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紙の単行本を持っていましたが 続編も合わせて揃えたくて電子で完全版を購入。
巻頭にカラーイラストが大量に収録されています。
すごいです。きれいです。麗しいです。
立野真琴先生の作品との出会いは花とゆめの、ミッキー&カズヤシリーズで、立野先生の描く男同士の友情、切磋琢磨、仲良しというよりライバル、相棒のような関係が大好きなのですが、今作はそういう意味ではとっても萌える関係です。
男性のバディもののかっこよさは、女性には理解できない感覚があるからこそかっこいいのではないかと思います。
今作のメインの2人、ゴウはバリバリのゲイ、タキはガチガチのヘテロ。
仕事の面ではツーカーで通じ合っていて、時にセクシャルなふざけあい、いじりあいもするような関係です。
憎まれ口をたたき合いながらも、息の合った仕事ぶりを見せるところがかっこいいです。
最高の相棒で、面倒くさい友人で、片想い同士、という面が何パーセントかづつあるような関係です。
相棒のピンチのときに駆け付けて、鮮やかに片付ける、しかも、ピンチにあっていた相棒は、一方的に助けられるのではなく、息の合ったアクションで、敵をやっつけて華麗な成敗、胸がすかっとします。
時折、出てくるキスシーン、キスだけで、その先には進まないのですが、気持ちは進んでいて、その距離がまた絶妙でときめきます。
1話ごとに起きる事件、そしてその事件のゲストキャラクターも、興味深く、魅力的です。それぞれ単なる脇役ではない、その人ごとのドラマがあり、切なくなったり、きゅんとさせられたりします。
上巻はゴウとタキのかっこいい仕事ぶりと、話ごとにちょこっと出てくる色っぽいキスシーンが楽しめます。
タキの昔に関係している訳ありの人物が登場したところで終わります。
単行本で持っていましたが、買い直しました!
今までのカラー絵も収録されていて最高です。
ゲイ×ヘテロで始まりますがお互いに、仕事の相棒として相手を信頼しているので進む展開にハラハラドキドキ。
本編終了後の甘々ライフも収録されていて満足の上下巻セットです。
攻・ゴウ(バリバリのゲイ)
受・タキ(ガチガチのヘテロ)
職業・麻薬の横取り屋
立野真琴さん…いつの間に商業誌でBL描くようになったんでしょうか?
いゃ、歓迎ですよ。
男前のコンビを描かせたら最高ですもの、立野さんは!
麻薬の横取り屋という危険な仕事を楽しんでいる二人。
ゴウは本気でタキを好きなのですが、タキはガチガチのヘテロ。
ちょっとだけ…なんてよろめく期待さえ抱かせないくらい、徹底的にゴウを相手にしてません。
でもこの2人には、恋愛以上の深くて強いつながりがあるんですよね。
ヘテロのタキにしたら、それで十分じゃないかと思うのは当然。
しかしゴウには足りないのです。
誰よりも強い友情も、命を預けるに足る信頼も、どっちも一番は自分であって欲しい。
けれど愛情も一番でいたいわけです。
ジレジレ感がたまりませね~。