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表題作キス系除霊師久音君

宇牟ヶ淵恒
大学2年生
宮島久音
大学3年生

あらすじ

大学3年生の宮島久音には、「キスをすることで相手に憑いた悪霊を吸い出す」という生まれもっての不思議な能力がある。そんな久音はある日の合コンで、年下の超絶イケメン・宇牟ヶ淵恒と出会う。恒に惹かれる久音だが、彼には強い瘴気を発する異質な「何か」が憑いていて――!?

作品情報

作品名
キス系除霊師久音君
著者
里西立樺(サトニシ) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
秋田書店
レーベル
プリンセス・コミックスDX カチCOMI
発売日
電子発売日
ISBN
9784253154468
3.4

(21)

(3)

萌々

(8)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
70
評価数
21
平均
3.4 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数4

好き♡

1ページ目からさらさらと読み進めてあっという間に終わってしまった。
霊系は怖い描写も出てくるかなと思ってたけど個人的にはそんなにで安心でしたwと、いってもがっつり攻めくんの背後に憑いているのだけれど。
また、キス描写もタイトルのこともあってたくさんありストーリー重視かと思えば濡れ場シーンもしっかりあるので色んな方面で楽しめました。
また、受けくんの過去の救世主とも言えるおじさん師匠も格好良かったですw
ああいうおじさんも好きなんですが残念既婚者でしたわ。
おじさんのスピンオフはなさそうw

0

悪霊退散ストーリー

除霊能力を持つ受け君が、攻めの除霊のため奮闘するお話。

相手とキスすることで除霊ができる、という能力を持つ大学生の久音(受)。
ある日合コンのために向かったお店で年下イケメン・恒に出会い、潰れてしまったところを介抱されキスされそのまま告白までされるのですが、彼には何か異質な憑き物が憑いていてー
と続きます。

うーん。なんだろう、受け君は健気一途な頑張り屋で好感が持てるんですが、攻めの魅力がいまいち分からず…

自分の正体(というか本性?)がバレて急にキレ始めるところで、「えーっ」と気持ちが引いてしまいました。
受け君の方がかなりしっかりしてて、頼りがいある感じ。攻め君は除霊後もぼろぼろ泣くし、情緒不安定で頼りない感じが、ちょっと自分の好みではなかったかな、、

愛されず家庭の輪に入れてもらえなかった攻めが気の毒だなあとは思いつつ、キャラ萌えしきれず二人の恋路にいまいち心から共感できず、でした、、(でも受け君は本当に応援したくなるいい子…!)

2

色気とホラー味のWドキドキ♡吊り橋効果BL⁈

久々に拝読する里西先生(*'ω'*)
私の中でのイメージ的にはヤクザっぽさと背徳感って感じの先生だったので今回のあらすじにはちょっと驚きながらも「キス」描写も好きだし、最近だいぶ特殊設定もイケるようになったし!とお迎えしてみました♪

勝手に「除霊」とは書いてはあるもののファンタジー感強めかな?と思っていたのですが意外としっかり「悪霊」でした…w
ファンタジーというより和風なホラー感を感じる雰囲気もあって少々「おぉ…っ( º言º)…」と実際チキったりもしました(゚Д゚;)←念の為、私は極度のビビりなので本格的なホラーをお求めの方が読んだらドコにビビっとるんだ?!と呆れられるかもしれない感覚ですのであくまでもビビり野郎の感じる”ホラー味”だという事はご理解下さいませ_(._.)_


攻めは恒(こう)20歳になったばかりの大学2年生
受けは久音(くおん)恒より1学年上の大学3年生
2人は他大学だけどインカレの飲み会で初めて居酒屋で会います

尚、作品タイトルにもある通り久音が除霊が出来る体質です
人に憑いた瘴気を普段は筒を通して相手から「吸い出して」除霊するスタイル

2人が出会った居酒屋からも大きな瘴気を感じてはいたものの人数も多く誰から放たれている瘴気なのかは分からず、、、
基本は圧倒的な光属性の久音はネガな雰囲気が苦手…
なので折角みんなで過ごす楽しい時間を瘴気に煩わされるよりは、、、といつもよりも何故か美味しく感じるお酒をガブガブといっちゃいます

一方恒は20歳になったばかりなので初めて飲み会に参加
恒が放つ圧倒的なモテオーラに浮足立つ女子たち!!
周りをガッチリ女子に囲まれながらも何故か久音と目が合う恒
そしてにこやかに久音にお手振りしちゃうイケメン対応…♡

気付けばグデグデに酔ってしまった久音の介抱をする恒
介抱からなかなか戻らない恒を呼び戻しに来る女子
体調が悪そう(酔ってるだけだけど…)な久音を心配しない女子に嫌悪感を示す恒
結果”2人で抜けませんか?”と久音を夜の街へ連れ出します

結構もぉこの時点でチラ見えする恒の執着?粘着?体質
完璧なイケメンおモテDDには見えますが完全に「闇」を感じます
そして久音は居るだけで周りを明るく出来て、その為に本人も気遣いが出来る根っからの「光」

という訳でこの2人は「年下×年上」で「闇×光」という割とニーズのある属性CPかな?と思います
そこに異質な霊に寵愛されたが故の苦労持ちとその異能な霊の存在に気付く事が出来て「除霊」という独自の設定での救済ストーリーを見守れる
しかも、、、恒の抱える闇の根っこには結構重めなストーリーが潜んでいたり、圧倒的な光である久音にも過去には悔いもあったりする

1回読んだだけでは見えて来なかった隠れた想いや念なんかも読み込むと見えて来ます

エロ目的で読むよりもストーリーを追いながら読んでいくと2人は勿論だけれど悪霊にさえ心を感じる事が出来たりしちゃいます
なかなか面白く読めました!!

エロも、闇を孕んだ恒が主導権を握った久音の抱き方はLOVE的な感情は薄いかもしれないけれどそれはそれで執着っぽさが感じられてゾクっと出来るし、しっかり恒が全てを晒してからの愛情たっぷりの絡みはまた違う意味でドキドキ出来るのも良かったです(〃ω〃)

除霊目的でキスをしながら流れ込む唾液を飲みこんでいた行為がいつしか久音自身が恒の精液を含む分泌液を飲みたい…♡と言い出す後半の1コマにはちょっとゾクっとしました
つい最近知った性癖のひとつ「ハイグロフィリア」の特徴のひとつですよね、きっと(ФωФ)フフフ・・・

作中で恒が久音に近付いた目的と手段について、当初の思惑から変わってしまった、、、というような話をしてましたが、久音自身にも同じような現象が起こっていて…結果新しい性癖に目覚めてるっぽい感じ、、、・・・キライじゃないです…♡

性癖を刺激されるような読み方も出来るし、勿論純粋に「自分のありのまま」を求められたいという「愛」を求め、与えられるというストレートなお話しを楽しむ事も出来ます
何度か読むと自分なりのこの作品の好きな訴求面が見えてくるんじゃないかなぁ~と思いました

里西先生の作品って読み込んでいくと、得られる感覚が変わってくる事が私の場合は多いのでまた時間をおいて読み返したいと思います
結果後々「神」になりそうな感覚もありますが現時点では神まであとほんの一歩な感じの萌2です…!

修正|tnkは結構しっかりめな白抜きでしたがanlの修正は意外と緩めでエロさが残ってました(Renta!)

1

予想外の闇展開・・・

恒×久音


ホラー、オカルト、それほど怖くないけど、
ホラー系苦手な私にはちょっとキツかった。

エロよし!愛よし!
予想外の闇が含まれているけど、心温まるお話。


大学3年生の除霊師・久音が、合コンで出会ったのは、
1つ年下の悪霊に憑かれたカッコいい男・恒。
久音がそのまま恒の堕とす行為に絆されてしまい、
瞬間から恋に落ちてしまう。という始まり。

2人の距離がどんどん縮まっていく様子が本当にあまあま!
でも、そのままにはいかない。読み進めるうちに、
恒の不穏な雰囲気や歪んだ執着が露われて、
ちょっとダークな展開に突入・・・手に汗握るほどゾクっとて、
恒の過去や悪霊に憑かれた経緯にも目が離せなくて、
恒が久音に救われていく過程が切ない・・・、
ほんわかした愛が溢れるラストにほっとした。

エッチがまあまあ激しくて、
特に濃厚な除霊スキが非常に萌える!

純粋で優しい心を持つ久音。
ただただ愛されたくて愛に飢える恒。
実は2人も健気で、その真っ直ぐな恋心が、
どんな悪霊よりもずっとずっと強くて、少し感動してしまいました。

2

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