みぃんな、おかしい

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ミカヅキ記念高校55期生

mikazuki kinen koukou 55kisei

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表題作ミカヅキ記念高校55期生

森田しょうご
笹田つばさ

同時収録作品ミッドナイトルーティーン

篠原きょうしろう
岩田しんや

同時収録作品バレリーな、君

三富わたる
水谷アルト/橋下みつる

同時収録作品やさしいこっくりさん

新妻こころ
ギンギ

同時収録作品in夢

加藤そうた
白庭かづき

同時収録作品in教室

西島ひびき
白庭かづき

あらすじ

三日月記念高校は呪われていて、
生徒も卒業生も先生もみぃんな、悲惨な死に方をする!

道徳心の欠けた男の子たちの狂おしい愛が交錯する
摩訶不思議でセンセーショナルなボーイズラブ。

隣の殺人鬼、体育倉庫に住む生徒、バレリーナになりたい少年──
性癖の扉が開く“ゾクゾク”短編オムニバス!

収録作品:『トロイの海馬』『ミッドナイトルーティーン』『バレリーな、君』『やさしいこっくりさん』『in夢』『in教室』

作品情報

作品名
ミカヅキ記念高校55期生
著者
8.7℃ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047379817
3.3

(3)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

取扱説明書つきでもわかりづらい世界w

今年1番気になるタイトルになるんじゃないか?って感じで
発見と同時に予約してしまったんですが

この本を読もうかどうか迷ってる方にあたしが申し上げられることは

あッ! ここまだネタバレ禁止区域ですか
大丈夫ですか 極力ネタバレせずにはいこうと思っていますが


全話薄暗いのは合点承知で迷っている方がいるなら もうひとつ『世にも不思議な物語』的なものが好きか否か 流され力があるかどうかで決めることをおすすめしたい 


個人的お気に入りは【トロイの海馬】なんですが
※ in夢・in教室と迷ったがさすがに1発目のインパクトでトロイに決定

目を覚ました横に昨夜振られた彼女の死体 この短いお話が1つおわった時点で これって? がいっぱいになっちゃって
その先に行けないくらい 今読んでいたものを上手く飲み込めなくて2回3回と読み返してしまう 意味(事情)が知りたくて
意味なんてないのかも知れないけど 自分の解釈でいいのかの正解がないというか 解像度の低い写真に写り込んだ不可解なものを見ている感じがずーーーーっとしてて

ただですね せっかち禁物だったんです ここで引っかかる必要なかったんです
急に気づくんですよ

Σ なんだよ 逆の視点が次に続くんかよぉぉお と ←え

不思議な途切れ方をするのでそこでおわったのかと思って先頭いって何回も読み直した続きがあるんだもん 
せっかちにはむかない読み物だぜまったく ヤレヤレ

余計?な 森田くんは童貞で友達少ないとか 笹田くんは意外と朝強くて4時には白湯のんでるなんて情報に『 そこじゃないだろッ!』って言いながら仕方なく次にすすめば森田くんの一途で健気なところがさ あったのよ モォビックリ ←健気か?


いや面白いです 読ませ方な 
こんな読ませ方をさせるお話が今までなかったからなのか虜です 夢中で読んでしまった
短編なのに1話づつどこか狂ってて 深すぎた愛の身勝手さや執着に欲 刹那を生きているような憐れさや ほのぼのとした会話に潜む残虐さ
※ 因みに 作家さま左手の知能線がごっつ長いらしいw

いや面白かったんだけど しいて言わせていただけるなら
文字が反転してたり 白けていたり 飛び飛びだったり 細かくなけりゃもっとよかったッ!((怒)) 

老眼には厳しすぎたの ヨヨヨ


恋愛なんて可愛らしいものじゃない 独特な世界観もさることながら下手すれば一方通行甚だしい重い想いに歪んだものだけが向かってくるので読み手に選ばれるかどうかが悩ましいんだけれど 言いたいことがハッキリこれだッ!って言えないもどかしさや 焦れったさを味わいたいならアリ?なのかしら

てかさ みんな誰かを愛したくて愛されたいのに その重みに歪んでいく っての面白いよね

0

ゾクゾク不思議ワールド

ホラー風・・・血みどろの描写が満載で、
正直読むのをやめようかと思って・・・、
怖いけど、気になって、
どんどんコミカルのよなゾクゾクする不思議な世界観に引き込まれてしまった。

オムニバス形式で進む。
次々と開かれていくキャラの奇々怪々癖の扉!と
めちゃくちゃ爆発する狂おしい愛が交錯する!
ゾッとするのに笑っちゃうし、
おかしいのに可愛い(絵が可愛らしい)!

ナンセンスに見えても、じっくり読むと深い!という魅力がある。
とにかく奇妙極まる一冊でした。

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