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表題作新宿69ヘヴン 下

九谷慶太
風俗ルポライター,33歳
佐久間博六
人気No.1ウリ専ボーイ(ヒロム),29歳

同時収録作品新宿69ヘヴン 下

沢木
ヒロムの客,官僚
佐久間博六
ウリ専ボーイ(ヒロム),29歳

その他の収録作品

  • Bonus track(描きおろし)
  • あとがき

あらすじ

ゲイ風俗ルポのため人気ウリ専ボーイ・ヒロムを指名し一夜限りのセックスを楽しんだ、
風俗ルポライターの九谷慶太。

一度セックスした相手とは二度と寝ないと決めていたにも関わらず、
ヒロムとのセックスを忘れられなかった九谷の元に、
期間限定ルームシェアのパートナーとしてヒロムが現れた。

仕事中の愛想の良さはみる影もなく…普段のヒロムは素っ気なくて生活能力は皆無。
どことなく目が離せない危うさを持ち、九谷を翻弄してくる。

そんなヒロムが時折見せる可愛らしい一面や自身の過去について吐露する素直さに
いつの間にか惹かれてしまっていた九谷だったが、
気がつけば二人のルームシェア企画も残り1週間。

ヒロムに厄介な客がついていることを知りながら、
自分自身も客としてヒロムを買うことでしか愛を伝えられない九谷だったが、
強がってばかりで本音を見せないヒロムを救うため動き出しーー…。

ノンケポルノライター×蠱惑的なウリ専ボーイ
欲望渦巻く夜の街、抗えない恋の駆け引き。

作品情報

作品名
新宿69ヘヴン 下
著者
ウノハナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526539
4.5

(203)

(135)

萌々

(52)

(13)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
26
得点
924
評価数
203
平均
4.5 / 5
神率
66.5%

レビュー投稿数26

No Title

発売日に紙で購入していたのですが、なかなかタイミングがなくて積読状態でした。やっとちゃんと読めました。
上下一気読みです。よかった、面白かった…!もしかして雰囲気だけかなと思ったのですが、さすがのウノハナ先生。ぐいぐい読まされてしまいまいした。
ヒロムが自分の好みのタイプなので、堪らないです。一度人生につまづいてしまい、なかなか日の当たる場所に戻れないけれど、それでも環境を変えることが出来て、二人で暮らせるようになって良かった。慶太は早々に恋に落ちちゃってるとこもかわいくて風俗ルポを早々にやめたところもかっこよかったです。
あとがきで書かれてたけれど、お隣に住んだ二人もすごく良い子たちだったし、悪者になりきれなかった彼も憎みきれないそこはかとない悲哀がまたリアルで切ないですね。

1

もう取り繕わずにね

 ストーリーの大筋は良かったですし、ヒロムがやっと、本当に最後の最後に慶太に素直な気持ちを伝えられたことはとても嬉しいです。ただ、細かい所はいくつか気になったかな。大学生でありながらアプリを開発するほど優秀な頭脳やセンスを持っていたヒロムが、裏切られて風俗にまで身を堕としたのはあまりにも落差が激しいので、頼れる、相談できる友人や家族がいなかったというはっきりとした描写や、一足飛びに風俗を選んだ時の思考の描写が欲しかったなと思ったり。

 また、田舎ならまだしも、東京で過ごす若者が家の施錠をしょっちゅう忘れるというのは不用心すぎるので、慶太にも注意されていたのだからそこはちゃんとしていてほしかったなと思ったり。沢木の軟禁も結局ヒロムをどうしたかったのかよく分からず、慶太に乗り込まれてあっさり引き下がり旅に出るというのは、メイン2人の障壁にしたいけれど2人を大きい危険には晒したくないという、都合の良い脇役扱いをされているように感じました。慶太が素晴らしい攻めでしたし、ヒロムの態度が少しずつ解けていく過程には萌えたので、最終的にこの評価となりました。

0

好きを自覚してからの受が可愛すぎた

あんなにツンツンしていた受が、自分の気持ちを自覚して泣いたりデレデレしたりくっついたりしてくるところがマジで可愛かった。何だこの生き物は。
ちょっと設定に無理ない…?!と思ったりもしたけど、なんとか丸く収まったし?総合的には美味しかったです。
結構エロ度も高めな気がします。
不穏な始まり方だけど最終的にはかなり甘々になるので安心して読んで欲しいなと思います。
これは上下巻でゆっくりやって正解の作品ですね!

0

良かった…!

ゲイ風俗の客とボーイとして出会った二人の、雑誌企画初対面ルームシェア

下巻の感想。


相変わらず、普通にルームシェアしつつ仲良し動画配信と風俗店経由の逢瀬。
慶太はわりと直球だけど、ヒロムは演技に本心が見え隠れ。

オーナーのヨシさんに彼氏だと思われてる慶太面白いな。
ヒロムが借金返し終わってるのはビックリした。そっか、ゾンビかぁ。なるほどな~。ずっと自暴自棄なゾンビだったんだな…。


ルームシェア最後の日の、お断りする慶太かっこ良かったな。かっこつけてるけど。
それで結局誘いに乗るところも好き。やせ我慢で虚勢はらないの良い。


「ヤバい太客」沢木さんは怖かった…
異常だけど理性的ではあって、なげやり無気力ぎみだけど自棄を起こすまではいかない。
このバランスが崩れたらどうなっちゃうのかと…ジリジリジワジワ怖い。
希望を持って屈しなかったヒロムえらい。沢木さんの理想からズレたことで執着が揺らいだのは幸いだった。


最後、ちゃんと家の鍵をかけるようになったヒロム。良かった、自暴自棄のゾンビはもうおしまいだ。


描き下ろし、ちょっと借りてきた猫みたいになってるヒロム可愛かったな。
嘘と演技にまみれてた反動だけど、いずれ安心して我が物顔で闊歩できるようになるでしょう。慶太と一緒なら大丈夫。幸せになれ。

1

読み応えたっぷり

ゲイ風俗ルポのため人気ウリ専ボーイ・ヒロムを指名し一夜限りのセックスを楽しんだ、風俗ルポライターの九谷慶太。
そんな2人が企画で期間限定のルームシェアをすることになり関係が深まっていきます。

上下巻読んでの感想になりますが、読み応えたっぷりー!上下あるので出会いからその後、過去もちゃんと描かれています。
下巻はヒロムについている危ないお客さんの話が後半のメインになるのですが、めちゃくちゃな人だけど先生の描き方かな、嫌いにはなれなかったなぁ。
ヒロムくんのツンデレ、デレの部分がとにかく可愛いです。
2人の年の差、実はそんなにないんだけど九谷さんは大人の男って感じで包容力たっぷり。

2人が結ばれるハッピーエンドなのですが、その後のお付き合い編もぜひ読みたいです。
上下巻、読み応えたっぷりながらも飽きさせない、バーっと読みたくなる作品です。
先生の絵柄はいつみても素敵だー!

3

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