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ぶっちゃけ「ガチリス受けでBLになるんか…?」と少し懐疑的だったんですが(笑)、読んでみるとめちゃくちゃシッカリBLで……!
恋するトキメキが沢山詰め込まれて、どんどん近づく2人の関係に無理がなく、ライジェルさん大好きなイリヤの想いにキュンキュンしっぱなし!
気がつけば、一生懸命に恋する小リスを全力で応援していました。
真っ直ぐにライジェルを想う純粋で健気なイリヤの全てが可愛く、リス用の鞄やマフラーや胡桃を割って作ったカップ等、出てくる小物まで可愛いくてイリヤを愛でるキアラやホーリーさん達と一緒に「可愛い〜〜〜〜!!」と終始悶えまくり笑
一方、冤罪により最北の地に飛ばされ、人間不信で厭世的に生きる無愛想な青年・ライジェル
命を救われて恩返しを申し出るイリヤを一蹴し、イリヤの懸命なアピールも虚しく他者との関わりを拒絶する日々……
そんな冷たくて超塩対応だったライジェルですが、冷たくされても健気に想い続けるイリヤにだんだん絆されていき、少しずつ距離が近づく2人にキュンとします(これぞBL)
そして、後半では〝何だか様子のおかしなライジェルさん〟にめちゃくちゃ萌えた〜〜〜♡♡
一見、無愛想でクールな男なのに、内心ではイリヤにデレッデレで「可愛い愛おしい天使」を心の中で連呼し、イリヤの尊さに熱い涙を流すようなヤバいギャップが素晴らしいです(大拍手)
〝受けの事を好きすぎる余り変態になる攻め〟大好き人間なのでライジェルさん本当に堪らん…!
リス同様、人間化してもライジェルさん大好き♡な美少年イリヤと、そんなイリヤに人生狂わされそうな程にメロメロになってるライジェルさんの2人を、私はデレッデレに顔面溶かしながら楽しく読了しました(◜ω◝)デレッ
一生懸命に人間に恋をする小リスのイリヤにキュンとして、そんなイリヤを応援する周りの人達も穏やかで優しく、胸がほっこり暖かくなる冬にぴったりな一冊でした♡
雑誌現在時より、子リスがとっても可愛かったのですよ。
文庫を楽しみに待ってました。
受様は子リスのイリヤ。
鷹に襲われたところを助けてくれたのが、攻様であるライジェル。
冤罪で北方へ流刑となり、ライジェルはすっかり厭世家とり、無愛想なのだけど、イリヤはめげずに訪れ続け。
もうね、イリヤがとってもかわいい。
子リスってだけでもかわいいのに、やること言うこと、全てかわいい。
ライジェルの為に冤罪を晴らそうと応援し続ける、健気でガッツもある、メッセージいい子でしたᡣ(*^^*)
そして、ライジェルです。
書き下ろしでは、ライジェル視点だったので、ダダ漏れな溺愛に、もう笑うしかない。
書き下ろし、二人が思いを通じあったすぐ後からのお話だったに、延々とライジェルの惚気と変態入った脳内会議が続いてて。
最初は、なんだ、こんな風に思ってたんだ~だったのに、どんだけ続くの~って( *´艸`)
イリヤの可愛さに撃ち抜かれては「ふぐぅ!」やら「ぬはぁーッ!」やら、色とりどりに脳内で呻いていて、愉快愉快。
いや、こんな受様を好き過ぎておかしくなる攻様、大好物ですけどね(⑉>ᴗ<ノノ゙
先生、萌えと元気をたくさん貰いましたᡣ(*^^*)
ありがとうございます♡
冤罪で流罪になった人間不信の元官僚と間違えて転送されてしまったリス
王子のご学友である従兄弟のピムに頼まれてプチ家出しようとする王子の監視役の手伝いをすることになったリスのイリヤ(受け)は王子の養育係で魔法使いのケアリー卿の手伝い中に手違いで北の辺境に転移してしまいます。
そこはケアリー卿の妹の嫁ぎ先で、迎えが来るまで保護されるのですが、庭先で遊んでいるとき鷹に襲われて連れ去られてしまいそこを助けてくれた男性を好きになってしまいます。男性は流刑人でピムから四方山話として聞いていた冤罪で流されてしまったライジェル(攻め)でした。
リスが人間に恋するなんて叶うわけないと思ったイリヤはライジェルの冤罪だけでも晴らして幸せになってもらいたいと思うのですが、思った以上にライジェルはやさぐれていたため、話すら聞くことができません。
雑誌掲載の表題作と書き下ろしの2篇で、表題作は基本イリヤ視点で時々ライジェル視点、書き下ろしはライジェル視点になります。
書き下ろしを読むと無愛想でけんもほろろという感じだったライジェルの壊れっぷりが笑えました。
リスのイリヤが可愛すぎました。
ただ、読み始めはこれでどうやって恋愛するんだろう、無理じゃね?と思いながら読みましたが、この世界の魔法は有能すぎましたね。
ライジェルを好きになって、そっけなくされてもめげずに、彼のために冤罪を晴らそうとしたり、ピンチの時に火事場の馬鹿力を出したり、と一生懸命頑張って(本人曰く根性振り絞った)両思いになる姿は、普段頑張る受けより頑張る攻めが好きな私ですが、可愛すぎるのでにやにやはらはら応援しながら楽しみました。
イリヤは言動全てが可愛くて、癒されます。
無理やり一発芸をさせれることになってやったことが、妖獣に襲われる仔リスという題で死んだふりするとか可愛すぎる。ケアリー卿が迷うのも頷けます。
ただ、ライジェルの冤罪があっという間に解決していて、犯人が罪に問われるだろうだけで終わってたのはどうにも消化不良でした。
他人を陥れたんだから、流罪よりは厳しい刑を科されたんだろうなと問い詰めたい気持ちでいっぱいです。
そして、書き下ろしではライジェル視点なので、心情がダダ漏れ。
孤高で無口で無骨な人かと思ってたら、めっちゃ心の中がうるさい人だった!
お互いを常に可愛いやらかっこいいやらと賛美していて、似たもの夫夫で、末長い幸せが目に見えます。
後、リスの姿が、可愛かったから人間になっちゃうのそれはそれで嫌だなー。
もっと頻繁にリスに戻ってほしいな。
今作は「王子ですが、お嫁にきました」のスピンオフだそうで、知らないで読んだのですが、ぜんぜん大丈夫でした。
おそらく同じ時系列で、王子は王子で冒険していたんでしょうと想像できます。
できればその話も読みたいです。
リスがとても可愛いお話でした。
昔から仲良くしている同好のお友達に「典雅さんの新刊は『王子ですがお嫁に来ました』のスピンオフで小リスが主人公なんだよ。めっさ可愛らしいお話だった」と言ったら「あたしも読む!実は今度の上司がすっごく嫌な奴でへこんでるんだよね」というお返事。
彼女曰く典雅さんの本は、傷ついている人に優しいのだそう。笑かして、元気づけてくれる。でも、優等生じゃないのよ。大いにスラップスティック。
表題作、私は典雅さんのこの手の構成作品の場合『A面』と呼んでいるんですが、は、免罪の流刑囚に恋をした小リス、イリヤが彼のために必死につくす様が書かれます。
これがいじらし可愛いのなんの!
モフモフだしね。
うって変わってその流刑囚、ライジェルが主人公のB面は、相変わらずのはっちゃけぶり。表題作ではぶっきらぼうで、ある意味投げやりでもある彼がイリヤに骨抜きになった所為で大バカ者になってしまっています。
これ。これがとても好きなんですよ、私は。
嫌なことがある方、へこんでいる方にお勧めします。
典雅さんのギャグに乗り切れなかった方でも、この作家が読者を元気にするためにBLを書き続けていることを感じると思います。
冒頭の友人曰く「典雅さんはわかっているんだよ。ありがたいよねー」。
ホント、作家が神だわ。
【もし誰かと一生一緒にいるとしたら、その相手はおまえがいい(ライジェル)】
エロス度★★★
おやおや、ピムの従兄弟のスピンオフでしかもヒトとリスが恋に落ちるとは・・・面白いですね。
緒花先生の描くリス姿と美少年姿のイリヤ、ライジェルの長髪無精髭姿とさっぱりした姿が垂涎。
無実の罪で流刑囚となり、人や愛を信じられずに心を閉ざしていたライジェル。
そんな彼がイリヤの健気さと自分を真っ直ぐに信じてくれる想いに心の氷を溶かして小リスに特別な気持ちを芽生えさせていくのがたまらなく、ライジェルに恋をしたイリヤの一途さも可愛かった。
孤高で寡黙な男の印象だったライジェル・・・書き下ろしでは・・・おやおや、おやおやおやおや。