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モーニングムーンに奪われて

morning moon ni ubawarete

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表題作モーニングムーンに奪われて

長谷川朔眞
大学教授,みつきの幼馴染,28歳
朝丘みつき
大学1年生,18歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:〜十六夜月にはご褒美を〜8P
  • あとがき

あらすじ

「不毛で醜いこの気持ちを、お前にだけは知られたくなかったー。」大学入学を機に10歳年上の幼馴染・朔眞の家に半ば強引に転がり込んだみつき。成長するにつれ疎遠になるも変わらず朔眞を慕っていたみつきだが、朔眞には「俺に関わるな」と強い拒絶を示される。ある日の夜、酔っ払ってしまい、朔眞に介抱してもらったことがきっかけでみつきは朔眞とキスをする夢を見てしまう。同性に対して初めて抱く気持ちに戸惑うものの嫌悪感はなく、むしろ朔眞との距離にもどかしさを感じるみつきだが朔眞にはみつきに優しくできない"ある理由"があるようで…。

作品情報

作品名
モーニングムーンに奪われて
著者
芽生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866696942
4

(62)

(23)

萌々

(25)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
13
得点
242
評価数
62
平均
4 / 5
神率
37.1%

レビュー投稿数13

【あのときからずっと俺の宝物だった(朔眞)】


エロス度★★

おやおやおやおや。受けに対して抱いてしまった劣情から守るために遠ざける攻めの想いが尊いですね。

朔眞とみつきが紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。

朔眞を慕うみつきの太陽のような明るさが微笑ましく、無邪気であったみつきがとある事がきっかけとなり朔眞を意識するようになっていくのがたまりません。
また、最初はみつきにつれない態度で距離を置いていた朔眞も少しずつ彼の想いが見えてくるのが刺さり、〝たからもの〟であったみつきに抱いてしまった気持ち・離れることで彼を守っていた不器用さなどがグッときました。

0

年の差幼馴染

きれいな表紙で気になって、あとは教授キャラが好きなので読みました。
中身も絵がきれい。かわいい受も、かっこいい攻も良いです!

みつき(受)の一途さ・健気さが積み重なって、風邪をひいたときについ泣いてしまったのがきっかけで、みつきへの気持ちを見せないように冷たくしていた朔真(攻)が少し優しくなりはじめたところがよかったです。
親愛から恋愛になるという気持ちの描き方が丁寧でいいなと思いました。

個人的には、受の性格が女の子っぽく感じるのが得意でないのと、みつきが大学生としては割と幼いかな?というのと、序盤で冷たくする攻も割とベタに感じたところがあり、、好みの問題だと思います。

1

丸ごと愛しちゃう攻めのデッケー愛に包まれる満足度が高い1冊

レビュー主も、オススメした友人も何これ良すぎると頭を抱えた作品。
年の差幼なじみの両片思い、数年越しの拗らせ愛といった感じ。ポーカーフェイスの助教と真っ直ぐでピュアな大学生という組み合わせ。
年の差だけで見ると構えてしまうかもしれませんが、中身はとても優しい物語が詰まっていて中盤泣きかけました。昔馴染みであるが故の葛藤や、幼い頃やもっと距離が近かった無邪気な頃を一緒に過ごしているからこそ踏み出せない一歩、大事にしたくてから回る気持ち...
複雑で悶々としたシーンが続くところもありますが、最後は受けが丸ごと大好きで大切な攻めのデッケー愛に巡り会えます。
秋の夜長に読むと激メロいです。

1

健気な一途受け

 攻めも受けのこと好きだけど、それ以上に攻めが好き好き大好き(恋の自覚なし)な一途受け!
 幼い頃から一緒にいる、28歳×18歳の年上攻めと年下受けの年の差!
 高いところに物を置けなくて背伸びする受けの後ろから物を奪い、軽々と代わりに仕舞うほどの身長差20cm! 尊い。
 年下受けの健気に好意をぶつけるのが可愛い。
 攻めがゲイだと知り、男同士の性行為について調べてるときに、攻めと自分がしてるところを想像して慌てる場面や、手を出されなくて必死に誘惑するシーンが可愛かった。

2

スタンダードな良さ

絵柄がすごく好きです。
魅力的な表情から何気ない立ち姿まで、線の引き方が自然でとっても素敵でした。
現代の2人も子供時代の2人もどちらもいいなあ。
みつきのお兄ちゃんと朔眞の関係性も好き。

年の差がある幼なじみものといえば…が良いバランスで描かれています。
親友の年の離れた弟であり、突然居候として舞い込んできたみつきを迷惑がっている朔眞と、それでも健気に慕うみつき。
BLセンサーが敏感な方ならば、序盤の時点でこれはどう見てもどちらもどでかい気持ちを抱いているに違いないぞと確信するはず。
なので、「分かってはいるけれどその先が見たい」を追いかけて楽しむお話かなと思います。

年の離れた幼なじみのお兄ちゃんとの焦ったくも切ない同居生活の様式美が詰まっているわけなのですが…
前半はみつきの無自覚で健気な一途さを。
そして、後半はなぜかみつきに冷たかった朔眞視点でその答え合わせができるんですね。
いかにみつきのことを大切に想っているのかが伝わりつつ、だからこそ宝物に触れないよう葛藤する朔眞の揺らぎがよかった。
どうにか線引きしようと思いながらも、完全に冷たくはできない矛盾した気持ちがおいしいです。

朔眞に対しては常にオープンなみつきの真っ直ぐさと愛らしさが、朔眞の理性をパリパリと破壊しかけたところで終わってしまったのが少々もったいなく感じこちらの評価になりましたが、他者に乱されることなく2人の関係性にだけ集中して読める1冊だと思います。
独占欲が強めな溺愛過保護攻めの香りがする朔眞と、朔眞大好き!甘え上手なみつきのその後がもっと読みたかったです。
きっととびきり甘いCPになると思うんですよね。

1

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