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「虎は…なんでさっきキスしてくれたの?」
青春!!義理と人情とラブ!!!
一途で強い忠誠心!何があっても!な心が熱い〜
わけだけど、受け取る方からしたら盲信ぎみにも感じられて…
そう思ってしまう寂しさが苦しい。
極道の世界なようで息子世代ならではの信頼関係
メガネでイカツイとこと悪態つきながらのギャップも良い!!
ぶつかりあって、気持ちが通じ合う過程にグッときます。
そして、父親世代の親心、ブロマンス的な忠誠心も胸にくるものが…
将来に渡って相棒、パートナーを感じられる書下ろしも萌えが詰まってました!
攻めが美形+長髪ってなんて甘美だろうかと思うほどに好物かつまたここで、受けもどちゃくちゃ好みだったのに更に加えて、極道って……こんなにも究極的な作品があるだろうか……と感動しちゃいました。
また絵も綺麗だし尚且つ濡れ場もたくさん魅せてくれるものだから、1ページ1ページ楽しめましたし。息子たち二人がメインなことは勿論のことお父さんたち二人の関係性にも泣ける……と感動の嵐でした。
また他のキャラたちもしっかり描かれておりこの先生の次の作品が、非常に楽しみになりました。これでまた作家買いの先生が増えました笑
ヤクザの組長の息子である桃と、舎弟頭の息子である虎のお話。やっぱり極道の世界に身を置くこどもっていいなと思った一作品でした。
極道ものはBL作品ではないものでも男同士の濃密な関係を楽しめると思っています。親同士が精神的に深いところで繋がっている姿を幼少の頃から見ているこどもたちは、自分たちもその関係になることが当たり前だと、漠然と思います。しかし、自分たちが身を置いている極道の世界が無慈悲で、いつ何が起こるかわからないところであること、組長と舎弟という関係では、対等な場所には立てないということ。色々な問題にぶつかった末ふたりが出した答えには、成長を感じました。途中出てきた桃と虎の父親の話には胸が痛くなりました。喪失の感じ方がこれまた良かった…。
あとやっぱり暴力とセックスは相性がいいですね。喧嘩の興奮冷めやらぬ状態でもつれ込むのは一生見ていたい。
ストーリーが重厚で、読後に一息置いて「やっぱ極道、良い…」と天を仰ぎたくなるいい作品でした。
横澤先生作品初読みです。
まず虎がオジ顔でDK?!となったのが新鮮でした(事前情報入れないので)しかも受けなのがBLのよくあるパターンとは違うんだなぁと。
DKBLでよく見るキラキラしたかわいらしさはほぼなく、遠慮ない暴力、男くささが青年漫画ぽいですね。
2人ともヤクザの息子なのでヤクザに片足突っ込んでいるようなヤクザBL(好き)感がありましたが、読んでいるうちにやっぱりヤクザとヤクザの息子は違うなと(当たり前ですが)感じました。ヤクザの卵っぽくありながら、あくまでも高校生を描かれているのがすごいです。
桃は自分が組長の息子だから虎は一緒にいるのか、虎の意志はどうなのか確認したかった。
虎はそこまで考えていなくて素直に父親の言うことに従っていたけど、嫌なら聞かないはずで。
自覚するのが遅かったんですね。
その過程がストーリーが進むにつれ深掘りされていくのがよかったです。
終わり方があっさりしつつ深みが感じられたし。
組長、虎次の父親/母親、クラスメイト、鬼島…みないいキャラで好きです。
大人になった2人も描かれていてうれしかったです。
なんというかDKの時よりしっくりくるのがおもしろい。
大人編も見てみたくなりました。
本格的なヤンキー漫画とBLが融合したいい作品だと思いました。