不器用ないい子症候群男子×孤高の冷淡男子、嘘から始まるほろ苦アオハルBL

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表題作うそつきカメレオン

広瀬智充
高校生
夏目慧
高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし(5P)
  • カバー下漫画

あらすじ

はじまりは、たったひとつの嘘だった――

友達は多いが本音が言えない広瀬は自分の八方美人な性格に嫌気がさしていた。
そんな中”学校一の高嶺の花”である夏目にラブレターを渡してほしいと女友達から頼み込まれる。一人でも常に凛とした態度で自分とは正反対な夏目に密かに憧れを抱いていた広瀬は、夏目に話しかけるきっかけができて少し浮足立っていた。しかし手酷く断られた上に「なんでそんなヘラヘラできんの?」と図星をつかれてしまう。コンプレックスを刺激された広瀬は悔しさから夏目に”ある嘘”をついてしまい――…?

作品情報

作品名
うそつきカメレオン
著者
たべお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416665
4.2

(42)

(26)

萌々

(4)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
173
評価数
42
平均
4.2 / 5
神率
61.9%

レビュー投稿数9

No Title

たべお先生の初書籍化作品ということで、はじめてのコミックスなのかな。
こちらは、ラブラブというよりも、最終的にキスどまりの作品なのですが、攻めは広瀬くん、受けは夏目くんとちるちるで書いてあるけど、そうなの??
どっちが攻めでも受けでもいいと思ったのですが、
攻め受けが確実にはっきりするまで是非続きをよみたいなと思った作品でした。
私の大好きなDKアオハル作品で、
お互いにない部分に憧れて惹かれ合っているところがとても良いと思いました。

0

苦くて甘い

八方美人と孤高の冷淡男子。

王道アオハルBLのようで、そうではない捻りの効いたお話しで良かったです。

とても細かいところまで描き込みされています。
人物の表情も心情がこちらに伝わってくる、とても丁寧に大切に作られている作品だと感じました。

最初、コミコミさんのみ購入していたのですがとても良かったのでホーリンラブさんの特典も読みたくなり追加購入しました。

とても素敵な作品が読めて幸せです。
今後の作品も楽しみにしています。

0

えろ描写はなかったので

明確なえろ描写がなかったので受け攻めっていうのはあまり考えずに楽しめた青春BLでした。ただこの作品はさとる君が攻めになってるので、直接的なえろ描写があった場合、受けだと思って購入したのもあるので、もしかしたら最後まで読めてなかったかもしれません。
男女共にモテてしまう受けくん。そんな受け君に惹かれ始める攻めくん。特別な存在だとさえ思っててでもただの普通の高校生なんだって思える瞬間もあり。
とても現実的で幸せなひと時にもさせてもらいました。

0

不器用で青い果実の恋が美味

【間違いだらけで・・・傷つけてごめん(広瀬)】

エロス度☆

おやおや、ひりつきほろ苦いアオハルな恋模様がとても胸に刺さりますね。

本音を言わずにヘラヘラと誰にでも良い顔をして場を乱さず、人間関係でのトラブルを事前に回避する予防線・・・それをし続けるのは簡単そうに見えて難しいんですよね。
自分を偽り続ける行為は心身共に疲弊していきます。

広瀬とは反対に高嶺の花的な存在で凛として自分を持った夏目に憧れを抱く気持ちや自分にだけ唯一の顔を見せて欲しいドロっとした願望・嘘がたまりません。
傷ついたりすれ違いを通して、2人の恋が花開く様が尊さMAXの純愛でした。

0

憧れの先にあるもの

同じクラスだけどこれまで接点がなかった広瀬と夏目。
そんなDKふたりが広瀬がついたひとつの嘘をキッカケに、その関係を変えていくお話でした。

誰とも馴れ合わずひとりで居ても平気そうで、女の子に騒がれていてもどこ吹く風…
自分とはまるで正反対な夏目に密かに憧れていた広瀬。
でも実際話してみると夏目はあまりにも「無」で、言葉にもトゲがあって。
近付かなければよかったと後悔するほど嫌な方向へ印象が変わってしまうわけです。

でも夏目がそうなってしまったのはしっかり理由があって、彼がひとりで居ることを選んだ背景が明かされるとただの「嫌なヤツ」ではないことがわかってきて。
ずっとひとりきりで抱えていた他者への憤りを広瀬の嘘とお節介が解放していってくれて、ふたりが接点を持ったことにも尊さを感じました。

夏目への憧れを広瀬が恋だと自覚する瞬間がこれまた甘酸っぱくて、キュンが止まらなかった…!
自分を理解してくれる人と出会えて両想いになる、奇跡みたいなキラキラな瞬間に立ち会えて幸せでした。

「手が届かない存在」って周りがそうしてしまっている部分が少なからずあって、上げられた側の気持ちも考えなくてはいけないんだなと考えさせられました。
DK同士の青春だけではなく、学ぶところのあった作品でした。

0

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