯型とキスマークを付けまくり、中だしも当たり前に求め合う姿はとんでもなくえちえちでした。
ギルベルトと元王太子の秘密の手紙のやり取りと恋?(ユーリスはそう思っている)の顛末も気になります!
近衛騎士で伯爵の番ギルベルト(攻め)を持つ伯爵夫人ユーリス(受け)は、王太子ルードヴィヒの新たな婚約者アデルの教育係に任命されます。
後ろ盾を持たず、王室始まって以来のオメガの王太子妃となるアデルを守るため厳戒態勢の離宮に通いアデルの教育をするのですが、アデルを婚約者から追い落とす策謀渦巻く中、ユーリスも巻き込まれてしまうのです。
王太子の婚約者は本来オメガの公爵令息であったのに、魔法学園の卒業式の断罪劇の後アデルに交代になりました。
ほとんどユーリス視点であり、10も年下の王太子の断罪劇の詳細がわからないままユーリスはアデルの教育を進めていくのです。
が、優秀であっても平民のアデルと、同じく優秀であっても傲慢な取り巻き高位令息アロイスたちを見てると、よくある断罪返しされる話なのではと思いながら読んでました。
悪い人じゃないけど、将来国を背負って立つ人たちが全員こんなで大丈夫?と思ってしまいます。
一番ダメなのはぼんくら取り巻き令息たち。
アデルのために厳戒態勢で隔離してるのにわざわざ醜聞を作るお手伝いをし、瑕疵を少しでも軽くしようと頑張るユーリスを威圧する愚かさ。
その後謝罪したけど、それは威圧を使ったことに対してであって、それよりもダメだった理由はちゃんと聞いたのだろうか。将来が不安です。
また不思議なのはアデルは王太子の婚約者になるにあたってなぜどこの養子にもならないまま婚約者になったのだろうか
普通は高位貴族に養子になって後ろ盾を持ってから入るよね。
そして、若者たちの態度。
本来なら侯爵子息と伯爵では、伯爵の方が地位が高いはず。伯爵夫人も同様。なのに彼らの態度のデカさは何なのか。
オメガの地位が著しく低い国とあって、伯爵夫人といえどずっと悪意に晒されています。
ただ、オメガの地位が低いとしても、伯爵の番に対して魔法局の強姦未遂はどう考えても粛清ものでしょ。
容疑の段階で、容疑者を強姦しようとしたクソ魔法使いどもに地獄を見せて欲しいものです。
読んでて、この乙女ゲームのその後と思われる若者たちの行動が気になって気になって。
そもそも論になるけど、王太子が平民オメガのアデルと親しくなったことが始まりで、
せめてアデルといる時は婚約者も共にいればこんなことにはならからなかったのではという思いが何度も蘇ってきて、黒幕のことが気になるのと同じように、王太子がおかしいと思ってしまう。
主人公たちは両片思いなのではないかなと思うのですが、この本ではまださりげなくの執着しか見せてません。この二人だけを見ていれば興味深いのですが、その他の要素に納得いかないことが多すぎて、全く楽しめません。
そして話のほとんどが子供達絡みなので2人の話が全然なくて。
神評価ばかりのところ申し訳ないのですが、この巻だけではしゅみじゃない寄りの中立です。
下巻に期待します。
読み終わって。
あ、これ続きあるなってことに気が付き、何とも言えない気持ちになりました。
だってねぇ…
夫婦なのに、こんなに気持ちすれ違ってる2人を一冊まるまる見せつけられて、でも最後には通じ合うんだって期待して"その時"を待ってたんですよ。
なのに、まだお互いの気持ちは相手に伝わらぬままで終わってしまって、この気持ちの持っていきようはどうしたら良いの?って感じでした。
作品のタイトル「Ω令息は、αの旦那様の溺愛をまだ知らない」の言葉はまだ現在進行形。残念ながら、夫であるギルベルトの本心は、伴侶であるユーリスには届いてません。そしておそらくユーリスの気持ちもギルベルトには届いてません。なにぶん、ギルベルト視点の話がないので想像するしかないのでね、いやー…苦しいです。
ギルベルトの行動からある程度予想はできますが、なにせ他人の話からの情報しかないから確証が欲しい!
周りからの援護(仲良し夫婦だね〜の言葉)がないとやってらんねーぜ!って感じの、距離のある夫婦関係ですが、いつ想いを通わせるのか焦ったくて仕方ありません。
ユーリス視点ではギルベルトに嫌われてるって思ってて、愛のない夫婦だと周囲から思われてるところが切ないし、正直読んでいて良い気持ちになれなかったです。夫に片想いしている妻の苦しい気持ちの心理描写としては、細かくて丁寧で、感情移入するには充分。だからこそユーリスの気持ちが晴れやかになるところを見たかったです。
この願望は次巻へ持ち越しとなりますが、ぜひとも完全無欠のハッピーエンドにして欲しいなと思います^ ^
存在感ある脇キャラたちや、作り込まれたストーリー、Ω差別の強い世界観など、作品に没入するだけの魅力がいっぱいでした。
拗れた夫婦関係がメインのストーリーのなか、その背景にある王宮内の対立構造がイヤな存在感を放っています。ギルベルトとユーリスを巻き込んだ事件へと発展していくのですが、現時点では謎が多くまだ真相には辿り着けていません。焦れた2人の両片想いの行方とともに、その謎にも意識が向いちゃうから困ったもんです。
ギルベルトとユーリスの想いはすれ違ったままだけけど、本能的に身体では激しく求め合う2人の熱量の対比に胸がギュッと苦しくなりました。良い意味でも悪い意味でも…
2人が身も心も本物の夫婦となる日が待ちきれません。
彼らが生きるこの世界がΩとかαとかβとか…差別や隔たりのない世界になるよう願いながら、ギルベルトとユーリスの想いが1つに合わさるときまで見届けていけたらなと思います。
WEB連載を読んでいたので、書籍として一気に読めるようになったことがとても嬉しいです♪主人公はユーリスはΩですが、慎ましさを持ち合わせながら、必要な時には芯を持って対応することができる人。書籍はこちらの1冊だけでは完結していないので、ギルベルトの行動の意味やまだタイトルの意味には辿り着きません。周囲で起こる事件も解決していないので、ぜひ続編も書籍化して欲しい作品です。また、凩はとば先生のカバーイラストも登場人物紹介も素敵です。
いつもアンダルシュノベルズさんを購入する時に悩むんですよね。だって大体が初読み作家さまですし、ちょっとwebで確認もして好みに合ってれば購入するようにしてます。そして紙の方が断然読みやすいので紙本で購入するようにしてるんです。
こちらはタイトルとあらすじからして好みだったので、珍しくwebで読まないで予約してました。
最近は攻めが複数だったり、最後まで誰を選ぶのか分からない作品が多いような気がします。
なのでこのタイトルからしたら絶対にそんな事は無いだろうし、盛大にすれ違ってるのは大好物なので読むのを楽しみにしていたんです。ちなみにこちらの作品はまだ途中です。続いてます。
内容的にはキャラもストーリーも好みのど真ん中でした。不器用だけど誠実なギルベルトに激萌でした。もう自分の中ではギルベルトの気持ちを疑ってないので、彼の言動一つひとつに意味を見出して妄想していました。
そしてユーリスというキャラもとても魅力的なんですよ。きっと勘違いしてるんだろうと信じてるので、そんな事思わないで素直にギルベルトに言っちゃいなと何度突っ込んだのか分からないほどです。www
ユーリスが王太子の婚約者のアデルの教育係となった事により、アデルの周りで起こる陰謀に巻き込まれて行くんです。この辺りが凄く面白かったんです。数々の事件は繋がっているのか?何を目的として事件が起こってるのか?果たして誰が黒幕なのか?
ユーリスが悪役令息の断罪劇の関係者と関わって行く事によって、微妙な違和感を感じて行くのと並行して読者は誰が黒幕にいるのか推理しながら読んで行くと思います。
更にギルベルトとユーリスがどうしてこのような関係になったのかが、ユーリスの回想として語られているんですが、読者はきっと真相はこうだろうと想像すると思います。
けれど、今巻ではそこを確認するまで行ってないんですよ。どうして上下巻で同時発売にしてくれないの!ってちょっと腹が立ちました。
「自分不器用ですから」ってキャラが激好みな方に凄くお勧めします。生真面目で不器用だけど誠実だし滅多なことで怒らない超美形で仕事も出来てお金持ちな旦那なんて最高じゃないですか!www
