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転生したら竜族の王子に猛愛されてます

tensei shitara ryuuzoku no ouji ni mouai sare te masu

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表題作転生したら竜族の王子に猛愛されてます

アレクシス・カイ・リントヴルム
竜の血を引くリントヴルム王国王太子
ヒナタ・エルマー・エーレルト
子爵家の次男で下っ端王宮事務官,18歳

あらすじ

下っ端王宮事務官のヒナタは、時折誰かを必死に探す夢を何度も見るようになり、辛く哀しい感情に囚われていた。そんなある舞踏会で突然、竜の血を引く王子アレクシスの気まぐれで彼の下で働くことに!? アレクシスの型破りな行動と不器用な優しさに翻弄されつつも惹かれていくが、昔彼に最愛の伴侶がいたことを偶然聞いてしまい……。「我慢が出来ないほどおまえが欲しかった」執着のこもった眼差しに射抜かれて――。
竜族の王子と下っ端事務官の究極の愛。


初版のみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

作品情報

作品名
転生したら竜族の王子に猛愛されてます
著者
今城けい 
イラスト
兼守美行 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
カクテルキス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784866696799
3.5

(26)

(3)

萌々

(13)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
88
評価数
26
平均
3.5 / 5
神率
11.5%

レビュー投稿数10

猛執!

腐友おすすめで初読み今城けい先生。
美麗な兼守先生のイラストも目を引きます。
竜族の血をひくアレクシス殿下が
末端の事務官であるヒナタと少しずつ距離を
近づけていく過程と、側近のヨハンネスの的確な指摘がおもしろかったです。
身分差っていいですよね!
アレクの元伴侶候補であるユリアンとも良い着地点に落ち着きひと安心。
竜は伴侶に対する執着がすごいとのことですが
ここまでくればアッパレ笑!
そしてその囲い込みを受けても「殿下のおそばにいることが私の希望」と言えるヒナタ。
この国は安泰ですね♡

0

ウジウジ悩むだけの主人公

転生、竜族、王子といった属性を盛り、商業BL小説定番の卑屈受けを主人公に据え、下々の者が王子に愛される人気のストーリーに仕上げた作品。設定の良さが活かせていない印象。ウジウジ悩むだけで幸せを与えられる主人公にうんざりした。

ヒナタは王宮の下っ端事務官。誰に何を言われても自分なんかが……と卑屈になり、ただ謝るだけ。王太子に引き上げられても、できるようになったのは、悪事を言いつけることと助けを求めることくらい。

ピンチに陥った際、まず最初に考えるのが自分でどうにかすることでなく、守って助けてと願い始めて驚いた。そもそもずっと自身の身に何が降りかかっても解決しようという気概がなく、一人殻に閉じこもる主人公なんて応援できない。

結果的にくっついたが、王太子が一人で頑張って手籠めにしたみたいな。王太子視点で見れば、ヒナタが人形でも愛玩動物でも変わりなく成立する話だと思う。心の中で何か言ってるだけで行動しないのでは、意思を持っている意味がない。

転生設定は逆効果だった気がする。転生者だからじゃない、お前だから好きなんだ、てことにするための説明が必要で、それに関するあれこれも辻褄合わせが必要になり、長い言い訳を聞かされている気分になってしまった。

卑屈になって、ウジウジ悩んで謝って逃げていたら、最上位の身分を持つ王子に幸せにしてもらえる主人公が見られるお話。合わなかった。

1

静かに育む恋といいますか

タイトルから、異世界転生ものと思ったのですが輪廻転生でした。面白かったです!
全体的にしっとり静かに物語が綴られていると感じました。王太子と主人公、ふたりしか入れない空間での逢瀬など好きなシーンが多いです。
主人公は不思議な夢をみることがあったり、幼少時から強い目標があったりと不思議な子なんですが、それにはちゃんと理由があって。明かされるのは物語の終盤です。
王太子の、主人公に対する無自覚の執着束縛囲い込みっぷりも見事でした。主人公の真実を知ったあと、ちゃんと「主人公の中の彼」ではなく「いまの主人公」を選んでくれたのが胸熱です!
面白かったです!

1

有能脇役のヨハンネスが良かった。

「転生したら竜族の王子に猛愛されてます」というタイトルから、自分が転生したことを自覚しているのかと思いましたが、主人公のハルトは自分が輪廻転生者であることは知りません。
だから攻めのアレクシスには、愛する婚約者を亡くした過去があると知り、その亡き婚約者に劣等感を抱いたり嫉妬したり……。

ハルトは努力家の下っ端事務官で、王子とは無縁の世界のはずがなぜか王子自身に「あやしい」と目をつけられてしまいます。
なにが「あやしい」のか訳がわからないまま王子自身に観察されるハメになり囲い込まれてあわあわする。
そこが面白かったです。
でも「はわわ」と慌ててるところがあり、「はわわ」はねーだろ…とも思ってしまったけど。

「猛愛」とあるけど、王子自身もハルトを「あやしい」やつとして扱っているため、最初はそこに愛情は感じられないけれど、それが次第に変化していていくところも良かった。

後半、愛に暴走しがちなアレクシス王子を唯一諌めることができる有能脇役キャラであるヨハンネスの存在が好き。


1

俺様攻めの甘々変化

ラノベっぽいタイトルですが、異世界転生ではなく〝輪廻転生〟の転生モノでした。
前世と現世が全の別人格で、其々に自我があるのが良かったです!
別人格だからこそ、前世の自分に罪悪感や嫉妬心を覚えてしまったり、求められているのは前世の自分なんだ…と葛藤する様子が切なくて、ドキドキしながら楽しめました◎

また、攻めのアレクシスもヒナタがユリアンの生まれ変わりだと確信できるまでは、冷たい〝俺様攻め〟で嬉しい誤算でした(俺様攻め大好き)
ヒナタに惹かれつつも、ユリアンへの罪悪感からヒナタに冷たい態度を取ってしまう、素直になれない天邪鬼さ……
でも、やっぱりヒナタが気になり、独占欲が湧いてしまって強引に囲っていく俺様感が堪らない……!
「お前は怪しい奴だから見張る」と文句を付けながら、囲っていく様子をニヤニヤ堪能しました♡

また、キッカケは前世のユリアンですが、ちゃんとヒナタ自身に惹かれて愛する様子が分かったのも良ポイント◎

ストーリー、キャラクター共に好みでワクワク楽しめたのですが、文体に慣れるまで少々時間が掛かったので〝萌×2〟評価に……
俺様攻めの執着&猛愛と、強引な俺様に振り回されてオロオロする小動物のような受けがお好きな方に是非!
純粋無垢だったヒタナが、アレクシス色に染められる2人の初夜がとってもエロ可愛かったです♡

1

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